我が家で芽吹いたクレマチス、昨年の開花は本当に喜びました。綺麗なブルーの清々しい花だったので、増やしたいと思いました。

今年も同じ花が咲くと思って期待して花の咲く日を心待ちにしていました。
2020年のクレマチス
4月15日、鉢の中のクレマチスで最初に咲いたのは白の花。

この最初に咲いた白のクレマチスは、16日目の今日も咲き続けています。花持ちいいです。
面白いのは花びらの数です。6枚から8枚で不規則です。

ひとつの株からいろんなタイプの花が咲いているということです。
次に咲いたのは綺麗なピンクパープル

4月23日、こんな花が咲きました。
これはこれで色も綺麗だし、花びらも大きく咲き方も八重っぽく新しいです。
しかし、この花の不思議なところはそこだけではありませんでした。

4月24日クレマチス。咲いた次の日はぐったりして水切れか、それとも咲いた花は一日しか持たないのかとがっかりしました。
ところがところが、また次の日に見てみると垂れていた大きな花びらは次第に横に上がって来て広がり、普通の一重のクレマチスになりました。

4月25日のクレマチス。花びらがピンとなりだしました。
他の花も開花とその後を比べてみます。
開花初日


開花の次の日


ぐったりして見えますが、しおれているわけではありません。こんな感じでさらに日にちが経つとシャキとなります。
今日のクレマチスです。

ぐにゃっとしているのは開花2日目の花です。下のピンクの花はしゃきっとしつつあります。開花四日経っています。
花を比較します
現在の親株と昨年までの花を比較してみます。

これが現在の親株と思われる花です。実はこの親株も昨年までとはちょっと違っていて色が濃くなりました。

2019年の花

更にその前の花です。
現在の親株と今年の鉢の花の比較

親株の開きかけ

鉢のピンク

現在の親花

鉢の花
あのブルーはいずこ・・・
昨年の花と今年の花とでは、色が全く違っています。

2019年の鉢の花

2019年の夏、鉢の中に、最後に咲いた花には赤い筋が1本入った花がありました。花びらの形も青い花とは違うので根本的に違うのではないかと思います。
このようにして比べてみると、3種類のクレマチスが鉢の中にあるのではないかと思われます。そしてブルーのクレマチスは一番最後に花を咲かすのではないか・・・とすっごく期待しているんですが・・・・
もしかして誘引作業の時ちぎってしまったか・・・Oh, no!!
育種家たちは、こういうのを何年もかけていい花を作っているんだなぁ、「花を買う時は心の中で、素敵な花をありがとうと言おう」、忘れていなければ・・・
安定した花色を出すのは難しいですね。
この面白い現象は、年に一度のお楽しみです。思うようにいかないのも楽しいことのひとつです。来年はどんな変化を見せてくれるでしょうか。待ち遠しいです。
もし皆様の家でクレマチスを栽培なさっていたら、咲いた後にできた種を蒔いてみるなどなさると、このような面白い発見があるかもしれません。
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今年も同じ花が咲くと思って期待して花の咲く日を心待ちにしていました。
2020年のクレマチス
4月15日、鉢の中のクレマチスで最初に咲いたのは白の花。

この最初に咲いた白のクレマチスは、16日目の今日も咲き続けています。花持ちいいです。
面白いのは花びらの数です。6枚から8枚で不規則です。

ひとつの株からいろんなタイプの花が咲いているということです。
次に咲いたのは綺麗なピンクパープル

4月23日、こんな花が咲きました。
これはこれで色も綺麗だし、花びらも大きく咲き方も八重っぽく新しいです。
しかし、この花の不思議なところはそこだけではありませんでした。

4月24日クレマチス。咲いた次の日はぐったりして水切れか、それとも咲いた花は一日しか持たないのかとがっかりしました。
ところがところが、また次の日に見てみると垂れていた大きな花びらは次第に横に上がって来て広がり、普通の一重のクレマチスになりました。

4月25日のクレマチス。花びらがピンとなりだしました。
他の花も開花とその後を比べてみます。
開花初日


開花の次の日


ぐったりして見えますが、しおれているわけではありません。こんな感じでさらに日にちが経つとシャキとなります。
今日のクレマチスです。

ぐにゃっとしているのは開花2日目の花です。下のピンクの花はしゃきっとしつつあります。開花四日経っています。
花を比較します
現在の親株と昨年までの花を比較してみます。

これが現在の親株と思われる花です。実はこの親株も昨年までとはちょっと違っていて色が濃くなりました。

2019年の花

更にその前の花です。
現在の親株と今年の鉢の花の比較

親株の開きかけ

鉢のピンク

現在の親花

鉢の花
あのブルーはいずこ・・・
昨年の花と今年の花とでは、色が全く違っています。

2019年の鉢の花

2019年の夏、鉢の中に、最後に咲いた花には赤い筋が1本入った花がありました。花びらの形も青い花とは違うので根本的に違うのではないかと思います。
このようにして比べてみると、3種類のクレマチスが鉢の中にあるのではないかと思われます。そしてブルーのクレマチスは一番最後に花を咲かすのではないか・・・とすっごく期待しているんですが・・・・
もしかして誘引作業の時ちぎってしまったか・・・Oh, no!!
育種家たちは、こういうのを何年もかけていい花を作っているんだなぁ、「花を買う時は心の中で、素敵な花をありがとうと言おう」、忘れていなければ・・・
安定した花色を出すのは難しいですね。
この面白い現象は、年に一度のお楽しみです。思うようにいかないのも楽しいことのひとつです。来年はどんな変化を見せてくれるでしょうか。待ち遠しいです。
もし皆様の家でクレマチスを栽培なさっていたら、咲いた後にできた種を蒔いてみるなどなさると、このような面白い発見があるかもしれません。