肝リピドーシスとは、肝臓に脂肪が溜まって、肝機能が悪くなる病気です。特に太った猫に多いそうです。太った猫が痩せる時に、肝臓が体にある脂肪を使っているために、肝臓に脂肪が溜まっていくのだそうです。そうなってくると吐き気が起き食事をしたがらなくなり、ますます弱ってしまうそうです。
愛猫ソラの場合、正式には肝臓の細胞を取り調べて病名を出すそうですが、家族全員一致で「対症療法」を望んだため、「肝リピドーシス」として薬による治療を続けています。
ソラ、肝リピドーシス3カ月の経過
獣医さんからの指示
やがて夜中も起き出して、自分でお皿の食事を食べています。

体力が少し回復すると、朝次男がメールやらいろいろチェックしている間、朝の日課だった「兄貴」の膝に乗って寛ぐことを再開しました。
2月中旬ごろ
可溶性・・・13グラム、モンプチ・・・35グラム
水・・・60〜80cc
小便・・・6回
大便・・・3日おきくらい
体重・・・3,5kg
食事の量が少ないと大便を出すのも苦労します。脱肛になってしまったかと思って慌てて病院に連れて行ったこともありましたが、それは大丈夫でした。
大便はほぼ毎日出るようになりました。
2月末ごろの食事の量
可溶性・・・22グラム
モンプチ・・・50グラム
水・・・80〜100CC
小便・・・6〜8回
大便・・・ほぼ毎日
体重3.5kg
ソラの一日は、朝太陽の当たる棚の上で日向ぼっこから始まります。2階に駆け上がって2階を走り回ります。しかし、体調は一進一退で良くなったり、悪くなったり。今一緒にいられるこの時間が貴重であることには変わりありません。

外を眺めるソラ
月に一回は病院に連れてくるように言われ、連れて行きました。
状態は良くありません。黄疸が強くなりました。膵臓の機能も低下しているようです。相変わらず、獣医さんに「固い餌を食べられるようになったわけがわからない、その体で良く頑張っている」と言われます。
3月31日までの治療費
1月19日から3月31日までの治療費
再診代・・・2,000円
血液検査・・・7,000円
触診・・・1,000円
お尻の薬・・・2,000円
急がず病人のペースで
体力が落ちてくると、お腹の筋力も落ちてしまいます。自力で便を出せなくて、便を引っ張り出す助けが必要です。それで全部出せるわけではなくて、何度もトイレを気にしています。食事を作っているときや夜寝てしまってからトイレしたりするときは、どこかにこすった跡があります。それは仕方のないことです。
薬の効果で、一時期、ベランダの手すりにも上がって外を眺めたりする日もありました。今はとてもだるそうで、手すりに乗せないようにしています。
この頃病院に行くと、ぐったり疲れて食欲もなく1週間じっとして休んでいます。連れて行く方がいいのか、家でゆっくりさせたほうがいいのか、悩みます。
隣で寝息を立てて寝ている姿を見ると、明日には今日より元気になっているような気になったりします。良くなってほしいと願うあまり無理強いをしたりします。家族も疲れ過ぎるとつまらないことを考えます。時々何もせず休む必要があります。

湯たんぽのある布団で休むソラ
今一緒にいる時を大事に
お医者さんにしかできないことと、家族にしかできないことがあって、どちらも正解だと思います。一生懸命出した答えで頑張る。先のことはわかりません。振り返れば安らぎが見えるような未来にしたいです。スポンサーリンク
愛猫ソラの場合、正式には肝臓の細胞を取り調べて病名を出すそうですが、家族全員一致で「対症療法」を望んだため、「肝リピドーシス」として薬による治療を続けています。
ソラ、肝リピドーシス3カ月の経過
獣医さんからの指示
最初のころは脱水もあり、獣医さんから食事と水の量を決められた量与えるように指示されました。それから、食事の量、飲んだ水の量、大小便の回数を記録して獣医さんに報告しました。
食事・・・450グラム1缶プラス半缶、水100cc以上を目標。
薬・・・肝臓の働きを助ける薬、口内炎鼻のオデキ治療のための薬、吐き気止めの3種類を毎日服用。
1月のソラ
治療を始めた頃のソラは、体重が少しずつ減っていきました。度々の病院で疲れきっていました。

2021年1月8日、日向で暖まるようにしていたり、

コタツの中で暖まっていました。自分ではどうしても暖かくなれないようで、毛もボソボソしていました。
食事は病院からもらった缶詰を与えていましたが、あまり好んで食べません、その上 便秘にもなりました。また病院でカンチョウしなければなりません。病院に行くとすっかり疲れて食事もしなくなります。
缶詰をやめて可溶性繊維質の多い処方食を与えることにしました。
可溶性の餌は、砕いて、すり鉢ですり潰して注射器に入れてあげます。

