11月にホルベインの油性色鉛筆を誕生日より早く、息子たちプレゼントしてもらいました。
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いつか欲しいと思っていたホルベインの色鉛筆、どんな表現が可能なのか、今まで使っていた色鉛筆と比べてみました。
水彩と色鉛筆2種類描き比べ
下の絵は、柿を描いたものです。
上から・リキテックス・ガッシュ・アクリリック(不透明水彩)
真ん中・ドウシシャの色鉛筆48色(芯硬め)現在販売されていません。
下段・ホルベイン・アーチスト色鉛筆36色(油性)
水彩(リキテックス・ガッシュ・アクリリック)
アクリル絵の具・足りなくなった絵の具を買い足して使っています。
水彩は時々描いているので慣れもあります。色を出すには何色をどれくらい混ぜればいいか知っているので、色を出すということでは悩みませんでした。乾くまで少し時間が必要です。
ドウシシャ硬めの色鉛筆
20年以上前、夫から誕生日プレゼントでもらいました。
ドウシシャの色鉛筆はたくさん色があって、微妙な色調に仕上げることができます。しかし芯が硬いので丁寧に色を重ねる必要があります。画用紙の目がつぶれてツルツルになります。
ホルベインアーチスト油性色鉛筆
今年の誕生日プレゼントでもらいました。
ホルベインの油性色鉛筆は発色よく色の乗りもいいので、描くとき力も必要ありません。画用紙の目がつぶれません。
今まで48色の色鉛筆の中から色を選んで描いていたのとは違って、重ねる色選びに工夫が必要でした。
風景画で比べてみる
風景画でも比べてみました。下書きをコピーをして色塗りをする「塗り絵」で試してみました。
久しぶりの風景画は、今まで撮った写真を使いました。
常陸太田市にある横川の下滝下流側
Photo by Yukey
横川の下滝・滝を背にして下流側を撮った写真です。
画用紙にホルベインの色鉛筆で描いてみました。
色はしっかりつくものの、あまりにもヘタで、描けば描くほどダメになって泣きそうになりました。
以前描いた水彩はこちらです。こんな感じを目指していました。
2018年に描いた横川の下滝、下流側です。リキテックス・アクリリック・ガッシュ(不透明水彩)
もう一度下描きをして描くことにしました。
画用紙ではうまく描けなかったので、コピー用紙に塗り絵をすることにしました。
色鉛筆
久しぶりなので水平をとるための線(グリッド線)を引いて正確さを出しています。
ドウシシャ芯硬めの色鉛筆(所要時間約3時間)・コピー用紙
影を出すのに苦労しました。黒や紺で何度も色を塗り重ねました。色を濃く出すために色鉛筆を立てて描いたりして雑な印象です。
横川の下滝
Photp by Yukey
常陸太田市にある横川の下滝、落差20メートル、幅16メートル。美しい滝です。紅葉の時期も見事な滝。
横川の下滝・水平を取るためのための線を引いて描きました。
ホルベイン油性色鉛筆(所要時間約3時間)・コピー用紙
色を重ねてもしっかり重ねた色が出ました。発色もよく、黄色や黄緑などの淡い色もちゃんと出たのがうれしいところです。
うっかり色を塗りすぎて消しゴムで消そうとしたらクレヨンをこすったようになりました(絵の右、真ん中あたりのモスグリーンの色)。
風景画は影を描ければ大体うまくいきます。ホルベインの油性色鉛筆は思った以上に影が出せたので、良かったです。
描きすぎたところはネリケシで張り付けてはがすように色を落としたらうまく落ちました。
イラストもいい感じ!!
