10年ほど前から北側庭のホトケノザがうどん粉病になりました。

最近では南側の庭のホトケノザもうどんこ病になります。
原因はなんでしょう?
観察場所・・・茨城県北部
観察場所の気温と気候・・・平均して−4°〜+34°。冬は乾燥している。1月下旬過ぎから3月上旬頃に雪が少し降る。夏は海からの霧もあってジメジメしている。
3月、暖かくなると一番に花を咲かせるホトケノザ、紫色の花が素敵です。

うどんこ病はなぜ発生するのか
原因
1、朝晩の温度変化が激しい
2、乾燥している
3、カリウムが足りない
4、窒素過多である
5、風通しと水はけが悪い
うどん粉病はこのような条件下で、土の中に潜んでいる菌が葉に付着して繁殖する。
庭の状態
肥料の三要素の働きを見てきますと、うどん粉病になる原因は、窒素過多とカリウム不足に原因があることがわかりました。
今までは健康に育っていても同じ肥料を毎年同じように与え続けると、使われていない肥料は、土の中に残っていて、土の中のバランスが微妙に変わっていくのかもしれないとも思いました。
庭の植物をうどん粉病から守るためには・・・
1、植物がうどんこ病になったら油粕や牛糞堆肥を減らし、カリウムの多い肥料を使う。
2、風通しを良くし、泥跳ねを極力防ぐ。
肥料を買うときに、庭にあった肥料を選ぶことは大事なことだと改めて思いました。

肥料を買う時に成分が表記されています。「花を咲かすため」に適当に買っている液体肥料ですが、成分表記がいかに大事か分かりました。植物の成長にあった肥料を買い与えるのが健康に育てる秘訣なんですね。
それでもうどん粉病が出た!!!
私がやっているうどん粉病対策
①水で洗い流す・・・ほんの少しの時は、水やりの時に病気の葉を洗うようにして水で流します。
②1リットルの水に台所洗剤スプーン1と砂糖スプーン1を混ぜて吹きかける・・・液体を吹きかけながら指で擦り落とす。
バラにはこの方法でやっています。
③うがい薬を希釈してぬる・・・うどん粉病に直接塗ります。

うがいをする時と同じ希釈です。スプレーは咲いた花につくと変色するし、そんなにたくさんかけるのはもったいないので、指につけてぬりました。塗ると速攻で効きましたが、またすぐに他の所にも発生するので、大変でした。
こんな方法も園芸誌に紹介されていました。
④重曹を使う・・・重曹1グラムに対し水1000mlで希釈したものを病班にかける。
雑誌では、花木類に1グラムに対し500mlで希釈するというのもありました。薄いのから試していくと安全ですね。重曹はアブラムシにも効果があると書かれていました。
⑤お酢1mlを350mlの水でといてスプレーする。
④・⑤の方法はまだ試していません。重曹はアブラムシにも効くのならば一石二鳥です。高い牛乳をケチケチ使う必要がありません。重曹買って試します。
まとめ
植物は肥料をたっぷり与えると肥焼けを起こし、ひどいときは枯れてしまいます。それで、私はいつも少なめに施しています。
・・・と言いつつ、自然由来の牛糞堆肥などは植物にも自然にもいいと思って、庭には必ず入れていました。
しかし、植物によっては、土の酸度や肥料成分を調節して植えなければ弱ってしまったり、病気になってうまく育たないことがわかりました。
植物が弱ってしまった原因は色々ありますが、肥料の与え方で元気になるのだったら、様子を見て適切に肥料を与え育てたいと思いました。
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最近では南側の庭のホトケノザもうどんこ病になります。
原因はなんでしょう?
観察場所・・・茨城県北部
観察場所の気温と気候・・・平均して−4°〜+34°。冬は乾燥している。1月下旬過ぎから3月上旬頃に雪が少し降る。夏は海からの霧もあってジメジメしている。
3月、暖かくなると一番に花を咲かせるホトケノザ、紫色の花が素敵です。

うどんこ病はなぜ発生するのか
原因
1、朝晩の温度変化が激しい
2、乾燥している
3、カリウムが足りない
4、窒素過多である
5、風通しと水はけが悪い
うどん粉病はこのような条件下で、土の中に潜んでいる菌が葉に付着して繁殖する。
庭の植物でうどん粉病になりやすかった植物
野菜・・・キュウリ、カボチャ、トウガン

