まだいました、庭に来る野鳥、ツバメ。渡りの季節になって思い出しました。
毎年夏になると、家の周りの道路を滑翔しながら虫を捕らえるツバメ、8月は、巣だった雛たちを引き連れ家の前の電線で休みながら、飛び方や虫取りのお稽古をしています。
*この記事は広告リンクを含みます。
ツバメ(燕)
photo by Yasunosukey(sony a6000)
ツバメ、庭から見上げて撮りました。
Cyber-shot WX70
ツバメを正面から見る。ベランダから。
食事・・・昆虫。飛びながら採取、捕食します。
住処・・・市街地周辺、農耕地、河原など。
全長・・・17cm
夏鳥・・・茨城では夏に渡って来て秋には南へ渡ります。
繁殖・・・人家の軒下、建物の雨の当たらない場所に泥と枯草を混ぜて巣をつくります。番(つがい)は年2回繁殖し、関係は1年で解消すると言われています。
体の特徴・・・燕尾服の名前の由来でもあるツバメの黒いスーツとV字に切れ込んだ尾が特徴です。眉間とあごは赤く、顎の下、胸との境に、黒い帯、腹と羽の雨覆の下は白い色をしています。燕尾を広げると白い斑点が見えます。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
燕尾の白い斑点模様がくっきり。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
背面からも尾羽の白班ははくっきり見えます。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
ツバメと言えばV字に切れ込んだ尾羽が特徴です。しなやかな体で空中で自在に飛び虫を捕まえます。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
画が小さくても顎の赤い色と腹の白で、他のツバメと見分けることが出来ます。
巣作りの特徴
巣は、人家の軒下や人通りの多いところに作ります。これは、天敵のカラスやトビから雛を守るためと言われています。
sony a6000
全面が開けたコンビニエンスストアの防犯カメラに巣をつくるツバメ。
Cyber-shot wx70
8月、親鳥が餌を運んでくるのを待つ雛鳥たち。もう体はすっかり親鳥と同じに見えます。ベランダ前の電線にて。
ジュリジュリジュリリリリ・・と言う鳴き声で会話をしているように見えます。これも毎年恒例となった風景です。
ツバメの鳴き声は、「土食って虫食ってしぶーい」と聞きなされるそうですが、皆様にはどのように聞こえるでしょうか。
コシアカツバメ(腰赤燕)
近くの川では、コシアカツバメとツバメが同じ場所で採食しているのが見られます。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
食事・・・昆虫。飛びながら採食。
住処・・・海岸近くの人家、農耕地など
全長・・・19cm
夏鳥・・・私の住む茨城では夏に見ます。冬は南に渡るようです。
繁殖・・・泥と枯草で、人家の軒下や橋げたに巣をつくる。茨城では、単体で見ます。
体の特徴・・・目の後ろと腰の部分が赤茶色で、顎から腹にかけて赤茶を薄くした白っぽい色に黒の縦班が全体にあります。燕尾が他のツバメより長く、滑翔距離が、他のツバメより長いのが特徴です。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
コシアカツバメの前面。
コシアカツバメとツバメを見分けるには
高速で飛ぶツバメの姿を正確にとらえるのは難しいものです。最初は同じツバメと思っていましたが、写真をよく見ると、模様が違います。それで、家にある図鑑を見比べて、いろんな種類のツバメがいることを知り、ワクワクしました。
▼私は「くらべてわかる野鳥図鑑」を参考にしました。

この二つのツバメを見分けるには、ツバメは顎が赤いこと、腹が白い、燕尾に白い模様がある事。また、コシアカツバメは、目の後ろと腰が赤茶色になっていること、お腹に黒縦班があることで見分けられます。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
コシアカツバメ、腰の部分は赤茶色です。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
コシアカツバメ、他のツバメより燕尾の長いのが特徴。燕尾を広げたとき、白い模様はありません。目の後ろ側に赤茶の模様がはっきりと分かります。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
急ブレーキをかけて獲物を捕らえます。
6月7日、何度も川の上を飛び、虫を捕らえていました。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
空中での急旋回もお手のもの。燕尾が長いのが分かります。
photo by Yasunosukey(sony a6000)
コシアカツバメ、虫を捕らえる。どのツバメよりもコシアカツバメは滑翔が長いと言われますが、どのツバメも飛姿や飛びながら獲物を正確に捕らえる様子が鮮やかで、見ていて飽きません。
▼野鳥を調べる時にはこの本を参考にしています。

ツバメの天国
私の家は、ツバメやスズメが巣をつくることのできない構造になっています。最近では、汚れの付きにくいペンキを塗ったために、毎年巣をつくりたがってやってくるツバメが、壁に泥が付かなくて諦めて他所へ行きます。巣をつくらせてあげたいんだけどなぁ…
しかし、茨城は、特に私の住むところは、ちょっと車を走らせるとすぐに開けた田園風景を望むことが出来ます。幹線道路沿いのコンビニエンスストアはドライブを楽しむ人々の大切な中継地でもあり、とても賑わっています。そしてそのコンビニエンスストアはツバメにとっても大切な子育ての場所でもあります。餌の豊富な田園風景を前面に持つ見晴らしのいい場所には決まってツバメの巣がかけられ、2~3の番(つがい)が子育てをしているところもあります。田の稲が青々と育つ6月の頃に、ドライブがてら白鷺やツバメの子育てを見に行きたいものです。
ちなみに、内陸の方ではコシアカツバメを、まだ見たことはありません。
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毎年夏になると、家の周りの道路を滑翔しながら虫を捕らえるツバメ、8月は、巣だった雛たちを引き連れ家の前の電線で休みながら、飛び方や虫取りのお稽古をしています。
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ツバメ(燕)