色鉛筆は細かい線をたくさん描いて面に仕上げるものです。せっかちな私には無理と思っていました。でも、いろんな画材に出会うと可能性が出てくるのもわかります。
次男に頼まれたイラストは画用紙に描いています。画用紙のほうが向いているいい感じになる絵もあります。
クレヨンで書いた素朴な感じになります。カワイイ絵にピッタリの塗り方ができます。
(リスはドングリがゆがんだので描き直します)
シャチの黒がはっきりと描けます。尾びれの部分は黒色を薄く塗りました。背中のグレーはグレーの色鉛筆でしっかり塗りました。スキャンしたときに色が抜けないようにするためです。色の出し方にも工夫をすると変化が出て面白いです。
まとめ
紙によって描く絵を変えたり、道具を変えたりすると絵にいろんな表情が生まれますね。・・・なんていうことを以前にも書いた記憶があります。描く度いろんな発見があるのも好きな絵ならではです。
紙選びも楽しめたらもっと絵を描くのが楽しくなりそうです。
私の以前描いた絵はこちら>>カテゴリ:水彩と色鉛筆画・写真
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いつか欲しいと思っていたホルベインの色鉛筆、どんな表現が可能なのか、今まで使っていた色鉛筆と比べてみました。
水彩と色鉛筆2種類描き比べ
下の絵は、柿を描いたものです。
上から・リキテックス・ガッシュ・アクリリック(不透明水彩)
真ん中・ドウシシャの色鉛筆48色(芯硬め)現在販売されていません。
下段・ホルベイン・アーチスト色鉛筆36色(油性)
水彩(リキテックス・ガッシュ・アクリリック)
アクリル絵の具・足りなくなった絵の具を買い足して使っています。
水彩は時々描いているので慣れもあります。色を出すには何色をどれくらい混ぜればいいか知っているので、色を出すということでは悩みませんでした。乾くまで少し時間が必要です。
ドウシシャ硬めの色鉛筆
20年以上前、夫から誕生日プレゼントでもらいました。
ドウシシャの色鉛筆はたくさん色があって、微妙な色調に仕上げることができます。しかし芯が硬いので丁寧に色を重ねる必要があります。画用紙の目がつぶれてツルツルになります。
ホルベインアーチスト油性色鉛筆
今年の誕生日プレゼントでもらいました。
ホルベインの油性色鉛筆は発色よく色の乗りもいいので、描くとき力も必要ありません。画用紙の目がつぶれません。
今まで48色の色鉛筆の中から色を選んで描いていたのとは違って、重ねる色選びに工夫が必要でした。
風景画で比べてみる
風景画でも比べてみました。下書きをコピーをして色塗りをする「塗り絵」で試してみました。
久しぶりの風景画は、今まで撮った写真を使いました。
常陸太田市にある横川の下滝下流側
Photo by Yukey
横川の下滝・滝を背にして下流側を撮った写真です。
画用紙にホルベインの色鉛筆で描いてみました。
色はしっかりつくものの、あまりにもヘタで、描けば描くほどダメになって泣きそうになりました。
以前描いた水彩はこちらです。こんな感じを目指していました。
2018年に描いた横川の下滝、下流側です。リキテックス・アクリリック・ガッシュ(不透明水彩)
もう一度下描きをして描くことにしました。
画用紙ではうまく描けなかったので、コピー用紙に塗り絵をすることにしました。
色鉛筆
久しぶりなので水平をとるための線(グリッド線)を引いて正確さを出しています。
ドウシシャ芯硬めの色鉛筆(所要時間約3時間)・コピー用紙
影を出すのに苦労しました。黒や紺で何度も色を塗り重ねました。色を濃く出すために色鉛筆を立てて描いたりして雑な印象です。
横川の下滝
Photp by Yukey
常陸太田市にある横川の下滝、落差20メートル、幅16メートル。美しい滝です。紅葉の時期も見事な滝。
横川の下滝・水平を取るためのための線を引いて描きました。
ホルベイン油性色鉛筆(所要時間約3時間)・コピー用紙
色を重ねてもしっかり重ねた色が出ました。発色もよく、黄色や黄緑などの淡い色もちゃんと出たのがうれしいところです。
うっかり色を塗りすぎて消しゴムで消そうとしたらクレヨンをこすったようになりました(絵の右、真ん中あたりのモスグリーンの色)。
風景画は影を描ければ大体うまくいきます。ホルベインの油性色鉛筆は思った以上に影が出せたので、良かったです。
描きすぎたところはネリケシで張り付けてはがすように色を落としたらうまく落ちました。
イラストもいい感じ!!
色鉛筆は細かい線をたくさん描いて面に仕上げるものです。せっかちな私には無理と思っていました。でも、いろんな画材に出会うと可能性が出てくるのもわかります。
次男に頼まれたイラストは画用紙に描いています。画用紙のほうが向いているいい感じになる絵もあります。
クレヨンで書いた素朴な感じになります。カワイイ絵にピッタリの塗り方ができます。
(リスはドングリがゆがんだので描き直します)
シャチの黒がはっきりと描けます。尾びれの部分は黒色を薄く塗りました。背中のグレーはグレーの色鉛筆でしっかり塗りました。スキャンしたときに色が抜けないようにするためです。色の出し方にも工夫をすると変化が出て面白いです。
まとめ
紙によって描く絵を変えたり、道具を変えたりすると絵にいろんな表情が生まれますね。・・・なんていうことを以前にも書いた記憶があります。描く度いろんな発見があるのも好きな絵ならではです。
紙選びも楽しめたらもっと絵を描くのが楽しくなりそうです。
私の以前描いた絵はこちら>>カテゴリ:水彩と色鉛筆画・写真