バラが好きで、花が好きで、たくさん庭に植えました。
鉢植えのバラの花
そしてドライフラワーもたくさん作りました。
バラのドライフラワー1
庭に咲いたバラとラベンダーをまとめて。
バラのドライフラワーと、散った花びらを乾かして、綺麗な花びらを集めて花の形にまとめました。

ドライフラワー2
トウモロコシの皮で編んだ籠にアレンジしてみる。左側は「お花紙」で作ったバラとペーパークラフト用の紙で作った花。右手前のは、ブーゲンビレアとベニバナ、それに額紫陽花の額。
ススキの穂
ススキの穂と合わせて夏のバラをドライにして飾ってみる。ドライにする時に茎が細いのは時間が経つと垂れてきたりします。あまりきれいではありません。
ススキの穂は開きすぎない時にとって飾っておくと良い形にドライになります。

好きが高じて、なんでもくるくるとバラの形にしてみたくなりました。
息子たちが小学校の時、運動会用のチリ紙の花を作るのが宿題だったりしました。あまったものはもらっていいと言われてて持ち帰った数枚のチリ紙、それで花を作ると意外と綺麗。
ティシュの花1、
濃い黄色はクレープ紙で、白はティッシュペーパー
ティッシュの花2、
拡大したところです。直径8センチくらいに作りました。柔らかいティシュペーパーは、バラの花びらの繊細さを感じさせてくれます。籠は針金ハンガーを芯にトウモロコシの縄で編みました。

チリ紙とティシュの花を作ってとても綺麗だったので、友達からもらったクレープ紙でもちょっと作って見たら意外とうまくできたので、手芸店でクレープ紙を買って、他の花もぜひ作ってみたいと思いました。
紙の花3、
でも作ったのは、どどーんとバラの花ばかり。

それでアレンジした数々をご披露したいと思いまする。
赤バラ1、
紅いバラ、直径5cmくらい。
トイレに飾る
トイレに飾る。
紙の花4、
玄関に飾る。白はノースポールのつもり。花は直径4cm前後。
紙の花5、
サーモンピンクの色がお気に入りで、紙がなくなるまで作りました。
紙の花6、
葉の形を変えて、玄関に飾る。要らなくなったステンレスの水筒に。
紙のバラとスイートピー
壁掛けにしたものは、結婚式の引き出物で頂いたバームクーヘンの箱。ボンドを箱の底に塗り、段ボールを箱の高さに切ってクルクル入れていき、そこへ短く切った花を挿しました。
紙の花7、
醤油のペットボトルを高さ12センチくらいに切り靴下をはかせて作った花入れに。花は、バラ、スイートピー、ノースポールのつもり。ペールピンクのバラも素敵。
紙の花8、
籠をかえて
紙の花10、
長方形の竹かごも素敵です。ふすまの猫のひっかき傷が気になりますが、花だけにご注目下さい。
紙の花9、
更に籠をかえて。飾る器で印象が変わります。たくさん詰め込んでも蒸れないし傷まないから安心して抜いたり足したり、高すぎると思ったら押して針金を曲げて高さ調節・・・なんて簡単なんでしょう。
ペーパーフラワー1
葉を付けないで茎を長くした花たち。巻いてある縄紐は、トウモロコシの皮を乾かしたものです。

花を綺麗に見せたい時には、葉やツル物などを作り、緑を入れると断然いいです。

紙の花の作り方

クレープ紙のバラ
クレープ紙のバラ
花径約6cmの赤いバラ

用意する物
花材料
クレープ紙・・・シングルの薄い方で花びら用、葉っぱ用はダブルの厚手の物を使うとしっかりします。

造花テープ・・・葉の色に合うテープの色12mm幅

針金・・・茎用裸の針金20番、葉用緑色で巻かれている物で28番
茎用の針金は、大きな花を作る時は18番にするとしっかりします。また、もっと長いツル物を作りたい時は、DIYショップで針金だけ買うのもいいです。
※造花テープは、両面テープにくっつきません。葉っぱを作る時は緑で巻かれた針金を使います。

