毎日「暑い」を連発しています。
毎日の水やりは焼石に水の如く、すぐに乾き、乾いた微塵がさらさら飛びます。ある意味、熱消毒になっているかもしれません。

今年は、キアゲハの食草である、パセリを植えませんでした。一昨年のパセリの残骸が、根が張って抜けなっかたので、上だけ切って根はそのままに水もやっていませんでした。その鉢に、挿木を取るために、弱ったゼラニウムを植えました。
ゼラニウム4
そのゼラニウムは、大きな鉢に植えると元気を取り戻し、今、花をいっぱい咲かせています。

さてパセリはと言うと、ゼラニウムに水と肥料をやると葉を伸ばし花をつけました。パセリの生命力にビックリ。それを目ざとく見つけたのはキアゲハです。少ない食草に卵2個生みました。
キアゲハの幼虫
暑い中で2匹のキアゲハの幼虫は元気よく育っています。

水やりをするために窓を開けると 、ゼラニウムに隠れるようにデンドロビウムが花を咲かせています。
デンドロビウム1
咲いた花2個と蕾が2個あります。
デンドロビウム3
梅雨が長かったから、この暑さを春と思ったのかしら??

暑くてもたくさん咲いているのがゼラニウムです。あまり手入れをしない私の庭をきれいに飾ってくれます。
ゼラニウム1
葉が黄色ですが、夏にはよく見られます。秋にはまた緑色になります。
ゼラニウム2
花だけ見ていると涼しげですが、咲いたそばからチリチリです。
ゼラニウム5
今年は、虫が少なくて、蕾が食べられることなく花が咲きます。そういう年もあるんですね。

庭で一番日当たりの良い場所にあるヒメヒマワリ。夏の切り花に重宝しています。しかし、最近はいつもこんな情けない姿。
姫ヒマワリ
暑さに強いはずのヒメヒマワリが、最近ぐったりしています。観察すると、30度以上は苦手のようです。最近は、30度を超えた高温の時間が長いので、花も耐えられないのかもしれません。

朝早く、切り花を取りました。すると花にはクモがいました。
クモ1
黄色の花びらに合わせて体の色が黄色です。

クモ拡大
花瓶に挿してクモに気づきました。ピンクの花にはピンクの体になるんでしょうか、生き物の不思議です。

暑くてもチリチリにならずにしっかり咲いているのが、ガウラです。
ガウラ
暑くても湿度が高くても蒸れずに咲くので感謝です。

バラは次々蕾をつけましたが、チュレンバチの産卵が見られ、その度切りました。花が咲かない分、体力消耗を防げたのではないかと思います。
アレキサンドラオブジケント
こちらは、被害のないバラで、イングリッシュローズのプリンセスアレキサンドラオブケント。夏は花がピンク色になります。

今年の庭はセミもよく来ます。最近、地域の森や林が減っているのでちょっと残念ですが、ツクツクボウシやミンミンゼミが庭で鳴くのを聞くと、まだまだ大丈夫とほっとします。

 暑くても植物は季節を感じ、9月には秋の用意に取り掛かります。季節に置いてけぼりにされないようにしなくては。

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