ソラの看病と自分の病院とでへとへとで、コタツで横になっているか、布団から出られないで過ごしていましたが、「秋に買った球根はどうなっているのだろう、腐ってなきゃいいけど・・・」そう思ったらいてもたってもいられず、コタツを抜け出し庭に出てみました。
20210119ソラ日向ぼっこ
「肝リピドーシス」の治療を始めたソラは、一時期危険な状態でしたが、今はちょっと元気になりました。少し走ったり、出窓にジャンプして上がることもするようになりました。自分からご飯をねだります。少し安心です。

病弱ガーデナーの一番の悩みは計画通りにことが進まないこと。この3カ月、化学物質は胃腸まで痛めつけるのかと思うほど食事もまともに取れなくて痩せる思いだったのに、私の体は、少食でもちゃんと太れるように進化したらしい。

温かな小春日和、絶好のガーデニング日和です。冬にこんな日があるとありがたいです。

庭には剪定を待つバラがわずかに残っています。冬の蕾は開かずそのままコトリと落ちてしまいますが、小さな蕾でも色があるのっていいですね。
20210121冬のバラ
切って生けました。美しいとは程遠いですが、なかなかいいです。バラは落ちた花びらも好き。

20210122ソラとバラの剪定後
ソラの向こう側、剪定したバラです。汚いと写真を撮る気がしません。そういえばと思い、とりあえずソラ越しに写真を撮りました。汚いのはなるべく写らないようにして・・・
今年はノコギリで不要な枝をバッサリ切ることが出来ました。カミキリムシの被害など取り除いたら、残った枝は少しになりました。

千両や万両はすでにヒヨドリやジービタキの餌になって、庭には赤い実がありません。活けておいた千両の実をそろそろ庭に出してやろうかと思います。
千両20201231
ぎっくりで大したことも出来ず、地味な生け花でした。
20201231タカサゴユリ
結局タカサゴユリは庭に切りにも出られず、庭で咲き続けていました。

昨年、急に冷え込んだ12月、初雪を見た直ぐ後の土曜に倉庫にしまった冬タイヤを出そうとすると、ネズミが、倉庫の中の油粕から腐葉土まで掻きだして糞だらけにしてありました。冬、バラの植替えや買ってきたユリの球根を鉢に植えるため買っておいた用土です。

悲しすぎる・・・

ネズミが好むものは、骨粉入り油粕、牛糞堆肥、腐葉土で、赤玉土は袋に穴をあけただけでした。不思議なのは、鹿沼土と鶏糞には一切手を付けていなかったことです。
私の想像ですが、ネズミの好きな油粕が一番で、それからミミズがいそうな臭いのするものから袋を開けたのだと思いました。

とにかくすさまじい量の油粕と腐葉土です。できればゴミに出したいところですが、大量過ぎて、庭に埋めることにしました。花壇や畑など、穴の掘れる場所は全て撒きました。いつもはこんなに沢山の肥料や腐葉土を撒くことはなく、もったいなくて、チビチビしかやらないので、バラも他の花もこじんまりしていますが、今年はたっぷりと、たんましと肥料を施したので、きっと今までにない花の咲き具合となるかもしれません。

いつも野菜を植えていたところにも、それはたっぷりと混ぜ込まれてしまいました。それで、今年は野菜は植えないことにしました。ネズミの糞にはサルモネラ菌がいて、糞だらけの庭に植えた野菜は食べたくなので。それに、植えたところで、ネズミに食べられてしまうかもしれないし。とにかく、ネズミにはお引っ越しをしていただかないと。

なぜネズミが倉庫に入り込んだか・・・簡単です。倉庫が古すぎで床が抜けているからです。そのうちそのうち・・・なんて言っていたら、凄いことになりました。

それはそれで、花を沢山植えよう。

切った庭木の太いものは、燃えるゴミに出すことができないので、処理に困っていましたが、去年の家の外壁塗装工事中、車で避難していた時に見つけた公園の仕切りや植栽でヒントをもらったおかげで、この太い丸太を植栽の仕切りにしよう思いました。仕切りは便利です。球根を植えて、後になって植えた球根が何処だか分からないことはよくあって、根が出始めたチューリップを真っ二つにしたり抜いてしまったりしたことが何度もあります。仕切りがあればとりあえず植えた球根を掘り返すことはありません。
20210122球根畑
仕切りを置いたらちょっとだけ花壇らしくなった、ムフフフ・・
20210121球根の畑
手前の分の太い丸太はありません。かき集めて何とかせねば。

さて、例の球根たちはどうなっているか・・・・

オオオーーーー!芽が出ちょるううう!
20200121めのでた球根
クロッカスもヒヤシンスも鉄砲百合もアルストロメリアもムスカリも芽が出ちょるーーー!!

とりあえず植えました。
20210121球根を植える (2)

明日、私はきっと動けなくなって布団の中にいるだろう。でも、今日植えた球根たちの春の姿を想像しながら、ニヤついていることだろう。

 

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