ネコジャラシと言えば、あのモジャモジャの穂を猫が遊ぶのを想像しますが、それだけではありません、このイネ科の植物は、猫たちの大事な胃薬でもあります。我が家の愛猫ソラは、ネコジャラシの他にメヒシバ、スズメノカタビラなども胃薬にしてます。その植物は、一年のサイクルをかたくなに守るチョー真面目な植物でした。では、この植物について書きます。
エノコロクサsony a6000 photo by Yasunosukey
ネコジャラシ(エノココログサ)

エノコログサ(ネコジャラシ)
ネコジャラシはエノコログサと言い、「犬ころ草」がなまったと言われています。花穂が犬の尻尾に似ているからだそうです。これも新芽のうちは喜んで食べます。そのうち葉が硬くなるので、自然とメヒシバだけになります。
ネコジャラシCyber-shot WX70 photo by Yasunosukey
エノコログサ、草丈80cmくらいになるイネ科の一年草です。

メヒシバ
メヒシバもイネ科の植物です。暑い夏、節が土に着いただけで根を張りどこまでも成長を続けます。このメヒシバは、我が家のソラの胃薬でもあります。草丈60cmくらいの一年草です。
メヒシバCyber-shot WX70
8月のメヒシバ

スズメノカタビラ
スズメノカタビラもイネ科の植物で、1年~2年草です。草丈は、ほぼ10センチ前後ですが、30センチくらいに育つ場合もあります。
スズメノカタビラsony a6000
スズメノカタビラは、冬、ロゼット状に地に広がります。暖かくなると茎が起き上がります。

我が家のソラは、胃薬としてメヒシバを好んで食べます。冬は枯れてしまいますので、代用品のスズメノカタビラをあげますが、あまり好きではありません。
草を食べるソラsony a6000 photo by Yasunosukey
草を食べるソラ。
草を食べるソラ2sony a6000 photo by Yasunosukey
ウミャイ!!

メヒシバの冬栽培に挑戦
冬もソラに健康でいてもらいたいと、ソラの好きなメヒシバを家の中で育てることにしました。丁寧に根を掘り出し、赤玉土6と腐葉土4の高級な土に植え、家の中で大切にそだてました。
温度さえあれば枯れずに、節々から新しい芽を出して青々といているこの草、この丈夫な草は、間違いなくこんもりと茂り、冬の間、猫の胃薬の役目をはたしてくれるでしょう。
メヒシバの花穂sony a6000
メヒシバの花穂。種が出来ると葉が固くなります。花穂が出たらその先には伸びず、節々から芽を出します。秋にその小さい芽の付いた株を掘り、家の中の日当りのいい特等席に置き、新しい芽が育つのを毎日見ていましたが、いつまでたっても芽は育つことなく枯れてしまいました。種もちょっと撒いておいたんだけどなぁ・・ 土が高級過ぎて恐れ入ったのか・・・ムムム、わかりません。2月に庭に捨てました。
初夏になり、暖かくなると、庭のあちこちからメヒシバの新芽が顔を出しました。
五月の新芽Cyber-shot WX70
5月中旬、分かりにくいかもしれませんが、小さな青い芽がメヒシバです。あんなに大事にしたのに、水遣りも忘れずにしたのに、鉢の中のメヒシバは枯れてしまいました。そして、春が来た、ただそれだけで庭のメヒシバは芽を出したのです。
ちなみにですが、春に出た芽をヒルサキツキミソウの鉢に移してみると、ワシャワシャ広がりました。月見草が可哀想になったので、8月、メヒシバは抜きました。
7月6日メヒシバ勢力拡大
7月6日月見草の鉢のメヒシバ、勢力を拡大しつつ・・

植物の一年のサイクルを知る
植物は、冬の寒さにあわないと花を咲かせないと、以前、植物に関する本に書かれていたのを覚えています。蔓バラは、冬寒くならないと咲かないので、南国では四季咲きのバラしか咲かせられないとか、朝顔は寒さにあわないと芽を出さない等々です。きっと、メヒシバも、寒さにあう必要があったのかもしれません。そして暖かい春が来ないと、新しく出た芽が寒さでやられてしまうことを知っているのかもしれないと思いました。
無秩序に伸びまくっている雑草のように見えますが、実は、自然のサイクルに従って、発芽成長し実を結んでいるんだと思いました。植物ってすごい!!

さて、次は、この植物の不思議な力をちょっとだけ園芸に取り入れたお話です。秋植えのチューリップを少し長く楽しみたいと思って、花の咲く時期をずらして咲かせてみましたみました。そんなお話です、お楽しみに。

「秋植に植えるチューリップを開花を調節して花を長く楽しむ」で植物の持つ特性をいかしてチューリップの栽培を書きました。どうぞご覧ください。

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