両面テープ・・・手芸屋さんでも置いていますし、文具屋さんにもあります。

その他
その他・・・ティシュっペーパー、ペンチ、ハサミ、竹串2本、ボンド、ジャムのふたなどのボンドをおく入れ物、出来た花を乾かしておくためのビン

注意点・・・ボンドを紙に塗る時は竹串を使います。手でボンドを付けようとすると紙が手にくっついてきて作業が出来なくなります。それで竹串は2本用意します。1本はボンド用、もう1本は花びらをカールする時に使います。

クレープ紙をあつかう時の注意点
クレープ紙筋
<クレープ紙ダブル>
クレープ紙は、筋が入っています。縦に入った筋は縦に伸びませんが横には伸びてしまいます。伸びたクレーブ紙は元には戻りません。花びらも葉も切る時は筋は縦になるようにして切ります。
水に弱いので、ぬれた手で作業するのは厳禁です。また、ボンドで接着していますが、手早く作業をしないとぷよぷよに伸びきってしまいます。

花びらと葉の型紙
クレープ紙の花びらと葉の型紙
花びらは、つぼみはカールしていない物2枚、カールしてあるものが2~3枚。七分咲きは、カール無2枚、カール有2~3枚、花びら大3~4枚。満開は、カール無2枚、カール有2~3枚、花びら大7~8枚くらい必要です。

花びらの切り方、巻き方で花の印象が変わります。

花びらの形の違い (2)
左から・花びらの切り角が45度、真ん中・角度約10、右側・角度10で花びらの巻きが浅いもの
出来上がった花の形 (2)
出来上がるとこんな感じになります。一個だけでは大した違いはありませんが、複数になると、花束の雰囲気が変わります。

葉は、三枚葉、五枚葉が必要で、茎の長さで葉の枚数が変わります。基本の赤いバラは、バラ5本作りました。葉は、三枚葉5組、5枚葉4組作りました。

がくの作り方と花への貼り付け方

ガクの作り方
額の形を変えると花の表情が変わります。

クレーブ紙のバラの作り方
クレープのバラ作り方
①ティシュペーパー21.7cm幅を使い、幅4cm2本切り、それぞれを半分に折り、先端を曲げた20番の針金に巻き付けていきます。
②縦2.5、横1.5くらいの円錐状物を作ります。これが花芯になります。
③3cm角のクレープ紙をかぶせます。
④余分な紙は2か所畳んで円錐を巻くようにします。
⑤カールをしていない花びらを花芯の頂上を隠すように2枚貼ります。
⑥次にカールした花びら小2枚から3枚花芯側を見ながら貼ります。これが蕾となります。
この後、花びら大3枚から4枚、中央にコンパクトにまとまるように、花びらの3分の1の所にのりを少しつけすぼめるようにすると七分咲きに、更に花びらの額側にのりを付け外側にそるようにすると満開になります。
⑦花テープを茎側に巻きます。
⑧花の下に子房となる部分を作ります。ティッシュ高さ1cm幅0.8くらいになるように巻きます。
⑨がくにボンドを付けティッシュがはみ出さないように巻きます。額の付け方は「がくの作り方と花への貼り付け方」を参考にしてください。
IMG_0008
がくを貼り付けた後は針金で巻いて乾かします。

図に書いた葉の付け方は一例で、小さいバラは葉も小さくなり、葉の間も2.5cmになったりします。様子を見ながら取り付けます。
葉の感じ
5本のバラの全体の感じです。
花の感じ
飾り方で葉の数や高さを調節します。

ティッシュペーパーとチリ紙のバラ
ティッシュとチリ紙の花
花をアレンジする時、籠の中に発泡スチロールを入れて、それに花を挿して安定させています。他には油ねんどを袋のまま入れ挿していくのもいい方法です。袋のままだと籠が汚れないし、ねんどが乾きにくいので何回でも使えます。

花の材料
ティッシュとお花紙
ティッシュ(家にあるもので)、お花紙(チリ紙)、クレープ紙グリーン、針金20番、緑でコーティングされた針金28番、花用テープ、竹串、ペンチ、ボンド、ハサミ、ボンドを入れる皿など

