バラに囲まれて友達と庭でまったりとお茶を楽しむことが夢でしたが、体温調節が上手くいかないので、庭でのお茶は諦めました。
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ガラスの器に生けた花。
バラ・・・チャールズレニーマッキントッシュ、ピエールドゥロンサール、パットオースチン、テスオブザダーバービルズ。
その他・・・紫陽花「墨田の花火」、昼咲き月見草
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HT・ラスティングピース、花持ちの良いバラです。ごま油のビンに生けています。

その代り、庭に咲いた花をカットして生け花を楽しんでいます。庭に出られないのですから庭で咲いていても私は見ることが出来ないので、切り花で楽しむことにしました。
切り花にした花は長く楽しみたいが、すぐにくったりしてしまってはもったいないし、まめに世話をするのも億劫なときもしばしば。お店には、お水をきれいに保つ商品なども売られているようですが、お買い物にもなかなか出かけられない今日この頃です。そこで、自分なりに生け花を楽しむ方法を考えました。

テクニックという程のものではありませんが、まめに花瓶の水を変えたり、水切りが出来ない「ズボラー」が、花を生けて長く楽しむ、題して・・・

「ズボラーのアレンジメント長持ち術」

水切り
水切り
ためた水の中で茎を切ります。こうすると切り口が乾かず、水を吸い上げる組織が壊れにくくなり、水の吸い上げが阻害されにくくなります。
生け花をするときにとても便利なはさみです。刃が弧を描く形の剪定ばさみは、太い枝を切る時に便利ですが、細い花の茎はこのはさみが最適です。

バケツの水に全体をつける
バラはすぐに水を吸い上げる機能がなくなるので水切りを行います。それでも水あげの悪いものは花首が垂れてしまいます。花首が垂れてきたらバケツに水をため、水切りをし花首までつけます。半日もしたらピントなります。他の花でもうまくいくものもあります。

枝は短い方が水揚げは良い
家で育てているバラのほとんどは枝の短いものばかりです。それで枝を10センチ程度に切り、水に浮かべるようにしています。すると結構長持ちします。
紫陽花とバラのアレンジ20180523
大きなガラスの器。実は、冷やしそうめんの入れ物。花瓶より安い。紫陽花もまた水上げの悪い花ですが、枝を短くカットして半分水に浸けるようにして生けると長持ちします。

水はたっぷりと
2018628胡蝶蘭水差し
胡蝶蘭は、ペットボトルに生けています。水はペットボトルの肩以上まで入れておくと、水の入れ替えは2週間ごとくらいでもへいきです。水温が上がりにくいので水が腐りにくいうえに、高さがあるので、胡蝶蘭の花にはぴったりの花器といえます。

しおれた花が元通りになる簡単方法
ランは茎の太いものが長持ちします。上の写真で約1ヶ月。結局2カ月余りペットボトルで咲いていました。2カ月は気温が低いとかいろいろ条件が揃ったからだと思いますが、茎が細いものは特に、まだ見られるのにしおれてしまうことがあります。その時は、一個ずつ切り離して、水をためた卵のパックに乗せておくと翌日はピントなり、それから半月ほど見ることが出来ます。
卵のパックで
ぐったりしたので花をひとつづつ切り離して飾りました。ポイントは、花びらを広げておくことです。
胡蝶蘭3
水に浸けた後、ビンに活けても大丈夫です。

花持ちの良いものを選んで
バラの中でも現代バラは花持ちの良いものが多いと思います。イングリッシュローズなどは花がすぐに散ってしまいます。しかし、花が次から次に沢山咲くものは、どんどん切って飾れるので、そういう使い方するのもいいと思います。
雑草と呼ばれるものには、綺麗な緑の物がたくさんあります。アレンジにいい添え物となります。

庭の隅々見ながら面白そうなものを見つけてはアレンジして楽しんでいます。

季節の花
アレンジ写真のごく一部ですがご紹介します。
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黄・グラハムトーマス、オレンジ・アブラハムダービー、ピンク・アレキサンドラ・オブ・ザ・ケント
ジャムのビンに生けました。

6月5日バラのアレンジ
植木鉢も花瓶代わり。中にはペットボトルが入っています。
バラ・・・ピエールドゥロンサール、メアリーローズ、ワイフオブバース、コテージローズ、スイートマザー、コンスタンススプライ
その他・・・ビオラ、昼咲き月見草、ムシトリナデシコ

5月22日切り花
テスオブザダーバービルズはイングリッシュローズの中でも花持ちのいい方です。個性的な色合いですが、庭の草花にもよく合います。緑の葉はカタバミです。このカタバミは立性で、20cmくらいに伸びたのをアレンジに使います。
バラ・・・テスオブザダーバービルズ、メアリーローズ、スノーバード
その他・・・ノースポール、カタバミ、ムシトリナデシコ、ビオラ

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庭に咲いたいろんな花を組み合わせて・・・
バラ・・・ピエールドゥロンサール、チャールズレニーマッキントッシュ、グラハムトーマス、ワイフオブバース、スイートマザー、カクテル、ラベンダードリーム
その他・・・千鳥草、名前の分からない白い花

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草花や、雑草と呼ばれるものも葉の色や形などアレンジに使うと意外と面白いです。なんて言って庭中足の踏み場の無いくらい草が生えています。
花は、ハハコグサ、ムシトリナデシコ、シロタエギク、ノースポール、ビオラ、ミヤコワスレ、茗荷の葉

