英語を始めるきっかけは1通の手紙
私が文通を始めたのは、10年前郵便受けに入っていたエアメール。私にではありませんでしたが、それが英語を話せるようになりたいと思ったきっかけです。郵便受けに日本語の全く書かれていない封書を見つけたときにはとてもワクワクしました。
すぐに国際ペンフレンド協会に申し込みをし、一人の住所と名前をもらいました。
2006年版の本やさしい英文レターの書き方Cyber-shot WX70
国際ペンフレンド協会は、林 俊一著の「やさしい英文レターの書き方」2006年9月15日発行の本に載っています。インターネットでも調べることが出来ます。
今でも、料金など参考にしていますが、最近国内の郵便料金が変わったこともあり、郵便料金など、確認が必要かと思われます。

文通始めます!!
その頃の私の英語力は英検4級程度。ふつう絶対に文通しようなどと考えないレベルです。
私はかなり慎重派。石橋をたたいて、更に叩いて、もっと叩いて壊して渡れなくなるタイプの人間です。しかし、どうしてだか何とかなると思いました。住所と名前をもらいすぐに手紙を書きましたが、返事がありませんでした。振られたのです。けっこうショックでした。英語、通じなかったよね、と思いました。一念発起し、中学英語の問題集を2冊買って、繰り返しやりました。たぶん47年間生きてきた中で、こんなに勉強したのは初めかもしれません。

中学英語制覇~!!(問題集たった二冊と英検3級問題集を解いただけで)と喜んでいたころ、フランスから手紙が来ました。残念ながら自分で理解できず、次男に翻訳してもらいました。まだまだか~・・

英語・伸び悩む
今度はNHKラジオ英会話講座を聴きました。しかし、体調不良は何かを続けることが困難です。体調が悪いと5分と集中できません。無理に続けると寝込むことにもなりかねません。今晩の夕飯作りを取るか、英語の勉強をするか、答えは夕飯です。仕方ありません、食べなければ力湧かないし、みんなひもじい思いしますから。
それから、次男が勉強に使った問題集や方法など色々を教えてくれるのだけど、私と次男とでは頭の作りが違うようで、どうしても息子のように覚えられません。恐ろしいほどの語彙不足は、手紙を書くときに容赦がありません。ペンフレンドへの手紙は、日本語の下書きをし、英語にするのに3日かかり、それから次男に添削を頼んで・・・ ほんとにヘトヘトです。

気持ち悪い英語
私の英語は、ほぼ辞書から拾った文字をつなぎ合わせて文にしています。だから小難しい単語に陳腐な文章が続きます。非常に読みにくく、難解且つ意味不明と、次男に言われます。
それで、不自然な英語を解消するために、英語で書かれた童話なども読みました。インターネットで、無料でできる「Lang-8」も始めました。投稿した英文を添削してくれるシステムです。毎日続けられない体のことを考えると、体調の良い時に単発でできるので良いと思いました。手紙に書きたいことを「lang-8」に投稿して添削してもらうこともあります。しかし、緑内障の発症で、頭痛や目の痛みがひどかったので、しばらく遠ざかっています。人生いろいろです。

日本語だって難しい
昔、18歳で田舎から都会に出てきて間もない頃、共通語がうまく話せなくて苦労しました。日本語が思いつかなくて話せなかったり、意味が違っていたり、トンチンカンなことをしゃべって相手を怒らせることもしばしば。時には、そのまま連絡が取れなくなってしまうこともありました。小説など本はたくさん読んでいましたから大丈夫と思っていましたが、18歳まで日本語とは全く違う方言を話していたので、日本語を実際使うとなると難しかったです。今は子供たちが、その話し方変とか、なんかむかつく言い方、などと指摘してくれますので、結構勉強になります。今だからこそ昔の過ちを、そうだったのかぁ・・・と理解できます。

人はそれぞれ違う学びの道

言葉は使ってなんぼ、と思います。生活の中で使わないと、小学校から高校まで12年間教科書で日本語を勉強していても実際使う時には苦労します。しかも、使っている言葉が合っているかどうか、疑問に思うことがよくありました。英語も同じように言葉です。使えば使う程体に染みつき、発した言葉が感覚と一致して、自然な感じになるのだと思います。

