ベトベトの油汚れがなかなか落ちない、こびりついた油がくさい、掃除に時間がかかる……
そんな換気扇掃除から私を解放したのが、富士工業株式会社から出ているシロッコファンの換気扇、リンナイ AirPRO TX 3S901型レンジフード
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新しい換気扇
3月に取り付け工事を行ったガス台の上の換気扇

換気扇の掃除が、ガス台の掃除のついでにできる、30分とかからない、しかも、専用の洗剤なしで、普段つかっている台所洗剤でできる、掃除がとても簡単、そんな換気扇をご紹介します。

きたない、くさい、きつい換気扇掃除
今までの換気扇は、壁にファンを取り付けたタイプで、網付きでした。
古いタイプのレンジフード
掃除は専用の洗剤で、窓を開けて換気をしながらやっていました。流しに45度のお湯を張り、専用の洗剤を入れ、レンジの網や、ファンを浸しておくこと30分、それからせっせと油落とし。
最後の頃は、体がきつくて掃除もロクにできませんでした。肩の痛みがひどい時は網を外して使うなどしていました。そうなると落ちてくる汚れた油とも戦わなければなりません。まさに油地獄。全部自分たちの食べる物の一部で、これなしに食事はあり得ないんですけど、掃除の時には大変です。
プロペラファン
厄介なのは換気扇です。換気扇を外すには、ガス台の上に登って、スクワットの途中みたいな状態でした。すぐに外せる時はいいのですが、結構な油汚れだとヌルヌルして、「ヌグググ・・・」とばかりに力を入れてネジを外し、換気扇を取り外します。それだけでも一仕事、それから掃除です。マメにやるとこんなに苦労はしませんが、私の場合体調の問題が大きくて、頭痛や微熱のない時、用事は済ませてから・・と、いろいろあります。そして換気扇の掃除は、暑すぎず寒すぎないいい日を選んで、窓全開で頑張ります。すると、回復まで入れると二週間の大仕事となるわけです。

掃除が劇的に変わったシロッコファンの換気扇
新しい換気扇は、「掃除が楽」ということで決めました。しかも、普段使っている台所用洗剤で良いと言います。今まで使っていたレンジフード用油落とし洗剤の臭いも苦手でしたから、私にとってますます魅力的です。窓を全開にしなくてもいい分、洗える日が劇的に増えるかもしれないとも思いました。
平行をとる_LI
取替工事中
だいたい新しいものは、取り付け時に業者さんに説明を聞いて、更に説明書を見ながらオタオタと始めますが、それもなく、手際良くできました。

油落としがびっくりするほど簡単で、整流版やレンジフードの内部の広い面積もツルッと洗い落とすことが出来るのです。換気扇を外す時の筋トレも無しでお掃除ができちゃうんです。ほんのちょっとの時間でささっとできるので、換気扇掃除が憂鬱になることもありません。

換気扇には、お掃除の目安となるランプがあります。
お掃除ランプ
こちらのオレンジ色の「お手入れランプ」がついたらお掃除時です。1日2時間使って100時間使った頃にお掃除ランプがつきます。このランプは、設定を変更できます。
我が家では、通常モード(設置してもらった時のままで)、2回ランプがつきました。春から初夏までは2か月半くらいで、夏は6か月近く経ってからつきました。夏は、ガスを使う頻度が少なくなるからです。
春は、掃除が楽でしたが、夏を超えて秋にランプがついた時には、時間が経ちすぎて、油の粘土が上がってしまい、ちょっと時間がかかりましたました。掃除は、油が硬くなる前にきれいにする気持ちで、早め早めが、自分の体にも優しいと思いました。

換気扇掃除実践編
お掃除の時に揃えたい道具・・・普段使っている台所用中性洗剤、スポンジ、布の切れ端、台拭き、キッチンペーパー、ゴム手袋など

整流板は歪むと機能しなくなるそうです。整流版を洗うための平らな場所を用意します。

①、整流板を外して洗います。
カバーを止めてあるフック
整流板の両サイドにフックかあります。押して外します。
両手で外します。
整流板は、両手で外します。アラームが鳴りますが、整流板を外したためで、しばらくすると鳴り止みます。整流版は歪むと上手く吸い込まなくなるので、平らな場所に置いて作業します。
油拭き
整流板に付いた油を拭きとります。布の切れ端とかあると便利です。
洗剤で洗う
台所洗剤を薄めてスポンジで軽く撫でるように油を落としたら水で洗います。

②、オイルガードを外して洗います。
ファンのカバー
ストッパーを外し、オイルガードを取り外します。
カバーに溜まった油汚れ
オイルガードにも油が溜まっています。いらない布などで拭き取ってから、台所洗剤で洗います。

③、ファンを外して洗います。
ファン外し
ファンを外します。左側に飛び出ているのがストッパーで、押すと外れます。中央の赤いポッチは、差し込み確認ピンです。
ストッパーを押す
ストッパーを押します。親指の所です。暗くて上手く写っていませんが、軽く押すだけで外れます。
真っ直ぐ下に下げる
簡単に外れます。軽いので片手で楽々。

一番時間がかかったのがファンの掃除で、埃も付いていました。こういう時は、ぬるま湯に台所洗剤を薄めて入れ、しばらくしてから洗うと良いそうです。後で説明書を確認して知りました。
ファンを洗う
私は歯ブラシでゴシゴシこすりましたが、これはあまりよろしく無かったですね。

ファンには、クリップのようなものがついています。これはオモリで、ファンを正常に回す役目があり、取ってしまうと吸い込みが悪くなったり異音が出たりするので取らないようにと、換気扇の取り付けの時にも言われました。歯ブラシでごしごしこすったので、ファンを洗った後オモリがついているかどうか確認をしました。

④、オイルパネル(本体内側)を拭きます。
天井部分
整流板、オイルガード、ファンを全て外したら、本体内側もきれいに拭きます。洗剤を薄め、拭いたあと、水拭きをしました。

⑤、元の位置にセットします。
外した時と逆の順番で取り付けます。
ファンは、カチッと音がするまで入れます。すると中央の赤いぽっちが飛び出します。オイルガードをセットし、整流版を取り付けます。

⑥、お掃除ランプを消して掃除は終了です。

油地獄からの解放、幸せ~~~!!
今回はランプがつくまで6ヶ月、ちょっと掃除に時間がかかりましたが、以前の掃除のように、窓全開で、洗剤と油汚れの臭いに悩まされることはなく、体へのダメージが少なかったです。
お手入れ二度目となりますが、今回も、小さな踏み台で、ファンまで外せ、筋肉痛もなく快適でした。
踏み台
軽くて丈夫な踏み台。698円で買いました。

今までの壁にファンがつくタイプは6万円台から、しかし、シロッコファンの換気扇は、12万と、倍の値段でしたが、掃除をしてみると、シロッコファンでよかったと本当に思いました。

夫はお金の面で今までのタイプにしてほしかったようですが・・・

体はどんどん歳を取り、今まで以上に何をするにもきつくなるのは確実です。特別な洗剤も必要なく、いつも使っている台所洗剤できれいになるのもありがたいことです。お金を出す時は勇気入りますが、掃除をしてみて、決断してよかったと思いました。

家事は大変なのが当たり前かもしれませんが、体の痛みを軽減させられる、生活の質を向上させられるものは、素晴らしいと思います。無理のない家事で、心のゆとりのができるのは幸せですね。

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