春になると庭に姿を現すキノコがあります。ベージュ色の綺麗なキノコです。

ちょっと時間がたって色が悪くなりました。
名前はアシブトアミガサタケ
昨日、ドクダミを抜いているとたくさんありました。
とにかくドクダミを抜くのに夢中で、アミガサタケの写真を撮り忘れたので、今日雨の中探して、終わりかけの汚いものをいくつか写真に撮りました。本当はベージュ色で綺麗なキノコなんですよ。
なぜ庭にキノコ・・・??
観察場所・・・茨城県北部
観察場所の気温と気候・・・-4℃~+34℃。冬、乾燥し、夏、海からの霧も発生してジメジメしている。
アシブトアミガサタケ

アミガサタケにはいくつか種類があって、こちらはアシブトアミガサタケ。雨でぬれています。
庭に生えていたものは10センチ前後。1本または2本くっついて生えていました。大きいものは20センチくらいになるそうです。
写真で見てわかるように傘の部分は網目状の模様になって、楕円形をしています。

ドクダミを抜くときに一緒に抜いたキノコ

中は空洞になっていました。
抜くときグニャッとした感じではなく、コリッという感じでした。
実は高級食材?!
アシブトアミガサタケは毒があり、完全に火を通す必要があるそうです。火を通す時湯気に毒の成分があり吸い込むと良くないので、風通しの良い場所で行うのが良い・・・・らしいです。
ヨーロッパでは高級食材として珍重されているそうです。
図鑑によっては、食用と書かれているだけのものがあります。調理の仕方など、キノコに詳しい方の意見を聞く必要があります。

毒キノコが庭中に繁殖したら嫌だと思い、手あたり次第抜いたつもりですが、ドクダミの陰にひっそりと残っていました。こちらもかなり時間がたっています。
私はキノコにあまり興味がないので、毒かあ〜〜〜〜で終わりです。
アミガサタケの中には、毒性の強いものもあるらしいので注意が必要とのこと。
原因
その①:アシブトアミガサタケはアルカリの土壌を好み、ブロック塀などの側に生えてくることがある。ブロック塀は、石灰石でできたセメントや砂などで出来ていて、アルカリ性の土壌になりやすい。
その②:桜の木などの倒木がそのまま掃除されずに朽ちた状態である。

積みっぱなしの木の枝
私の庭は、その2つの条件にピッタリあったから大発生したのかもしれません。
太い木は回収してもらえないので、庭に積みっぱなしになっています。直径6センチ〜20センチまでは、50センチに切って予約をして、清掃センターへ持っていかなければなりません。
ますます病弱ガーデナーは知恵を使ってガーデニングをしなけばなりません。
他のキノコたち
サルノコシカケ

枯れたユスラウメの木に出ています。 猿の腰掛けは生木でも生えて来るそうで、森を歩くと私の腰掛けにできそうな大きなものを見ることがあります。
しめじの様なキノコ
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ちょっと時間がたって色が悪くなりました。
名前はアシブトアミガサタケ
昨日、ドクダミを抜いているとたくさんありました。
とにかくドクダミを抜くのに夢中で、アミガサタケの写真を撮り忘れたので、今日雨の中探して、終わりかけの汚いものをいくつか写真に撮りました。本当はベージュ色で綺麗なキノコなんですよ。
なぜ庭にキノコ・・・??
観察場所・・・茨城県北部
観察場所の気温と気候・・・-4℃~+34℃。冬、乾燥し、夏、海からの霧も発生してジメジメしている。
アシブトアミガサタケ

アミガサタケにはいくつか種類があって、こちらはアシブトアミガサタケ。雨でぬれています。
庭に生えていたものは10センチ前後。1本または2本くっついて生えていました。大きいものは20センチくらいになるそうです。
写真で見てわかるように傘の部分は網目状の模様になって、楕円形をしています。

ドクダミを抜くときに一緒に抜いたキノコ

中は空洞になっていました。
抜くときグニャッとした感じではなく、コリッという感じでした。
実は高級食材?!
アシブトアミガサタケは毒があり、完全に火を通す必要があるそうです。火を通す時湯気に毒の成分があり吸い込むと良くないので、風通しの良い場所で行うのが良い・・・・らしいです。
ヨーロッパでは高級食材として珍重されているそうです。
図鑑によっては、食用と書かれているだけのものがあります。調理の仕方など、キノコに詳しい方の意見を聞く必要があります。

毒キノコが庭中に繁殖したら嫌だと思い、手あたり次第抜いたつもりですが、ドクダミの陰にひっそりと残っていました。こちらもかなり時間がたっています。
私はキノコにあまり興味がないので、毒かあ〜〜〜〜で終わりです。
アミガサタケの中には、毒性の強いものもあるらしいので注意が必要とのこと。
アシブトアミガサタケが庭で繁殖しているのはなぜか?
さて問題は、アミガサタケがなぜ庭に現れたかです。これまで その姿を1〜2本見ていました。綺麗だなと思うこと以外はありませんでした。しかし、今年は狭い範囲に20個余りあります。原因を知りたくなりました。
さて問題は、アミガサタケがなぜ庭に現れたかです。これまで その姿を1〜2本見ていました。綺麗だなと思うこと以外はありませんでした。しかし、今年は狭い範囲に20個余りあります。原因を知りたくなりました。
原因
その①:アシブトアミガサタケはアルカリの土壌を好み、ブロック塀などの側に生えてくることがある。ブロック塀は、石灰石でできたセメントや砂などで出来ていて、アルカリ性の土壌になりやすい。
その②:桜の木などの倒木がそのまま掃除されずに朽ちた状態である。