砕いた餌をすり鉢で潰して

注射器に入れ、二人掛かりで餌を与えます。
容器を洗って片付けるまで1時間弱、1日に3〜4回、根気が入ります。現在のところ可溶性の餌は液状のはないそうで、地道にすり潰す必要が有ります。

注射器で食事を与えるようになると少し元気になりました。台の上に乗って日向ぼっこを楽しむ姿も見られるようになりました。
食事が増えると自力で大便も出来るようになります。

最初の1ヶ月は、自分で食べることができなくて心配しましたが、注射器での食事の量を少しずつ増やすことができるようになると、自分から食事をしたがるようになりました。
1月末ごろ
可溶性・・・9グラム、モンプチ20グラム
水・・・40〜60cc
小便・・・5回
大便・・・1週間に2回程度
体重3,5kg
薬・・・肝臓の働きを助ける薬、口内炎鼻のオデキ治療のための薬、吐き気止めの3種類を毎日服用。
1月のソラ
治療を始めた頃のソラは、体重が少しずつ減っていきました。度々の病院で疲れきっていました。

2021年1月8日、日向で暖まるようにしていたり、

コタツの中で暖まっていました。自分ではどうしても暖かくなれないようで、毛もボソボソしていました。
食事は病院からもらった缶詰を与えていましたが、あまり好んで食べません、その上 便秘にもなりました。また病院でカンチョウしなければなりません。病院に行くとすっかり疲れて食事もしなくなります。
缶詰をやめて可溶性繊維質の多い処方食を与えることにしました。
可溶性の餌は、砕いて、すり鉢ですり潰して注射器に入れてあげます。

砕いた餌をすり鉢で潰して

注射器に入れ、二人掛かりで餌を与えます。
容器を洗って片付けるまで1時間弱、1日に3〜4回、根気が入ります。現在のところ可溶性の餌は液状のはないそうで、地道にすり潰す必要が有ります。

注射器で食事を与えるようになると少し元気になりました。台の上に乗って日向ぼっこを楽しむ姿も見られるようになりました。
食事が増えると自力で大便も出来るようになります。

最初の1ヶ月は、自分で食べることができなくて心配しましたが、注射器での食事の量を少しずつ増やすことができるようになると、自分から食事をしたがるようになりました。
1月末ごろ
可溶性・・・9グラム、モンプチ20グラム
水・・・40〜60cc
小便・・・5回
大便・・・1週間に2回程度
体重3,5kg
やがて夜中も起き出して、自分でお皿の食事を食べています。

体力が少し回復すると、朝次男がメールやらいろいろチェックしている間、朝の日課だった「兄貴」の膝に乗って寛ぐことを再開しました。
2月中旬ごろ
可溶性・・・13グラム、モンプチ・・・35グラム
水・・・60〜80cc
小便・・・6回
大便・・・3日おきくらい
体重・・・3,5kg
食事の量が少ないと大便を出すのも苦労します。脱肛になってしまったかと思って慌てて病院に連れて行ったこともありましたが、それは大丈夫でした。
大便はほぼ毎日出るようになりました。
2月末ごろの食事の量
可溶性・・・22グラム
モンプチ・・・50グラム
水・・・80〜100CC
小便・・・6〜8回
大便・・・ほぼ毎日
体重3.5kg
体重を増やすために注射器で与える可溶性の餌を増やしました。ソラは文句言わず食べます。体重も3.6kgまで増えました。しかし、喉の調子が良くありません。ただ流し込むだけの餌は、喉を痛めるようです。自力で食べられるよう、可溶性とソラの大好きなモンプチをたくさん混ぜてあげました。するとまた体重が減ってしまいました。自力で食べるには体力が要ります。
ある日突然可溶性の固い餌を食べ始めました。
3月9日、あまりにもお腹すいていそうで、餌を砕く時間も待てないようです。固い餌を与えるとガリガリ食べました。その日、55gの餌を食べました。
ある日突然可溶性の固い餌を食べ始めました。
3月9日、あまりにもお腹すいていそうで、餌を砕く時間も待てないようです。固い餌を与えるとガリガリ食べました。その日、55gの餌を食べました。
しかし、胃が歪であることには変わりがなく、翌日は吐いて食事を20gしか食べられませんでした。
3月のソラ
食事・・・可溶性の固い餌30〜50g
3月のソラ
食事・・・可溶性の固い餌30〜50g
水・・・100〜180ml
小便・・・6〜8回
小便・・・6〜8回
大便・・・毎日
体重3.4kg
ソラの一日は、朝太陽の当たる棚の上で日向ぼっこから始まります。2階に駆け上がって2階を走り回ります。しかし、体調は一進一退で良くなったり、悪くなったり。今一緒にいられるこの時間が貴重であることには変わりありません。

