バラのペーパーフラワーを作った後に、更に何か作れないものかと、スイートピー、カーネーション、雛菊など色々挑戦してみました。その中でカーネーションはよくできたので、さらに改良を重ねて見栄えよく作りました。

ちょっと手間のかかる作品ですが、丁寧に作るとかなりいい感じです。
作りながら、母の日のプレゼントにいいかもしれないと思いました。私の母は年を取って水を取り替えるのも億劫になったと話していたので、水の取り換えもせず、綺麗な花をずっと保ってくれる素晴らしい贈り物になると思いました。

母はお花好きで、鉢に飾ってプレゼントすれば、後で好きな花を買ってきて花を育てることが出来るかなと思いました。白の植木鉢6号217円(税込)。ピンクとアイボリーの小物入れ118円(税込)2個文具コーナーで、3号の鉢カバーになります。こまごました物を入れられるし、小物入れとしても使えるので重宝するかと思いました。
お花紙で作るカーネーション
材料

お花紙、造花テープ、クレープペーパーダブル緑、針金30番、針がね20番、緑針金28番
針金30番が無い時は糸でも代用できます。より近い色で目立たない色の物を使います。

私は、針金30番が無くて、糸で代用しました。左から白シャペスパンミシン糸60番、黄色シャペスパンミシン糸90番、ピンク絹ミシン糸50番、赤手縫い糸、赤シャペスパンミシン糸90番。
右から2番目の赤い手縫い用糸が一番使いやすかったです。

それから、ボンド、ティッシュ、竹串、ボンドを出しておくための皿、ペンチ、ハサミ、定規などを用意します。
ボンドは乾燥しているとすぐに固まってしまうので、水2~3滴たらしてから作業すると固まりにくいです。
私は、ボンドは家にあるものを使っています。木工が趣味なので木工用ボンドをよく使いますが、速乾タイプを買うことが多いです。それは、私がせっかちで、ボンドが乾くまでのんびり待てないからです。
ここで使うボンドは、お花紙を止めるためのほんの少しなので、どちらも同じ感じです。
花・葉・ガクの型紙と花の組み方

(単位は全てcmです)
葉は、まっすぐになっていないと、綺麗に仕上がりません。真っ直ぐにできない時は、定規を当て鉛筆で薄く印をつけて切るとうまくいきます。
組み方による花の大きさの違い

ポイント
花びらは、4枚を一つにまとめています。それを一つと数え、花径6cmの花は、花びら8枚で、花径7cmの花は10枚で組むと綺麗に仕上がります。
花びらを組むときは花びらの高さに注意して同じ高さになるようにします。
花径6cmでも花びらの枚数を変えると豪華です。

左が花びら10枚、右が花びら8枚です。
作り方は花びら10枚で説明していますが、好みの枚数で作ってください。
作り方
お花紙を花びらの形に切る
ここに置いてあるのは一枚の大きさです。それを切って並べました。右側の一番面積の大きいものが半分で、更に半分に切ったものが、左下。

▲左上のお花紙は、左下の大きさを半分に折り、3等分します。

こんな風に折って切ったのが左上で、この時折った下の部分は切り離しません。こうすると花びらを一度に4枚作ることが出来ます。この長方形が花の大きさになります。
花びらを切ります。

半分に折って、型紙「花びらを切る時のガイドライン」をつくり、その型紙通りに切ります。花びらは、ガク側が細い部分で、切れていない所です。

次に、1センチ間隔くらいに、深さ5mm位の切込みを入れます。

切込みを入れた山の部分に、更に深さ1ミリから2ミリの切込みを入れます。

広げるとこんな感じになります。4枚同時に切れています。
photo by Taiyouzin
花びらの下の方をアコーディオン状にたたみ、少しだけボンドを付けて、親指と人差し指でこよりを作るようにねじりまとめます。
photo by Taiyouzin
花びらが出来ました。ボンドを付けて棒状にまとめる長さは約1cmです。

