2年前からずっと探していた「ボタンホールがきれいに縫えるミシン」、ついに見つけました。
楽天市場の「マイミシン」でジューキミシンを買いました。
*この記事は広告リンクを含みます。
ジューキミシン【HZL-VS200V】はこんなミシンです。

届いたミシン。丁寧な梱包です。

後ろ側

糸通し回りにカバーがついています。糸通しにも番号が振ってあって、間違えないようになっています。

抑えと下糸周りです。針に糸通しがついていて、糸通しの面倒がありません。下糸のセットはちょっとだけ「これでいいの?」という感じの軽さがあります。慣れると問題ないです。

右上のレバーは糸通し用レバーで、左の差込口はボタンホールを作るときのものです。後ろのレバーは抑えガネのレバーになります。

コードは内側にしまうことができます。自動巻取りです。コードに上の黒いのが電源スイッチです。

購入時に特典としてついきたものです。
振動を抑えるコルクマット、100メートルミシン糸12色、サイドカッター
大きなボックス型のミシンカバーがあります。ミシンを使わないときはカバーをかけて置けるのもいいですね。以前はふろしきをかけておいていましたが、カバーは安全面でもいいかもしれません。

ミシンカバー、前面に大きな物入。フットコトローラーを入れておけるようになっています。

私はフットコントローラー買わなかったので、多分こうやって使うのもありかと・・・
でもこの物入れ的なところは、ホコリがたまります。
早速作品を縫ってみます。
布のバッグ2点

座布団カバーを作った残り布などでボーダーがらを作り、ハーフパンツや穴の開いたジーパンでバッグを作りました。
バッグの作り方はポイントだけ下のほうに書きました。
作品を作ってミシンのすごいところがわかりました。
★なんといっても厚地であっても重ね縫いも問題なくスイスイ縫えるというところです。

普通はジーパンなどの生地は針を14号に変えて縫うところですが11号のまま縫っても問題ありませんでした。生地が重なった部分も同じ針で作りました。
★縫い目がきれいです

ボーダーのキルティング

飾りを兼ね抑えミシンを掛けました。一番目につくところなので最低速で丁寧に縫いました。安定した縫い心地なので幅2ミリをしっかり守って縫えました。
★送りが正確に送ってくれるので、布がゆがんで送られることなくまっすぐに縫えるし、生地が重なっていても引っかからず、布を向こう側から引っ張らなくてよいので、縫うことに集中できます。
★糸切りが軽い音で、切れた糸が短いので糸のムダを感じません。後で糸処理する時に大量に糸が出ないのもストレスがありません。
★糸を裏に通して裏で結びたい時は、自動糸切りは使わず、糸を長めに出しますが、スムーズで、扱いやすいです。
★縫うスピードを5段階に調節できます。5段階ですが一番早いスピードは暴力的に早いです。私は3段階までが落ち着いて縫えるスピードです。
★ミシンの振動や音がとても静かです。ミシンには振動を抑えるコルクマットがついてきました。使う必要はありません。振動が少ないです。
★ボタンホールがきれいにできます。まだ服は縫っていませんが、私がボタンホールが綺麗にできるミシンにこだわったのは、ジャケットを作りたかったからです。4着挑戦しましたが、お気に入りには到底なれないものばかりです。
素敵な生地を見つけたら作ってみたいと思います。
バッグの作り方
バッグは、平成9年10月6日発行の「パッチワークレッスン」(株式会社パッチワーク通信社)に掲載されていたものを見て、ハーフパンツとジーンズの古着を使って作りました。古着なので作り方を変える必要がありました。
ハーフパンツで作ったバッグの型紙

