2月22日、息子の友達が庭木の剪定をしてくれるというので、新しいノコギリを用意して待ちました。
20190222木を切る前sony a6000 photo by Yasunosukey
2019年2月22日、剪定前の庭
道路側のバラは、私が手入れできなくなったので抜くことにしました。コニファーの近くのバラも17年以上の古株で、テッポウムシに食べられたりコニファーに根の伸びる場所を取られてしまい元気が無いので、抜くことにしました。

用意した道具
のこぎりsony a6000 photo byYasunosukey
▲上が今まで使っていた刃渡り24cmのノコギリ、下が今回買った刃渡り37.5cmのノコギリ、鞘付きです。



大きさの違いsony a6000 photo byYasunosukey
▲比べてみるとこんなに違います。
歯の形sony a6000 photo byYasunosukey
▲両手で持つことが出来るので、力が入りやすいです。腰につけるベルトも付いています。

その他には剪定バサミ、ハサミ、ペンチ、ゴミ袋、枝を縛る縄などを用意しました。

庭作業開始
まずバラを抜きます。
バラピエールsony a6000
コニファーの間で根がまっすぐのびることが出来なかったツルバラ。カミキリムシに何度も食べられましたが、深く植えてあったので、生き残っていました。他にも、テッポウムシの被害に遭ったり、肥料が入れられずくたびれて老化してしまったバラを6本抜きました。
バラを抜いた後は、道路側にぐるりとめぐらしたバラの支柱を外してもらいました。

いよいよ木の伐採&剪定
ノコギリの凄い所は、切れ味が抜群に良いのと、切り口がとてもきれいであるということです。
鋸の威力2sony a6000
直径16cmの幹
鋸の威力sony a6000
切り落とした枝を短くカット。太さ5cm
切り口の美しさsony a6000
コニファーの幹直径13cm
綺麗な切り口sony a6000
柿の枝。
のこぎりの刃は、アサリ無し鏡面研磨仕上げで、鉋を掛けたように切り口が綺麗で、皮巻きを早め腐りを防止する・・・となっていて、本当に切り口が綺麗です。

ノコギリは、3~4cmの枝くらいまでなら、刃渡り24cmのノコギリでも問題なく切ることが出来ますが、それより太いものは刃の長いしっかりとしたノコギリを用意して作業すると断然はかどります。
20190222庭木剪定東側
庭を東側から見た様子
作業は休憩をはさみながら約3時間ほどでしたが、だいぶ理想としていた庭の形が見えてきました。
切った直後sony a6000
西側から南東を見た時の写真です。
3時過ぎ、今日の木を切る作業はここで終わりです。後は、ゴミに出せるように枝をまとめる作業をします。
剪定の翌日2sony a6000 photo byYasunosukey
2月23日、剪定の翌日。細かい枝や太い幹がまだ残っています。これは後日片づけます。

木を切って驚いた事
コニファーの葉がところどころ枯れていたのは、暑さのせいだとばかり思っていました。
しかし、実際コニファーを切ってみると、芯が虫に食われて傷みだしていました。
芯が腐った木sony a6000
虫に食害され、芯が腐り始めたコニファーの切り株。
芯が虫の住処sony a6000
他にも、葉が枯れていたコニファーは、虫の食べかすがありました。
芯の枯れたコニファーsony a6000
切る前のコニファー。不自然に葉が枯れています。

改めて、残ったコニファーを点検すると

頭でっかちのコニファーsony a6000
外見は問題なさそうですが、
DSC04568sony a6000
幹は所々白いカビみたいなものがあります。
更に地際を見てみると
根元を点検sony a6000
右側が変色しています。

コウモリガという虫が木の幹を食い荒らし倒してしまう・・というのを虫の図鑑で読んだことがあります。生木を主食とし住処にする虫は他にもたくさんいます。35年物の栂の木が、ある年突然葉が黄色くなり枯れてしまいました。その木を抜くと・・
根が腐った栂の木sony a6000
根も、幹も虫に食べられそこから腐り始めています。幹もボロボロになっていました。大切な木だったので、花瓶置きを作りたいと思っていましたが、これでは出来ません。表面上は問題なさそうな木でも、葉が一部枯れこむとか、枝が枯れる、新芽が元気ないなどの変化があったら、早く対処しなければ枯れてしまうことを痛感しています。

一人でできないことは誰かに頼もう
今回は高くなり過ぎた木を切ってもらうのが一番の目的でしたが、木を切ってみて、状態が分かったことは大きな収穫でした。残りの木も早い段階で伐採する必要があります。

最も嬉しかったことは、息子の友達の存在です。息子と二人で、南西角のコニファーを、刃渡り24cmのノコギリでせっせと切った時は、2本切るのに1時間を要しました。なかなか切れず、ノミも出しての作業でへとへとでした。早く伸びすぎたコニファーを切らなければ・・と思って焦っていましたが、新しいノコギリと息子の友達の助けであっと言う間に作業が進みました。コニファーを切るのは何年がかりだろう・・・などとため息混じりに考えていたのが、今回の作業で希望の光が見えたというか、新しい花壇づくりをというワクワクした気持ちに変わったことです。

一人ではうまくいかないことも、助けがあれば自分では想像もしていないい状態になり、それによって希望も持てるようになりました。久しぶりにワクワクして庭づくりに思いを馳せながら「タキイ種苗」の通販雑誌を眺めました。

ちなみに、息子の友達は庭師ではなくプロのカメラマンです。また声をかけてくれれば来てくれるそうで、ありがたいです。

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