これを10枚作ります。
花に組んでいきます。
photo by Taiyouzin
針金21番に花造りテープ緑を巻いておきます。針金の先は0.7cmくらいに折ります。ペンチで5mm挟んで曲げると、大体7mmに折ることが出来ます。ティッシュ2×2㎝を半分に折り、挟んでペンチでしっかりおります。ボンドを付けて段差をなくすように巻いたのち、作る花の色で白が見えないようにくるみます。約2㎝×2㎝でくるまります。
photo by Taiyouzin
芯にボンドを付け、花びら4枚を均等に付けたら糸で縛ります。針金30番でもいいです。
photo by Taiyouzin
その上に1×3cmのお花紙を巻きます。こうすると均一になり残りの花びらを均等に取り付けることが出来ます。
photo by Taiyouzin
ボンドを付けて花びら6枚を均等に配置します。
photo by Taiyouzin
針金30番で巻いてしっかり止めます。私、針金30番を切らしてしまったので、28番で巻きました。
photo by Taiyouzin
巻いた針金の凸凹をペンチで平らにし、その上にボンドを塗りティッシュを巻きます。
photo by Taiyouzin
ティッシュを、ガクの直径が1.2cmの太さになるように巻きます。
photo by Taiyouzin
お花紙を1×10cmくらい巻きます。ティッシュの白を隠します。

ガクを付けます。ボンドは、ギザギザの下までぬります。
photo by Taiyouzin
ガクが付きました。
葉を付けます。
photo by Taiyouzin
葉を型紙通りに切ったら、色の濃い部分を内側にし、緑28番の針金4cmで、中央をねじって止めておきます。
photo by Taiyouzin
葉の付ける順番通りに並べました。
お花づくりテープは、4cmから6cmくらいにそれぞれ切り分けて置き、葉一枚一枚取り付けるとうまくいきます。巻き付ける分量は葉を0.5cmくらい一緒に巻き込むとしっかり止まります。
photo by Taiyouzin
葉が付いたところ
photo by Taiyouzin
葉は、ハサミなどの背の部分でしごくとカールします。
photo by Taiyouzin
花びらを丁寧に一枚ずつ広げると出来上がりです。
カーネーションの作り方はいかがでしたでしょうか。
一度にたくさん作るのは骨が折れます。でも、出来上がると綺麗です。
花は心のご馳走です。

花は腹の足しにはならないという人がいます。いえいえ、花は、私には心のご馳走です。たとえ造花であっても、見るとホッとなごみます。

作った花たちをジャムのビンとか、切った竹に飾って、なごみまくりです。

ラッピングペーパー1m118円(税込)、その他のリボンは送別会に頂いた花についていたリボンです。
わたしが使ったカメラはPowerShot G7X MarkⅡです。
キャノンのカメラを買って、今回初めて長男が作業の様子を写真に撮ってくれました。初めてなのに操作が簡単で、すぐになれました。また、花の色も、夜も昼も同じように良い色で撮れたのがとてもうれしいポイントです。
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ちょっと手間のかかる作品ですが、丁寧に作るとかなりいい感じです。
作りながら、母の日のプレゼントにいいかもしれないと思いました。私の母は年を取って水を取り替えるのも億劫になったと話していたので、水の取り換えもせず、綺麗な花をずっと保ってくれる素晴らしい贈り物になると思いました。

母はお花好きで、鉢に飾ってプレゼントすれば、後で好きな花を買ってきて花を育てることが出来るかなと思いました。白の植木鉢6号217円(税込)。ピンクとアイボリーの小物入れ118円(税込)2個文具コーナーで、3号の鉢カバーになります。こまごました物を入れられるし、小物入れとしても使えるので重宝するかと思いました。
お花紙で作るカーネーション
材料

お花紙、造花テープ、クレープペーパーダブル緑、針金30番、針がね20番、緑針金28番
針金30番が無い時は糸でも代用できます。より近い色で目立たない色の物を使います。

私は、針金30番が無くて、糸で代用しました。左から白シャペスパンミシン糸60番、黄色シャペスパンミシン糸90番、ピンク絹ミシン糸50番、赤手縫い糸、赤シャペスパンミシン糸90番。
右から2番目の赤い手縫い用糸が一番使いやすかったです。

それから、ボンド、ティッシュ、竹串、ボンドを出しておくための皿、ペンチ、ハサミ、定規などを用意します。
私は、ボンドは家にあるものを使っています。木工が趣味なので木工用ボンドをよく使いますが、速乾タイプを買うことが多いです。それは、私がせっかちで、ボンドが乾くまでのんびり待てないからです。
ここで使うボンドは、お花紙を止めるためのほんの少しなので、どちらも同じ感じです。
花・葉・ガクの型紙と花の組み方

