師走でございます。今年も年賀状を描く季節になりました。毎年ながら、干支の動物の描き方には四苦八苦しています。
私は、病弱で外出もあまりしません。友人知人との交流もあまりできないので、年賀状はなるべく手描きにし、2018年はどのように過ごしたか、2019年はどういう年にしたいか・・・などをイラストの中に込めて描きます。

イノシシを簡単に描くには
私はイノシシをじかに見たことが無く、NHKの「ダーウィンがきた」や、最近街に出没する猪のニュース映像などで動くイノシシを見ます。その中で自分なりにイノシシの描き方を考えました。
ブタさんとイノシシさんを比較してみます。

ブタさんは丸で描くことが出来ます。イノシシさんは、ひし形がいっぱいです。顔や体はひし形を組み合わせると描けることがわかります。
実際に描いてみます

ひし形でまとめるとそれっぽくなります。顔をとがらせすぎるとハリネズミになる事もわかりました。2020年の干支「ネズミ」もこんな感じで描けばいいとわかりました。話がそれてしまいましたが、決定的なのが、牙を描くとまぎれもなくイノシシさんになります。
文字を書く
絵が出来たら、文字を考えます。文字の形で年賀状の印象は随分変わります。

文字も絵の一部だと思います。ひと筆で書かず、何度もなぞって思う形にしていきます。いろんな文字の形があっても面白いと思います。
以上のことを踏まえて年賀状に取り掛かります。
2019年の年賀状を描く
道具のあれこれ。これだけあれば色々描けます。

右から・・・画用紙(ハガキより1.2~1.5倍くらい大きいもの)、下書き用のコピー用紙、筆ペン、シャープペンシル(B)、ボールペン(黒)、水性サインペン(サクラクレパス ピグマ0.5mm)、色鉛筆、ハサミ、カッターナイフ、コンパス、スティックのり、ボンド、色紙少々。
紙と紙のサイズ・・・1枚か2枚だけ手描きでという時は直接描いた方が早いですが、何枚も描く場合はイラストを描いてコピーをします。
紙は、コピーペーパーでもなんでも自分が一番描きやすいものを用意します。私はDIYショップの文具コーナーで買えるスケッチブック、maruman F6(41×32cm)を4等分しています。
紙のサイズは、ハガキより2~3割大きく、更にイラストをその内側1cm以内に収めます。そうすると、印刷する時、筆の粗さが目立たなくなるのと同時に、印刷した時にイラストが切れずに済みます。
頼りになるペン・・・水性サインペン(サクラクレパス ピグマ0.5mm)は、色が一定して濃く、途中ダマになる事はありません。
乾きが早く作業が早く進みます。年に1回年賀状を描くこと以外では使いませんがキャップをしっかり閉めて置けばとっても長持ちします。去年もこのペンでイラストを描きました。芯の太さは色々あり、好みで選べます。
筆ペン・・・我が家には筆ペンが5種類あり、今回の年賀状に使ったのはぺんてる筆ペン(細)です。
筆先の粘りがありイラストを描くときに重宝しました。また、墨と違って乾きが早いのがとてもいいです。黒い色もしっかり出ます。
イラストを簡単に描く方法
画用紙に直接下絵を描いてペン入れをしていく方法がありますが、私は、沢山イラストを描き、いくつか組み合わせて一つの作品にしています。文字も同じく、色々形を変えて書いてみて気に入ったもの組み合わせています。
下絵が出来たら画用紙にうつします。
▼コピー用紙に4Bくらいの濃い鉛筆でザーッと塗り潰します。

▼ティッシュで余計なカスを軽く拭き取り、画用紙とした絵の間に入れて絵を写していきます。

▼Hの硬い鉛筆をといでから使うと移しやすいです。下絵を描いてバランスを見ます。おかしい時は消してまた描き直します。下絵があるから何度でも同じ絵が描けるのもこの方法のいいところです。

絵に歪みが無いかチェックしたら水性サインペンで輪郭を描いていきます。輪郭を描き終えたらしっかり乾かして鉛筆線を消し色を付けます。
色紙や、日本風の模様の和紙などで桜の模様を貼り付けても面白いです。
印刷
イラストが出来上がったら印刷です。パソコンに取り込むとき、少し大きめに切り取ります。こうすると、用紙に合わせやすくなります。一度試し刷りして、誤字脱字が無いかもう一度チェックして印刷します。
自分の家で印刷できなくても、写真屋さんにお願いしたら印刷してくれます。
いくつかイラストを描きました。

▲「イノシシの親子」筆ペンで文字を書き、イノシシの輪郭は黒のボールペンで描きました。色は色鉛筆で着色しています。

▲イノシシの親子に背景を入れました。背景は鉛筆で薄く描いた後色鉛筆でなぞり、鉛筆の下絵は消しました。その後に色をしっかり付けました。
ステンシルで色付けする時はボールペンで描いた後一日乾かしてから色付けをします。すぐにステンシルで色付けするとボールペンがにじんできます。