外を眺めるソラ
月に一回は病院に連れてくるように言われ、連れて行きました。
状態は良くありません。黄疸が強くなりました。膵臓の機能も低下しているようです。相変わらず、獣医さんに「固い餌を食べられるようになったわけがわからない、その体で良く頑張っている」と言われます。
3月31日までの治療費
1月5日から2週間の治療費合計・・・55,660円
仔細は、「肥満猫だった愛猫ソラ「肝リピドーシス 」になる【治療2週間の経過と治療費】」に書いてあります。
仔細は、「肥満猫だった愛猫ソラ「肝リピドーシス 」になる【治療2週間の経過と治療費】」に書いてあります。
1月19日から3月31日までの治療費
再診代・・・2,000円
血液検査・・・7,000円
触診・・・1,000円
お尻の薬・・・2,000円
飲み薬・・・34,650円
注射器12本分・・・2,800円
税金・・・4,945円
合計・・・54,395円
1月5日から3月31日までの合計金額・・・110,055円
注射器12本分・・・2,800円
税金・・・4,945円
合計・・・54,395円
1月5日から3月31日までの合計金額・・・110,055円
全てが正解
正解だと思って頑張った注射器での食事も苦しそうに見えるようになりました。注射器での食事が増えると、量が増える分腹に力が入り蹴ったり噛んだり元気になる反面、無理矢理餌を流し込む形になります。
食べた後吐くようになりました。喉がゼロゼロするようになりました。自力で食事をするよう切り替えました。体重が減るので心配ですが、気管支に食事が入っていたり、喉が腫れた状態で流し込むのは危険と思いました。薬は与え続けなければなりません。今までお腹を上にしてあげていましたが、食事をする時の態勢に変えました。薬を吐き出しやすくなってしまいますが仕方ありません。時間をかけて、飲み込んだのを確認しては、少しずつあげています。
何が良いかとかは、ソラの様子をよく見て判断するしかありません。 猫も家族の思いを受け取って頑張っているような気がするので、言葉かけはいつもやっています。
正解だと思って頑張った注射器での食事も苦しそうに見えるようになりました。注射器での食事が増えると、量が増える分腹に力が入り蹴ったり噛んだり元気になる反面、無理矢理餌を流し込む形になります。
食べた後吐くようになりました。喉がゼロゼロするようになりました。自力で食事をするよう切り替えました。体重が減るので心配ですが、気管支に食事が入っていたり、喉が腫れた状態で流し込むのは危険と思いました。薬は与え続けなければなりません。今までお腹を上にしてあげていましたが、食事をする時の態勢に変えました。薬を吐き出しやすくなってしまいますが仕方ありません。時間をかけて、飲み込んだのを確認しては、少しずつあげています。
何が良いかとかは、ソラの様子をよく見て判断するしかありません。 猫も家族の思いを受け取って頑張っているような気がするので、言葉かけはいつもやっています。
急がず病人のペースで
体力が落ちてくると、お腹の筋力も落ちてしまいます。自力で便を出せなくて、便を引っ張り出す助けが必要です。それで全部出せるわけではなくて、何度もトイレを気にしています。食事を作っているときや夜寝てしまってからトイレしたりするときは、どこかにこすった跡があります。それは仕方のないことです。
薬の効果で、一時期、ベランダの手すりにも上がって外を眺めたりする日もありました。今はとてもだるそうで、手すりに乗せないようにしています。
この頃病院に行くと、ぐったり疲れて食欲もなく1週間じっとして休んでいます。連れて行く方がいいのか、家でゆっくりさせたほうがいいのか、悩みます。
隣で寝息を立てて寝ている姿を見ると、明日には今日より元気になっているような気になったりします。良くなってほしいと願うあまり無理強いをしたりします。家族も疲れ過ぎるとつまらないことを考えます。時々何もせず休む必要があります。

湯たんぽのある布団で休むソラ
今一緒にいる時を大事に
お医者さんにしかできないことと、家族にしかできないことがあって、どちらも正解だと思います。一生懸命出した答えで頑張る。先のことはわかりません。振り返れば安らぎが見えるような未来にしたいです。