(単位は全てcmです)
葉は、まっすぐになっていないと、綺麗に仕上がりません。真っ直ぐにできない時は、定規を当て鉛筆で薄く印をつけて切るとうまくいきます。
組み方による花の大きさの違い

ポイント
花びらは、4枚を一つにまとめています。それを一つと数え、花径6cmの花は、花びら8枚で、花径7cmの花は10枚で組むと綺麗に仕上がります。
花びらを組むときは花びらの高さに注意して同じ高さになるようにします。
花径6cmでも花びらの枚数を変えると豪華です。

左が花びら10枚、右が花びら8枚です。
作り方は花びら10枚で説明していますが、好みの枚数で作ってください。
作り方
お花紙を花びらの形に切る
ここに置いてあるのは一枚の大きさです。それを切って並べました。右側の一番面積の大きいものが半分で、更に半分に切ったものが、左下。

▲左上のお花紙は、左下の大きさを半分に折り、3等分します。

こんな風に折って切ったのが左上で、この時折った下の部分は切り離しません。こうすると花びらを一度に4枚作ることが出来ます。この長方形が花の大きさになります。
花びらを切ります。

半分に折って、型紙「花びらを切る時のガイドライン」をつくり、その型紙通りに切ります。花びらは、ガク側が細い部分で、切れていない所です。

次に、1センチ間隔くらいに、深さ5mm位の切込みを入れます。

切込みを入れた山の部分に、更に深さ1ミリから2ミリの切込みを入れます。

広げるとこんな感じになります。4枚同時に切れています。

花びらの下の方をアコーディオン状にたたみ、少しだけボンドを付けて、親指と人差し指でこよりを作るようにねじりまとめます。

花びらが出来ました。ボンドを付けて棒状にまとめる長さは約1cmです。

これを10枚作ります。
花に組んでいきます。

針金21番に花造りテープ緑を巻いておきます。針金の先は0.7cmくらいに折ります。ペンチで5mm挟んで曲げると、大体7mmに折ることが出来ます。ティッシュ2×2㎝を半分に折り、挟んでペンチでしっかりおります。ボンドを付けて段差をなくすように巻いたのち、作る花の色で白が見えないようにくるみます。約2㎝×2㎝でくるまります。

芯にボンドを付け、花びら4枚を均等に付けたら糸で縛ります。針金30番でもいいです。

その上に1×3cmのお花紙を巻きます。こうすると均一になり残りの花びらを均等に取り付けることが出来ます。

ボンドを付けて花びら6枚を均等に配置します。

針金30番で巻いてしっかり止めます。私、針金30番を切らしてしまったので、28番で巻きました。

巻いた針金の凸凹をペンチで平らにし、その上にボンドを塗りティッシュを巻きます。

ティッシュを、ガクの直径が1.2cmの太さになるように巻きます。

お花紙を1×10cmくらい巻きます。ティッシュの白を隠します。

ガクを付けます。ボンドは、ギザギザの下までぬります。

ガクが付きました。
葉を付けます。

葉を型紙通りに切ったら、色の濃い部分を内側にし、緑28番の針金4cmで、中央をねじって止めておきます。

葉の付ける順番通りに並べました。
お花づくりテープは、4cmから6cmくらいにそれぞれ切り分けて置き、葉一枚一枚取り付けるとうまくいきます。巻き付ける分量は葉を0.5cmくらい一緒に巻き込むとしっかり止まります。

葉が付いたところ

葉は、ハサミなどの背の部分でしごくとカールします。

花びらを丁寧に一枚ずつ広げると出来上がりです。
カーネーションの作り方はいかがでしたでしょうか。
一度にたくさん作るのは骨が折れます。でも、出来上がると綺麗です。
花は心のご馳走です。

花は腹の足しにはならないという人がいます。いえいえ、花は、私には心のご馳走です。たとえ造花であっても、見るとホッとなごみます。

作った花たちをジャムのビンとか、切った竹に飾って、なごみまくりです。

ラッピングペーパー1m118円(税込)、その他のリボンは送別会に頂いた花についていたリボンです。
わたしが使ったカメラはPowerShot G7X MarkⅡです。
キャノンのカメラを買って、今回初めて長男が作業の様子を写真に撮ってくれました。初めてなのに操作が簡単で、すぐになれました。また、花の色も、夜も昼も同じように良い色で撮れたのがとてもうれしいポイントです。