積みっぱなしの木の枝
私の庭は、その2つの条件にピッタリあったから大発生したのかもしれません。
太い木は回収してもらえないので、庭に積みっぱなしになっています。直径6センチ〜20センチまでは、50センチに切って予約をして、清掃センターへ持っていかなければなりません。
ますます病弱ガーデナーは知恵を使ってガーデニングをしなけばなりません。
他のキノコたち
サルノコシカケ

枯れたユスラウメの木に出ています。 猿の腰掛けは生木でも生えて来るそうで、森を歩くと私の腰掛けにできそうな大きなものを見ることがあります。
しめじの様なキノコ
色は灰色と茶色の二種類を見ます。腐葉土の中に入って運ばれてきた感じです。鉢の中、庭のどこにでも芽を出しました。未完成の腐葉土を買った時に沢山出てきました。でもこのキノコは、そのうちなくなりますので気にしていません。
キノコのできる環境はガーデニングにとって善か悪か
一言で言えば、劣悪な環境と言ってもいいと思います。
それは何故か、
1、栽培する草花にとって、ジメジメとした状態は良くありません。
2、キノコの発生するメカニズムを見ると、土の酸度が偏っています。
3、完熟した腐葉土は菌のバランスが良く、雑菌の繁殖を抑えて土を良い状態にします。
キノコが繁殖するところは、草花などの植物が病気で弱り枯れてしまう環境になっているかもしれません。
・・・とはいうものの、ドクダミは大繁殖し、その地下の根はまるで東京の地下交通や下水を通した管やらを想像させるくらい複雑で、30分かかって足元のわずかの草しか抜けませんでした。地下深く潜った根茎を根絶するのは至難です。

1週間もするとまた芽が出てくるのでしょうけれど、種を付けさせなければそれ以上の繁殖は防げるはず。
・・・話しをキノコに戻しましょう
キノコの発生しない環境作り
キノコのできる環境はガーデニングにとって善か悪か
一言で言えば、劣悪な環境と言ってもいいと思います。
それは何故か、
1、栽培する草花にとって、ジメジメとした状態は良くありません。
2、キノコの発生するメカニズムを見ると、土の酸度が偏っています。
3、完熟した腐葉土は菌のバランスが良く、雑菌の繁殖を抑えて土を良い状態にします。
キノコが繁殖するところは、草花などの植物が病気で弱り枯れてしまう環境になっているかもしれません。
・・・とはいうものの、ドクダミは大繁殖し、その地下の根はまるで東京の地下交通や下水を通した管やらを想像させるくらい複雑で、30分かかって足元のわずかの草しか抜けませんでした。地下深く潜った根茎を根絶するのは至難です。

1週間もするとまた芽が出てくるのでしょうけれど、種を付けさせなければそれ以上の繁殖は防げるはず。
・・・話しをキノコに戻しましょう
キノコの発生しない環境作り
1、風通しの確保
私のキノコの森は、木の枝を伐採すると、まず積んでおく場所で、「肩が痛い、化学物質過敏で食事ができない、ソラが病気になった・・・・」など、できない理由が沢山ありました。息子たちや息子の友達にも手伝ってもらいましたが、何年も時間がかかります。

それで一番邪魔にならないこの場所に置いています。
庭にはまた沢山の切らなければならない木があります。花壇の縁取りや、剪定の順番を工夫し、庭においておく時間を短くします。
2、庭の成分に敏感になる
アシブトアミガサタケは、アルカリ性の強いところを好むのであれば、ピートモスなどの酸性の土を撒いて酸度調節をします。
3、日光に当てる
地面が常に日の光に当たっていればジメジメ予防になります。また、軽石などを少し混ぜて水はけを良くします。
キノコを観察しよう!! あったらですけど。
植えた植物に元気がないのは、いろんな原因があると思いますが、その中の一つに「キノコのできやすい庭」も原因とすれば、発生したキノコを見て、どういう性質のものかわかれば、改善点が見えてきます。
キノコのおかげで土の見直しができるともいえます。
自然って、植物って奥が深いですね。
私のキノコの森は、木の枝を伐採すると、まず積んでおく場所で、「肩が痛い、化学物質過敏で食事ができない、ソラが病気になった・・・・」など、できない理由が沢山ありました。息子たちや息子の友達にも手伝ってもらいましたが、何年も時間がかかります。

それで一番邪魔にならないこの場所に置いています。
庭にはまた沢山の切らなければならない木があります。花壇の縁取りや、剪定の順番を工夫し、庭においておく時間を短くします。
2、庭の成分に敏感になる
アシブトアミガサタケは、アルカリ性の強いところを好むのであれば、ピートモスなどの酸性の土を撒いて酸度調節をします。
3、日光に当てる
地面が常に日の光に当たっていればジメジメ予防になります。また、軽石などを少し混ぜて水はけを良くします。
キノコを観察しよう!! あったらですけど。
植えた植物に元気がないのは、いろんな原因があると思いますが、その中の一つに「キノコのできやすい庭」も原因とすれば、発生したキノコを見て、どういう性質のものかわかれば、改善点が見えてきます。
キノコのおかげで土の見直しができるともいえます。
自然って、植物って奥が深いですね。