ツバメ、庭から見上げて撮りました。

ツバメを正面から見る。ベランダから。
食事・・・昆虫。飛びながら採取、捕食します。
住処・・・市街地周辺、農耕地、河原など。
全長・・・17cm
夏鳥・・・茨城では夏に渡って来て秋には南へ渡ります。
繁殖・・・人家の軒下、建物の雨の当たらない場所に泥と枯草を混ぜて巣をつくります。番(つがい)は年2回繁殖し、関係は1年で解消すると言われています。
体の特徴・・・燕尾服の名前の由来でもあるツバメの黒いスーツとV字に切れ込んだ尾が特徴です。眉間とあごは赤く、顎の下、胸との境に、黒い帯、腹と羽の雨覆の下は白い色をしています。燕尾を広げると白い斑点が見えます。

燕尾の白い斑点模様がくっきり。

背面からも尾羽の白班ははくっきり見えます。

ツバメと言えばV字に切れ込んだ尾羽が特徴です。しなやかな体で空中で自在に飛び虫を捕まえます。

画が小さくても顎の赤い色と腹の白で、他のツバメと見分けることが出来ます。
巣作りの特徴
巣は、人家の軒下や人通りの多いところに作ります。これは、天敵のカラスやトビから雛を守るためと言われています。

全面が開けたコンビニエンスストアの防犯カメラに巣をつくるツバメ。

8月、親鳥が餌を運んでくるのを待つ雛鳥たち。もう体はすっかり親鳥と同じに見えます。ベランダ前の電線にて。
ジュリジュリジュリリリリ・・と言う鳴き声で会話をしているように見えます。これも毎年恒例となった風景です。
ツバメの鳴き声は、「土食って虫食ってしぶーい」と聞きなされるそうですが、皆様にはどのように聞こえるでしょうか。
コシアカツバメ(腰赤燕)
近くの川では、コシアカツバメとツバメが同じ場所で採食しているのが見られます。

食事・・・昆虫。飛びながら採食。
住処・・・海岸近くの人家、農耕地など
全長・・・19cm
夏鳥・・・私の住む茨城では夏に見ます。冬は南に渡るようです。
繁殖・・・泥と枯草で、人家の軒下や橋げたに巣をつくる。茨城では、単体で見ます。
体の特徴・・・目の後ろと腰の部分が赤茶色で、顎から腹にかけて赤茶を薄くした白っぽい色に黒の縦班が全体にあります。燕尾が他のツバメより長く、滑翔距離が、他のツバメより長いのが特徴です。

コシアカツバメの前面。
コシアカツバメとツバメを見分けるには
高速で飛ぶツバメの姿を正確にとらえるのは難しいものです。最初は同じツバメと思っていましたが、写真をよく見ると、模様が違います。それで、家にある図鑑を見比べて、いろんな種類のツバメがいることを知り、ワクワクしました。
▼私は「くらべてわかる野鳥図鑑」を参考にしました。
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この二つのツバメを見分けるには、ツバメは顎が赤いこと、腹が白い、燕尾に白い模様がある事。また、コシアカツバメは、目の後ろと腰が赤茶色になっていること、お腹に黒縦班があることで見分けられます。

コシアカツバメ、腰の部分は赤茶色です。

コシアカツバメ、他のツバメより燕尾の長いのが特徴。燕尾を広げたとき、白い模様はありません。目の後ろ側に赤茶の模様がはっきりと分かります。

急ブレーキをかけて獲物を捕らえます。
6月7日、何度も川の上を飛び、虫を捕らえていました。

空中での急旋回もお手のもの。燕尾が長いのが分かります。

コシアカツバメ、虫を捕らえる。どのツバメよりもコシアカツバメは滑翔が長いと言われますが、どのツバメも飛姿や飛びながら獲物を正確に捕らえる様子が鮮やかで、見ていて飽きません。
▼野鳥を調べる時にはこの本を参考にしています。
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ツバメの天国
私の家は、ツバメやスズメが巣をつくることのできない構造になっています。最近では、汚れの付きにくいペンキを塗ったために、毎年巣をつくりたがってやってくるツバメが、壁に泥が付かなくて諦めて他所へ行きます。巣をつくらせてあげたいんだけどなぁ…
しかし、茨城は、特に私の住むところは、ちょっと車を走らせるとすぐに開けた田園風景を望むことが出来ます。幹線道路沿いのコンビニエンスストアはドライブを楽しむ人々の大切な中継地でもあり、とても賑わっています。そしてそのコンビニエンスストアはツバメにとっても大切な子育ての場所でもあります。餌の豊富な田園風景を前面に持つ見晴らしのいい場所には決まってツバメの巣がかけられ、2~3の番(つがい)が子育てをしているところもあります。田の稲が青々と育つ6月の頃に、ドライブがてら白鷺やツバメの子育てを見に行きたいものです。
ちなみに、内陸の方ではコシアカツバメを、まだ見たことはありません。
私の使っているカメラ