冬瓜の古い葉はうどんこ病で枯れてしまいました。

南瓜2株でこんな状態に。これは7月の写真。9月にはうどんこ病で真っ白けになりました。うどんこ病よりなにより、ツルが伸びすぎて二度と庭で作りたくない野菜です。かぼちゃは美味しかったです。
花木と草花・・・ハナミズキ、バラ、ユキヤナギ、コスモス、ノースポール

バラのうどんこ病。放っておくと花びらまでうどんこ病になる。

コスモスの茎に発生したうどんこ病。
庭でうどん粉病になる原因

冬瓜の古い葉はうどんこ病で枯れてしまいました。

南瓜2株でこんな状態に。これは7月の写真。9月にはうどんこ病で真っ白けになりました。うどんこ病よりなにより、ツルが伸びすぎて二度と庭で作りたくない野菜です。かぼちゃは美味しかったです。
花木と草花・・・ハナミズキ、バラ、ユキヤナギ、コスモス、ノースポール

バラのうどんこ病。放っておくと花びらまでうどんこ病になる。

コスモスの茎に発生したうどんこ病。
庭でうどん粉病になる原因
原因1・・・朝晩の気温差が激しい
いつもの4月〜6月は、朝10度近くにまで温度が下がり昼間は20度くらいまで上がります。秋もまた同じ様に9月に入る頃から10月まで気温の変化が激しくなります。うどんこ病の一番活発な時期です。
原因2・・・乾燥している
うどん粉病はカビの一種、乾燥していると胞子を飛ばすのに最適。春と秋は晴れると湿度が50%前後と爽やかな陽気。
原因3・・・カリウム不足
カリウムが足りないということに関してはよくわかりません。北側には植物を植えていないので肥料はまいていませんでした。
原因4・・・窒素過多
化成肥料の中には窒素が含まれます。動物の糞尿にも含まれます。例えば牛糞堆肥。
それから忘れてならないのが、猫や犬の糞尿も含まれます。実は、犬を飼っていた時庭でよく遊んでいました。姿が見えないときは、家の裏などで用足しをしていました。

芝さえも剥がす勢いで走り回っていた愛犬。
原因5・・・風通しと水はけの悪い土
風通しは申し分なくいいです。

家の裏は日陰になってしまうので砂利を敷きました。
庭の大きな問題として浮上したのが窒素過多。園芸誌でよく取り上げられていましたので、知っていましたが、実際、ホトケノザにうどん粉病が出るようになり、今までうどんこ病対策は一部のバラの葉だけでしたが、他の植物にも頻繁に出るようになって、考えなければならなくなりました。
窒素は害であるか?カリウムはどんな働きをするのか?
我が家のホトケノザがうどん粉病になっているのは、窒素過多が原因のようです。
そうなると、窒素は植物にとって害をなすのか、うどんこ病にさせてしまうのか・・・
肥料の三要素と言われる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の働きについて
窒素(N)の働き
窒素は「葉肥」といわれ、葉や茎の成長に欠かせません。逆に多すぎると、葉や茎が徒長し、軟弱になって病気に侵されやすくなります。
リン酸(P)の働き
リン酸は花つき実つきを良くします。生育期から花期まで与えると効果が出ます。
カリウム(K)の働き
植物の体内の新陳代謝を促し、根の発達が良くなります。「根肥」とも呼ばれ、不足すると光合成がうまくいかず病害虫の被害を受けやすくなります。
いつもの4月〜6月は、朝10度近くにまで温度が下がり昼間は20度くらいまで上がります。秋もまた同じ様に9月に入る頃から10月まで気温の変化が激しくなります。うどんこ病の一番活発な時期です。
原因2・・・乾燥している
うどん粉病はカビの一種、乾燥していると胞子を飛ばすのに最適。春と秋は晴れると湿度が50%前後と爽やかな陽気。
原因3・・・カリウム不足
カリウムが足りないということに関してはよくわかりません。北側には植物を植えていないので肥料はまいていませんでした。
原因4・・・窒素過多
化成肥料の中には窒素が含まれます。動物の糞尿にも含まれます。例えば牛糞堆肥。
それから忘れてならないのが、猫や犬の糞尿も含まれます。実は、犬を飼っていた時庭でよく遊んでいました。姿が見えないときは、家の裏などで用足しをしていました。