3年経ち4年経ち、好きなことに関してはなんとか英文が書けるようになっていました。ガーデニング、ペインティング、写真、ドライブ・・・
それで、自分なりの覚え方を少しずつ発見しました。私は自分に係ることは覚えるタイプのようです。動作も加わるとさらに良い。書いた手紙は必ず音読を繰り返しました。自分に関係のある文章だから、気持ちもこもり、映像も頭の中に描くことが出来るので、覚えやすくなるようです。文法から教えられたらすぐに脳が受け入れ拒否をすることが判明しました。しかし、相手がいての文通です。時には相手に質問もしたいし、お願い事もしたい。これもまた悩ましい課題です。これもパターンがあるので、パターンに埋め込みながら英作文をしていきました。それから、決まりきった文章は丸暗記です。こんな風にして少しずつ自分の英語の幅を広げています。

進化した辞書
今まで使っていた紙辞書から電子辞書に換えました。高い買い物です。しかし、電子辞書は、飛躍的に時短を成功させ、且つ、イライラ防止になりました。
紙の辞書は、乾燥肌ですと、めくるのも手間がいる。もらった手紙で、辞書を3~4回使って読むときはストレスがありません。しかし、手紙の40%以上辞書を引かなければならない時は、読むのも億劫になります。電子辞書になってから、以前ほどつらくなくなりました。面倒、苦痛が重なると次第とそこから遠ざかってしまいます。環境づくりもある程度許せる範囲でやっていくと、続けられると思います。
電子辞書Cyber-shot WX70
写真は、CASIOの電子辞書EX-word。英語に特化した物を選びました。ジーニアスの例文集は、私にとってありがたぁーいものです。例文を見て手紙を書いたりします。残念ながらまだ英英辞書を使いこなせません。でも、ぼちぼち焦らず自分を追い込まず楽しい英語をするべしと思います。

夢の海外旅行

現在は6人のペンフレンドと文通をしています。郵便事情が悪く手紙が届かないこともあったりします。手紙受け取った?の一言もいまだに苦労しますが、文通を始めてよかったと思います。
私は体調が悪く、最近は外出も年に数回、その時は、出かけた後の体調不良も視野に入れ、意を決して出かけます。いつか海外旅行を・・というのもなかなか叶いません。
ペンフレンドたちは、自分の住んでいる町のことを写真に撮って見せてくれたり、新聞の切り抜きを送って見せてくれます。どこで何があったとか、この町の歴史はこうだったとか、教科書以上の臨場感あふれる解説付きで教えてくれます。小さな封書から広い広い世界を見ることが出来るのです。机の上の世界旅行です。
ペンフレンドの手紙sony a6000
ペンフレンドからの写真やポストカードは宝物

手紙を書くことは自分を知ること
文通は紙面に自分のすべてを表現しなければなりません。私はこういう人間で、こんな考えで、何が好きで、昨日はこんなんで・・・ 私は今まで自分を表現してきませんでしたから、正しく自分を見ていませんでした。
今、ペンフレンドに、これからやりたいことや今何が楽しいかを書く度に、目標がはっきり自覚できます。たとえそれがもう飽きてしまったり、やる気がなくなったものなら、そのように書き、今の自分を知る事にもなります。

英語を覚えるには書くことが一番と思っていました。それから、文通は心を込めて自筆で、それが礼儀だとも思っていましたが、肘や肩が痛い時、体中に痛みを抱えていると思い通りにはいきません。何よりも早く返事をすることが相手への礼儀であること、また、無理のないやり方が、文通を続けるコツだと思いました。最近は、ためらわずパソコンで作った文章を印刷で送っています。本当に小さいことですが、これもまた、文通を通して学んだ臨機応変です。この小さい気付きが、ペンフレンドたちにも自分の置かれている状況をちゃんと話すきっかけになり、また、相手のことについても理解を深める努力をするようになりました。

これからも続くEIGO
英語はツールだ思います。私にとって中学・高校時代苦痛の種だった英語が、今は最も知りたい言語になりました。そして、もっとたくさんの知らない国の人と知り合いたいし、知らないことをもっとたくさん知りたいです。
近々の目標は、次男の添削なしで通じる英語が書けることです。ただいま英検準2級辺りを迷走中。(あくまでも自己申告です。)

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