暑い毎日ですが、春花壇の準備を始める時期になりました。毎年のことながら7月からパンジーの種選びに頭を悩ませています。花数が多くて、しかもどれも魅力的で、決めるまでに相当考えます。今年こそスパッと潔く決めたいものです。

・・・とは言うものの、我が家は9月半ばにはペンキ塗りが始まり、終わりを待って庭で作業になります。南側のメインの庭はまだ片付け途中なので、西側の通路のみを計画しています。
西側通路
現在西側の通路は、バラが老化して元気が無く花も少ないので、バラを抜き、春の花壇を中心に考え、作り直そうと思います。最近は夏は厳しすぎて水遣りも出来ない日もあるので、夏花壇は休憩気味にできるようにします。
二階の屋根を超えそうになるまで成長したゴールドクレストは、思い切って切りました。今は地上2メートルくらいの幹が残っています。いずれは切るつもりですが、それまでは花を飾るポールにしたいと思います。

主役はチューリップ・スプリンググリーン。白地にグリーンのチューリップです。清涼感があって好きです。メインは決まっています。そして、チューリップの足元を飾るのはパンジー・・・・・のつもりですが、なかなか決まりません。沢山ありすぎて、しかも全色欲しい。そこで、イメージ画を描いてみました。
朝顔
壁には支柱を立ててスイートピーを植えたら立体的になります。スイートピーも憧れの花です。これで決まり!

フラメンコ1
パンジーはこんな感じの色をと考えています。(フラメンコ混合の中のひとつ)

紫ビオラ
庭に自然に芽を出すビオラも一緒に植えると変化が出ます。さし色が欲しければ園芸店で一鉢二鉢買えばいいのです。


スイートピー
夏には朝顔を這わせて、黄色のマリーゴールドと赤のサルビアで夏らしく飾ろう。

・・・、と思ったのですが、ある時ふと思い出したスイートピーの悲しい出来事。「スイートピー混合」と書かれた種袋を買って日当たりのいい場所にドド~ンと植えた翌年の春、白花しか咲かなくて、「これじゃ【紅花絹サヤエンドウ】の方がよっぽど良かった、絹サヤなら食べられるし!」ということがあったのを思い出し、紅花エンドウを植えるか・・・と考え出したら、迷子になってしまいました。

そこでスイートピーはなしにして、スプリンググリーンだけにしてみました。
クールカラー
パンジーはブルーと白でまとめよう・・・なんてクール!!

そこで白と青のパンジーとビオラを探しました。イメージに合うものはたくさんあります。しかし、他の花が目に入ってしまってもうたまりません。
カラフル
混合の種なら色々花色が入っていて春らしくなるんじゃないの・・・なんて思って、しかも種は20粒くらいで十分だから・・・

ううう・・・また迷子になってしまった・・・

いつも沢山の色の中から選んで種を買うのは、考えすぎてヘトヘトになります。どれも素敵でどれも欲しくなります。蒔いた種が花を咲かせると、何色でもよく、咲いた花にウキウキしますが、タネを買う時は、余ったタネを捨てることまで考えて、捨てなくてもいいように買いたいと思って、悩んでいます。
パンジー4
芽が出たらひとつ残らず庭に鉢に植えます。(パンジー・ビーコン混合)

ぱんじーえ
ギュウギュウです。(パンジー・ビーコン混合)

フラメンコ2
もう植えられませんと言いつつ、ギュウギュウに詰め込んで、色とか統一感とか、もうありません。(パンジー・フラメンコ混合)

色々迷って、ネーミングに惹かれて「トーホク」の「恋するパンジー」か「ひだまり」を買うことにしました。しんどい時の「ひだまり」っていう響きいいですよね〜。ほっとします。

種袋一つに入っている種は大体40粒くらい。発芽率95%と書かれていたら、間違いなくそれくらい芽が出ます。

種蒔きは、9月半ば過ぎに家の中で、ペンキ塗りが終わる頃、ポットに移植して外で育てられるように予定を立てています。

時間が経つとすぐ迷子になるから、来年の春がどんな花を選んでいるか自分でもまだわかりません。大体決めて買いに出かけますが、それでもまた園芸店の種のコーナーで長居してしまいます。ようやく決めて買った種袋を家に持ってきてみる時はとてもワクワクします。体調次第では蒔けない年もありますが、その時は、翌春庭に種を直接パラパラと蒔きます。運が良ければ芽が出て花を咲かせることもあります。

パンジーの種まきは難しいと思っていましたが、蒔いていてみると、意外と簡単で、花が咲くと咲いた花が笑いかけてくるような嬉しい気持ちになります。それで春はパンジーかビオラは必ず咲かせたい花のひとつになりました。
もしまだ種まきを躊躇っている方がいらっしゃったら、ぜひ蒔いてみてください。ちょっと手間はかかりますが、その分楽しいワクワクも倍に感じます。


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