芝さえも剥がす勢いで走り回っていた愛犬。
原因5・・・風通しと水はけの悪い土
風通しは申し分なくいいです。

家の裏は日陰になってしまうので砂利を敷きました。
庭の大きな問題として浮上したのが窒素過多。園芸誌でよく取り上げられていましたので、知っていましたが、実際、ホトケノザにうどん粉病が出るようになり、今までうどんこ病対策は一部のバラの葉だけでしたが、他の植物にも頻繁に出るようになって、考えなければならなくなりました。
窒素は害であるか?カリウムはどんな働きをするのか?
我が家のホトケノザがうどん粉病になっているのは、窒素過多が原因のようです。
そうなると、窒素は植物にとって害をなすのか、うどんこ病にさせてしまうのか・・・
肥料の三要素と言われる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の働きについて
窒素(N)の働き
窒素は「葉肥」といわれ、葉や茎の成長に欠かせません。逆に多すぎると、葉や茎が徒長し、軟弱になって病気に侵されやすくなります。
リン酸(P)の働き
リン酸は花つき実つきを良くします。生育期から花期まで与えると効果が出ます。
カリウム(K)の働き
植物の体内の新陳代謝を促し、根の発達が良くなります。「根肥」とも呼ばれ、不足すると光合成がうまくいかず病害虫の被害を受けやすくなります。
庭の状態
肥料の三要素の働きを見てきますと、うどん粉病になる原因は、窒素過多とカリウム不足に原因があることがわかりました。
愛犬が庭に用足しをしなくなってから5年以上経ってうどん粉病が勢いよく広がり、今は南側の庭も、ホトケノザがうどん粉病を発しています。
病原菌は土の中に存在していて、軟弱な植物に付着して発症し、胞子を拡散しています。改善をしないままにしておくとさらに病症が進み、庭じゅうに広がったものと思われます。

わたしが庭に出ている時も寝込んでしまった時も、愛犬は毎日庭で遊んでいました。とてもいい子。でも、肥料過多でした。
病原菌は土の中に存在していて、軟弱な植物に付着して発症し、胞子を拡散しています。改善をしないままにしておくとさらに病症が進み、庭じゅうに広がったものと思われます。

わたしが庭に出ている時も寝込んでしまった時も、愛犬は毎日庭で遊んでいました。とてもいい子。でも、肥料過多でした。
今までは健康に育っていても同じ肥料を毎年同じように与え続けると、使われていない肥料は、土の中に残っていて、土の中のバランスが微妙に変わっていくのかもしれないとも思いました。
庭の植物をうどん粉病から守るためには・・・
1、植物がうどんこ病になったら油粕や牛糞堆肥を減らし、カリウムの多い肥料を使う。
2、風通しを良くし、泥跳ねを極力防ぐ。
肥料を買うときに、庭にあった肥料を選ぶことは大事なことだと改めて思いました。

肥料を買う時に成分が表記されています。「花を咲かすため」に適当に買っている液体肥料ですが、成分表記がいかに大事か分かりました。植物の成長にあった肥料を買い与えるのが健康に育てる秘訣なんですね。
それでもうどん粉病が出た!!!
私がやっているうどん粉病対策
①水で洗い流す・・・ほんの少しの時は、水やりの時に病気の葉を洗うようにして水で流します。
②1リットルの水に台所洗剤スプーン1と砂糖スプーン1を混ぜて吹きかける・・・液体を吹きかけながら指で擦り落とす。
バラにはこの方法でやっています。
③うがい薬を希釈してぬる・・・うどん粉病に直接塗ります。

うがいをする時と同じ希釈です。スプレーは咲いた花につくと変色するし、そんなにたくさんかけるのはもったいないので、指につけてぬりました。塗ると速攻で効きましたが、またすぐに他の所にも発生するので、大変でした。
こんな方法も園芸誌に紹介されていました。
④重曹を使う・・・重曹1グラムに対し水1000mlで希釈したものを病班にかける。
雑誌では、花木類に1グラムに対し500mlで希釈するというのもありました。薄いのから試していくと安全ですね。重曹はアブラムシにも効果があると書かれていました。
⑤お酢1mlを350mlの水でといてスプレーする。
④・⑤の方法はまだ試していません。重曹はアブラムシにも効くのならば一石二鳥です。高い牛乳をケチケチ使う必要がありません。重曹買って試します。
まとめ
植物は肥料をたっぷり与えると肥焼けを起こし、ひどいときは枯れてしまいます。それで、私はいつも少なめに施しています。
・・・と言いつつ、自然由来の牛糞堆肥などは植物にも自然にもいいと思って、庭には必ず入れていました。
しかし、植物によっては、土の酸度や肥料成分を調節して植えなければ弱ってしまったり、病気になってうまく育たないことがわかりました。
植物が弱ってしまった原因は色々ありますが、肥料の与え方で元気になるのだったら、様子を見て適切に肥料を与え育てたいと思いました。