白のノースポールは5月になるとドーム状に大きく広がります。半分くらいに剪定すると6月も綺麗な形で花を見ることが出来ます。切り花を楽しみながら剪定をしていくといいと思います。

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6月は一番花の多い時期です。あちこちにたくさん花を生けて楽しんでいます。ムシトリナデシコや千鳥草は、青虫が付きます。アレンジにする時は葉をすべて取ってしまうか、葉裏も良く点検し、水で流してから使うと良いと思います。

ユスラウメの実
ユスラウメは赤い実をたくさんつけます。でも、鳥たちはあまり食べません。酸っぱくておいしくないのだと思います。

ツツジ
ツツジは咲き出したばかりの物は5日くらい持つので、ツツジが咲くとこのように小さい入れ物に活けています。花瓶は箸立て680円也。内側までつるつるになっていて、洗った時花瓶よりきれいに汚れが落ちます。
ツツジの他に斑入りのアイビーとノースポール

20180610月見草とドクダミ
ドクダミの花も意外とアレンジに向いています。白い楚々とした花は好きですが、油断すると庭中はびこります。どくだみの臭いはそのうち慣れます。
花・・・ドクダミ、昼咲き月見草、ムシトリナデシコ、ガウラ、ミヤコワスレ

20170531雨の前の日
雨の前の日、バケツにそのまま活けて玄関に置きました。バラ・ピエールドゥロンサール

20140609大雨の前
家の中もこんな感じで大賑わい。二階までバラの香りがしました。写真の右奥の白い花はピエールドゥロンサールです。庭の枝に突然の変異、真っ白な花が咲きました。後で、ピエールドゥロンサールの白花が発売されましたが、挿し木をする体力がなかったため、今は木はありません。残念です。
真っ赤なバラはミニバラのコーヒーオベーション。とても花持ちの良いバラです。

8月26日台風前のバラ
8月、台風の前は、咲いた花をすべて切り取ってありとあらゆる水の入るものを用意して飾ります。カクテルはとても良い香りがします。いろんな花があって、ずっと見ていても飽きません。
花瓶は梅干を漬けるカメ、ふたが割れたので、花生けに直行。

ユリは、残念ながら長持ちテクニックはありません。庭に咲いている方が長く見ることが出来るので、あまり切りません。台風の前だけ花を切っています。夏なので室温も高く、花は3日間くらいしか持ちませんが、蕾を最後まで咲かせるように、水を取り替え茎を水きりしています。

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意外ですが、ゼラニウムの大型品種は花持ちの良いものが多いです。長く伸びた茎を切ってアレンジに使います。また、花が散りやすい小型の品種は花茎だけ切って、ちょっとだけ小瓶に差して楽しんでいます。
バラ・・・クイーンオブスエーデン。その他・・・木立ベゴニア、ゼラニウム、シソの実

ベゴニアは葉も独特で花が無い時もアレンジにとてもいいです。水上げが良く、その内根が伸びだすことがあります。

20180627桔梗
桔梗は、まっすぐに伸びた枝の頂上にできた蕾から咲きます。そのままに咲かせるより、切り花として途中から切ると、切った下から分枝し、さらにたくさんの花を咲かせます。また更に切ると、その下が分枝してたくさん花を楽しむことが出来ます。秋の七草ですが、これは6月の花です。切り花を繰り返すと秋まで花を見ることが出来ます。切り花としては、夏なのであまり花持ちはよくありません。
花瓶は100円ショップで買いました。

ラベンダーの青と
夏は生け花は長持ちしませんが、姫ヒマワリは切り花でも長持ちします。暑い夏次々と咲いてくれて、切り花にもできるって嬉しいですね。
バラ・・・クイーンオブスエーデン、アブラハムダービー、アレキサンドラオブザケント、ワイフオブバース。
その他・・・ラベンダー、姫ヒマワリ

20131110シシトウの実と
11月になると、庭の畑では、野菜の収穫終わりです。この年はシシトウを育てていたので一緒に飾りましたが、シシトウが影になってよく見えません。
バラ・・・メアリーローズ、チャールズレニーマッキントッシュ、粉粧楼、スカーレットオベーション
その他・・・菊、シシトウ
20161205冬の花
少ないですが、バラの実が少しできます。赤い実は小鳥が食べるらしいですが、私もアレンジにちょっと使います。
バラ・・・アフラハムダービー、パットオースチン、チャールズレニーマッキントッシュ。
バラの実・・・ノイバラ、コンスタンススプライ

コニファーの緑も綺麗です。使う時は切り口の油を軽くすすいでから使うと水の汚れが軽減されます。

花は太陽のある時だけ開き、午前中でしぼんでしまう朝顔の様なものから、ランのように2カ月あまり咲いているものもあります。
私はなるべく花持ちの良いものを選んで植えるようにしています。一種類より数種類組み合わせた方が変化に富んでいてお互いを引き立てあうように思います。雑草と呼ばれるものも花持ちの良さや、毒はないかなど色々と観察してから、アレンジに楽しんでいます。

イングリッシュローズについては、「初夏の庭に美しくたおやかに咲くイングリッシュローズ写真集」の中で特徴などを書いています。庭づくりの参考にしてください。

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