野鳥撮影に挑戦しています。
前回Avモード(絞り数値を決めてとる)で写真を撮ったとき、鳥の写真の限界を感じました。それで、あまり期待せず、とりあえず撮ってみようと、野鳥が来るのを待っていました。

野鳥は、警戒心が強く、さらに、今シーズンは特に冬鳥のやってくる季節に、近所で建て替えやペンキ塗りが有り、鳥たちも落ち着かない様子でした。
それでも我が家の庭に来てくれる野鳥に感謝し、カーテンの隙間、障子の影、少し離れた場所から遠慮しながら撮りました。

まだまだ不慣れなため、シャッタースピードは1250分の1秒で連写で撮りました。

 シジュカラは、あまり人を恐れません。カメラを向けてもお構いなしです。
シジウカラ餌探し
電柱の周りは虫が隠れていたりして、そこもまたシジュカラには良い餌場となり、電柱の周りや入り組んだ電線などで餌を探します。

四十雀1
距離約4m。デジタルズームで撮りました。

四十雀2
メスのシジュウカラ。距離約6m。デジタルズームで撮りました。

四十雀つがい
シジュウカラのつがいです。距離約12m。デジタルズームで精一杯近づいたんですが、これが限界です。

四十雀4
お向かいのアンテナに。距離約8m。周りとの色の差がはっきりしているとピントが合いやすいです。あとは、私の腕の問題です。まだ、空に向けた時の調節がわかりません。

シジュカラが、長い時間家の周りにとどまっていてくれたので、シャッタースピードや露出など変える時間がありました。それで、次に野鳥が来た時に、モードや露出、シャッタースピードのチェックを忘れずにするようになりました。ちょっとだけ進歩です。

メジロは、スズメより小さく動きの素早いので、ピント合わせは大変です。
メジロ1
庭の柿の木に来たメジロ。距離約4m。二階のベランダから撮りました。目の周りの白い模様がくっきりしています。

メジロ2
デジタルズーム域手前のギリギリで撮りました。

下のメジロとウグイスの写真は、Sony a6000 高倍率ズームレンズで撮りました。

メジロとウグイスの縄張り争いです。今年のウグイスは、「ジッ、ジッ、ジッ・・」という地鳴きをよくします。おかしな表現ですが、大声で鳴きます。それで、庭に来たことがすぐにわかります。ウグイスは皆大人しく、藪の中でひっそりとしているものだと思っていました。ウグイスにも性格があるんですね。

たまたま目の前に息子のカメラがあり、すぐ手に取って写真を撮りました。私が窓を開けてカメラを向けても気にせず、お互いに激しく鳴き合っていました。ウグイスもメジロも気が荒いなと思いながら撮りました。
ウグイス枝の上
柿の枝の一番高い所で、メジロに激しく威嚇するウグイス。

ウグイス1
ウグイス。距離約6m。G7X Mark 2使っていたので、Sony a6000の操作に戸惑いました。

ウグイス2
相手はメジロのつがい。ウグイスは一羽で戦います。
メジロつがい1
メジロはつがいでウグイスを追い払いにかかります。

メジロつがい2
柿の木からアメリカハナミズキにウグイスを追い払ったメジロのつがい。

メジロ対ウグイス1
今年は、庭の柿の実が少なく、柿の木の争奪戦は激しかったです。

ウグイス
ウグイスとメジロ。通行人により一時休戦、三羽同時に別々の方向へ飛び立ちました。

流石、Sony a6000・・・という写真です。クッキリ、綺麗な絵が撮れました。

再びG7 Mark2で撮ります。

何処にでもいるスズメですが、カメラを向けるとすぐに逃げられてしまいます。田舎のスズメは用心深い・・・と、以前東京に行ったときに、私の50センチ離れたところで餌探しをしているスズメを思い出します。「つかまっちゃう気満々??」、背中を撫でてみようかなと手を伸ばすと、ちゃんと逃げました。野生は捨ててないんだと思いました。田舎のスズメは人に馴れていないのか、なかなか撮れません。
スズメ1
距離約8m。ガラス窓越しに撮りました。ガラス越しだと安心のようです。

今の時期、スズメは群れで行動します。
スズメの集会1
落葉樹に止まり、会話を楽しんでいます。まるで雀の成る木です。大体そこには、メジロもいます。今年は6羽一緒にいました。因みに、メジロの独身者は小さな群れを作り、つがいは、つがいで行動するそうです。
スズメの集会2
たまたまシジュウカラがやってきました。シジウカラは、ルーティーンで餌場を回っているようで、スズメと行動を共にしている様子はありません。
一羽の雀
一羽の雀が細い枝でプーラプーラして遊んでいました。連写の中の1枚です。遊んでいるのがわかれば面白いのですが……

ヒヨドリのつがい
ヒヨドリが雀の集会所にやってきました。近くにミカンがあるのでそれを食べに来ました。安全かどうか様子を見ています。ヒヨドリまでの距離約8メートル。ヒヨドリの背中がのっぺりとして写っています。

ヒヨドリは、体が大きいので、撮りやすいです。仲良しになれればいろんな絵が撮れます。
ヒヨドリ3
ヒヨドリが山茶花の花びらを食べていました。それを障子を20センチ開けてガラス越しに撮りました。距離約2m。ヒヨドリと目が合っちゃいました。風が強く揺れていました。風の止まった瞬間を待って撮りました。

ヒヨドリ2
揺れる木の上でヒヨドリは踏ん張ります。

ヒヨドリ1
結構食べたし、そろそろ行くか・・・という感じで去っていきました。
多分2年前から庭に来ているヒヨドリだ思います。警戒心がちょっと薄くなってきました。

逆光でしかもガラス越しの写真だったので、被写体に焦点を合わすことも大変でまたガラスに反射した光なども入ってしまったりして撮るのに苦労しました。ヒヨドリがのんびり食事していてくれたので、いろんなモードにして撮ることができました。

シャッタースピード優先で撮った鳥たちは、被写体がカメラの領域内にあれば素晴らしい写真が撮れると確信!自分専用のカメラとして常に手元にあり、シャッターチャンスを逃すことがないと言うことも大きなポイントです。
 
G7X Mark2は、被写体を撮るときどんな写真にしたいかで距離を決めます。例えば花を撮るとき、花から少し離れてズームして撮ると花が立体的に撮れます。逆光で撮ったり順光で撮ったりするだけで写真の表情が変わります。きっと鳥の写真の撮り方を少しずつ変えてみるとさらに素晴らしい写真が撮れるのかもしれません。

花を撮るようにじっくり構えて撮れればいいのですが、野鳥を見つけるとそれだけでドキドキしてとにかくシャッターボタンを連打してしまいます。昨年、独り立ちをしたイソヒヨドリやシジュウカラの大家族も、一応シャッターを押したのですが、何が何だか・・・
G7X Mark2のモニターはとても見やすくて、最近遠視になったに私も、ピントが合っているかどうか確認が容易です。今年こそは、貴重なシーンを慌てず、モニターを見ながら撮れるほどになりたいものです。

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