▲裏側の絵に失敗し、紙がもったいなかったので描きました。以前夫はこんな感じでお正月もゴルフをしていました。「コース代正月割引しているから・・・」と言いながら。

▲和模様の色紙を桜の花びら型に切ってボンドで貼りました。相手によって余白にメッセージがたくさん書けます。

▲ペンフレンドたちに送るつもりで描きました。下の余白には新年のメッセージを入れます。こちらは墨で書きました。筆は先の割れた絵具筆。ちょっとぼそぼそしています。イノシシの粗い毛を描きたかったのですが、面白くないのでなるべくきれいに描き直しました。
こんな感じで今年も年賀状を描きました。皆様はいかがでしょうか。今年もあとわずかとなりました、良いお年越しと、来るべき年がすばらしい年でありますようお祈り申し上げます。
スポンサーリンク
私は、病弱で外出もあまりしません。友人知人との交流もあまりできないので、年賀状はなるべく手描きにし、2018年はどのように過ごしたか、2019年はどういう年にしたいか・・・などをイラストの中に込めて描きます。

イノシシを簡単に描くには
私はイノシシをじかに見たことが無く、NHKの「ダーウィンがきた」や、最近街に出没する猪のニュース映像などで動くイノシシを見ます。その中で自分なりにイノシシの描き方を考えました。
ブタさんとイノシシさんを比較してみます。

ブタさんは丸で描くことが出来ます。イノシシさんは、ひし形がいっぱいです。顔や体はひし形を組み合わせると描けることがわかります。
実際に描いてみます

ひし形でまとめるとそれっぽくなります。顔をとがらせすぎるとハリネズミになる事もわかりました。2020年の干支「ネズミ」もこんな感じで描けばいいとわかりました。話がそれてしまいましたが、決定的なのが、牙を描くとまぎれもなくイノシシさんになります。
文字を書く
絵が出来たら、文字を考えます。文字の形で年賀状の印象は随分変わります。

文字も絵の一部だと思います。ひと筆で書かず、何度もなぞって思う形にしていきます。いろんな文字の形があっても面白いと思います。
以上のことを踏まえて年賀状に取り掛かります。
2019年の年賀状を描く
道具のあれこれ。これだけあれば色々描けます。

右から・・・画用紙(ハガキより1.2~1.5倍くらい大きいもの)、下書き用のコピー用紙、筆ペン、シャープペンシル(B)、ボールペン(黒)、水性サインペン(サクラクレパス ピグマ0.5mm)、色鉛筆、ハサミ、カッターナイフ、コンパス、スティックのり、ボンド、色紙少々。
紙と紙のサイズ・・・1枚か2枚だけ手描きでという時は直接描いた方が早いですが、何枚も描く場合はイラストを描いてコピーをします。
紙は、コピーペーパーでもなんでも自分が一番描きやすいものを用意します。私はDIYショップの文具コーナーで買えるスケッチブック、maruman F6(41×32cm)を4等分しています。
マルマン(maruman)
頼りになるペン・・・水性サインペン(サクラクレパス ピグマ0.5mm)は、色が一定して濃く、途中ダマになる事はありません。
筆ペン・・・我が家には筆ペンが5種類あり、今回の年賀状に使ったのはぺんてる筆ペン(細)です。
イラストを簡単に描く方法
画用紙に直接下絵を描いてペン入れをしていく方法がありますが、私は、沢山イラストを描き、いくつか組み合わせて一つの作品にしています。文字も同じく、色々形を変えて書いてみて気に入ったもの組み合わせています。
下絵が出来たら画用紙にうつします。
▼コピー用紙に4Bくらいの濃い鉛筆でザーッと塗り潰します。

▼ティッシュで余計なカスを軽く拭き取り、画用紙とした絵の間に入れて絵を写していきます。

▼Hの硬い鉛筆をといでから使うと移しやすいです。下絵を描いてバランスを見ます。おかしい時は消してまた描き直します。下絵があるから何度でも同じ絵が描けるのもこの方法のいいところです。

絵に歪みが無いかチェックしたら水性サインペンで輪郭を描いていきます。輪郭を描き終えたらしっかり乾かして鉛筆線を消し色を付けます。
色紙や、日本風の模様の和紙などで桜の模様を貼り付けても面白いです。
印刷
イラストが出来上がったら印刷です。パソコンに取り込むとき、少し大きめに切り取ります。こうすると、用紙に合わせやすくなります。一度試し刷りして、誤字脱字が無いかもう一度チェックして印刷します。
自分の家で印刷できなくても、写真屋さんにお願いしたら印刷してくれます。
いくつかイラストを描きました。

▲「イノシシの親子」筆ペンで文字を書き、イノシシの輪郭は黒のボールペンで描きました。色は色鉛筆で着色しています。

▲イノシシの親子に背景を入れました。背景は鉛筆で薄く描いた後色鉛筆でなぞり、鉛筆の下絵は消しました。その後に色をしっかり付けました。
ステンシルで色付けする時はボールペンで描いた後一日乾かしてから色付けをします。すぐにステンシルで色付けするとボールペンがにじんできます。

▲裏側の絵に失敗し、紙がもったいなかったので描きました。以前夫はこんな感じでお正月もゴルフをしていました。「コース代正月割引しているから・・・」と言いながら。

▲和模様の色紙を桜の花びら型に切ってボンドで貼りました。相手によって余白にメッセージがたくさん書けます。

▲ペンフレンドたちに送るつもりで描きました。下の余白には新年のメッセージを入れます。こちらは墨で書きました。筆は先の割れた絵具筆。ちょっとぼそぼそしています。イノシシの粗い毛を描きたかったのですが、面白くないのでなるべくきれいに描き直しました。
こんな感じで今年も年賀状を描きました。皆様はいかがでしょうか。今年もあとわずかとなりました、良いお年越しと、来るべき年がすばらしい年でありますようお祈り申し上げます。