長い尾を上下にフリフリしながら黒く細い足を高速に動かし二足歩行するスタイリッシュな鳥、セキレイ。
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ハクセキレイ(白鶺鴒)
20170118ハクセキレイSony a6000
ハクセキレイ1月18日の写真
食事
・・・昆虫
住処・・・市街地、海岸、河川、農耕地など
留鳥・・・茨城では。
鳴き方・・・チチン、チチン。その他、繁殖の前や巣立ちの時には美しい鳴き声になります。
全長・・・21cm
繁殖・・・春から夏にかけて。地面のくぼみや建物の隙間に巣を作る。以前ニュースで、車のエンジンルームに下から入り込んで巣をつくったものがいたのを見たことがあります。
地面を歩くとき、黒く細い足を高速回転させ二足歩行をします。立ち止まるとき、尾を上下に振ります。飛び立つときチチン、チチン、チチンと鳴きます。さえずりは綺麗です。道路の水たまりなどで水浴びしているのをよく見ます。
20160207白鶺鴒頭Sony a6000
2月7日の写真。ハクセキレイ頭頂部。地面の虫を探しています。
20160207白鶺鴒横Sony a6000
2月7日の写真。ハクセキレイ横向き。
ハクセキレイは、夏羽と冬羽があり、夏羽は頭から背中にかけて黒色になり、腹は白い色です。冬は頭から背中の色が灰色になります。雌は雄より淡い色になるそうです。しかし、私には見分けがつきません。この写真はたぶん雄だと思います。
ハクセキレイ20170118
こちらはたぶん雌だと思います。1月18日撮影

似ているセグロセキレイ
20160301セグロセキレイphoto by Yasunosukey(Sony a6000)
これはセグロセキレイです。3月16日撮影
ハクセキレイの夏羽は、セグロセキレイ(背黒鶺鴒)と混同してしまいますが、見分ける方法は、顔です。
ハクセキレイは、顔が白く黒い過眼線があります。セグロセキレイは、額に白い模様があり、顔から首にかけて黒いです。冬でも羽の色は変わりません。
20160301セグロセキレイ飛翔図photo by Yasunosukey(Sony a6000)
セグロセキレイの飛翔。姿3月16日撮影
セグロセキレイは、水場で見かけます。川の中流の岩の上や、ダムの周りに数羽ずついます。

ハクセキレイとセグロセキレイの性格の違い
ハクセキレイは、人をあまり恐れません。コンビニの駐車場などにもいて、車が絶えず出入りしているのを巧みにかわし、虫を捕っています。あまり近づきさえしなければ面白い写真が撮れます。
セグロセキレイは、警戒心が強く、人の生活圏に近づくことはしませんし、写真を撮ろうとしても、あまり近づくことはできません。
ハクセキレイの順応性の良さは、生活圏を広げつつあると言われています。

ハクセキレイの好む場所
ハクセキレイは、芝地、丈の短い草地や駐車場など、周りが良く見える開けた場所を好みます。
私の庭は、まだ植物が育つ前、芝の見晴らしのよい庭でした。その頃は庭の芝の上をハクセキレイはたびたび訪れていましたが、植物が育ち、芝面が狭くなるにつれ、駐車場どまりになってしまいました。
ご近所の広い芝の庭や砂利を敷いた駐車場にはよく姿を見せます。

全ての野鳥を庭にご招待するのは難しいですね。



次はジョウビタキ(尉鶲)について書きます。

私の使っているカメラ



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