ティッシュペーパーのバラ

ティシュの花
花径8cmの大輪のバラに仕上げました。

花を作る前に
ティッシュの花を作る前に、ボンドを薄めておきます。ボンドを原液で使おうとすると竹串にティッシュがくっついてきて破けてしまうので、ボンド小さじ3分の1くらいに2~3滴水をたらしてよく混ぜてから作業します。
がくは原液で付けます。

ティシュの花の作り方
花びらのサイズは、花芯に巻き付ける4cm×6cmを2つ、花びら小2~3組、花びら中、花びら大をそれぞれ必要枚数用意します。花びらは折ったのちに切るので、枚数としては4枚になります。それを一組とします。花びらの端は竹串で巻きます。カールを付けておくと花びらがヘタレないですみます。

ティッシュの花

①まず花芯を作ります。長さ21.7cmのティッシュを4cm幅に切って、それぞれ半分に折り20番の針金に巻き付けます。
②円錐形に成型します。
③4cm×6cmを2cm×6cmに折り、花芯に浮かせるように2枚巻きます。キリリと巻いた花芯が出来ます。
④花びら小を2~3組付けます。ここまでが蕾になります。花を大きくしていくのは、花びらを外側に増やしていきます。花びらのカールをきつく巻くと剣弁高芯咲になります。
⑤花が出来たら茎に花テープを巻きます。
⑥花びらの下にティッシュを巻きます。写真のバラは、幅0.8cm高さ1cmくらいで作りましたが、太くすると違う花の表情になります。太くする場合はガクの幅も広くします。
⑦ガクを付けて針金で巻き固定します。きつくしばり過ぎないようにします。乾いてから外します。
⑧葉の作り方付け方は、赤いクレープ紙のバラと同じように作ります。花が大きいときは葉を大きくしたり、葉の間隔を広げたりして、花に表情を付けます。

中心が黄色のバラ
中心が黄色のバラ
花径7cm
作り方(下図を参照)
中心が黄色で外側が白のバラは、中心に黄色いチリ紙を使います。花芯の中心が白くならないようにチリ紙1枚を四角に切りかぶせます。4cm×6cmのティシュの間に黄色いチリ紙2cm×6cmを挟んで組んでいきます。花びら小も同様に間に同じ形の黄色のチリ紙一枚を挟んで組んでいきます。後は白の花と同じように作ります。
黄色のチリ紙バラ

黄色チリ紙のバラ
チリ紙黄色のバラ
花径8cm
作り方(上図を参照)
チリ紙には表と裏があり、表は光沢がありツルツルしています。花びら小を切る時は2.5cm幅のチリ紙6cmを外表に合わせて花びらの形に切り、これを一組とします。花びら中と大は、表を一方方向に合わせて2枚一緒に裁ち、花びらは2枚一組として作ります。
作り方は、花芯を白のティシュで作った上に、4cm×18.7cmのチリ紙に切ったチリ紙を半分に折り頂上が黄色になるように巻きます。その後はティシュの花と同じ要領で作ります。

チリ紙一枚でも作れます
花は小さくなりますが、繊細な花が出来ます。
チリ紙赤バラ
花径6cm
作り方ですが、花芯になるティッシュの芯の大きさは、幅1cmたて1.5cmにします。花びらもそれぞれ小さくします。あとは黄色のチリ紙と同じ要領で作ります。花びらが一枚なので、花びらの枚数を多くしても重くなりません。花びらが多くなると花びらのバランスをとるのに、チョットだけ気を使う必要があります。
花に合わせて、葉もシングルの薄いクレープ紙にしてみました。
赤ちり紙バラ組
7本のバラを作りました。
赤ちり紙バラ全体の様子花側
全体の様子です。雑な作りになっていますが飾る時には隠れるので、細かいことは気にしません。

まとめ
クレープ紙は扱いやすく、作りかけでおいていてもしおれたりしません。時間のある時ちょっとずつ作って1本から飾ることが出来ます。
ティッシュも身近にあり、2枚で蕾と大輪の1本ずつ作ることが出来ます。花の無い時期や生け花を楽しむ余裕がない時、部屋を華やかにし気持ちを和ませてくれます。
紙の花
入れ物を変えて飾る。

今はバラだけを作っていますが、和紙や布などで他の花もつくりたいと思っています。

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