単位はすべてセンチ
※表布上下で4枚、口布は表裏4枚、内袋は前側にポケットを付けて、後ろ側にはつけません。持ち手の幅は3センチになるように折ります。
材料
ハーフパンツ・・・婦人物のハーフパンツ1着
内袋用布・・・綿100%(110×30)
キルティング用布・・・幅3センチ×長さ60センチを必要な分だけ(9本柄で両側はバッグの布で作ります)
綾テープ・・・0.6せんち幅30~50センチ
ナスカン・・・1個
片面ハトメ・・・内径7ミリ8個(うち具が必要です。無い時は一緒に購入します)
コード・・・80センチ
コードストッパー2穴・・・1個
コードエンド・・・2個
※ハーフパンツは色落ちや穴あきなどをよけて裁断しましたので、こま切れになってしまいました。縫う場所も多く、生地が重なってしまうところもたくさんありました。
ジーンズを使ったバッグ

※持ち手は表にジーンズの生地を、裏には内袋に使う布を張りました。持ち手の縫い代をバッグの口を縫う時に挟んで縫い付け、縁縫いの時に、上のほうに出して縫います。
※持ち手は前中央後ろ中央につけます。
材料
ジーパン1本
内布袋用布・・・綿100%(110×30センチ)
キルティング用布・・・幅3センチ×長さ60センチを必要なだけ(9本柄で両端はジーパンの色に近いもので作ります)
綾テープ・・・30~50センチ
ナスカン1個
片面ハトメ・・・内径7ミリ8個(打ち具が必要です。無い時は一緒に買います)
コード4ミリ・・・80センチ
コードストッパー2穴・・・1個
コードエンド・・・2個
※ジーンズは縫い目を少なくするため、前後の型紙を通しで作りました。
※ジーンズは着古した癖がついていて、生地にゆがみがありました。それを考えずに縫ったのでゆがんだ縫い目になりました。
▼綿ブロードより少し厚めの生地です。内袋用に買いました。この生地を見つけたときには「ソラに似ている」と思い、きなりとピンクを買いました。ハーフパンツにきなり、ジーパンにピンクを使いました。
模様の縫い方
ハギレなどを幅3センチ、長さ60センチに切り、1センチの幅に縫います。端っこ2本は、バッグ本体の布を使うか、ジーンズの場合は似たような色味のもの使いました。
色合わせは、写真などで確認しながらやるとうまくいきます。


繋ぎ合わせた模様は、伸びるのを防ぐために真ん中に接着テープをアイロンで張ります。2枚ずつ違う向きにして、真ん中を切ります。この模様の作り方は本にありました。
模様を全部つないで、長さを計ってから図案を書き起こしました。
模様を57センチにしたいときは・・

①キルチングの大きさに型紙を作ります。
②円周を模様の数で割ります(57センチ÷4)。その長さが模様の底辺になります。
③型紙をあてて印をつけたところをつなぎ合わせると、57センチの輪ができます。
④つなぎ合わせるときは同じ方向につなぎ合わせ、縫い代も同じ方向に倒します。
模様は、雑に縫うとすぐに幅の大きさが違うものになってしまいます。大きさをそろえるには正確に線を引き、丁寧に縫うこと。
バッグをきれいに仕上げるポイント
縫い代はアイロンで割ります。

持ち手の部分、口布など、丁寧にラインに沿ってアイロンをかけてきれいにしてから縫うとうまくいきます。
細かいパーツの使い方
片面ハトメと打ち具、ヒモ4ミリ、コードストッパー、コードエンド

ハトメの内径は、ヒモより大きくないとバッグの開け閉めがスムーズではありません。コードストッパーもヒモが大きすぎても細すぎてもうまくいきません。
コードストッパーもコードエンドもサイズが書いてなかったので表記できず、むずむずしています。もう少し達人になります。
ハトメをあける位置

※ハトメをあける位置はハーフパンツとジーンズとも同じ位置です。
※ハトメは穴あけポンチが必要です。穴あけポンチがない時は、ハサミで丁寧に穴をあけます。
①ハトメをあける位置に消えるチャコペンで直径5ミリの円を書きます。
②リッパーで円の内側を切ってから、よく切れるハサミで少しずつ穴をあけます。
③ハトメを差し込んで、表もつれずにきれいに入っていればハトメを打ち込みます。
※ハトメを打ち込む作業は、テーブルの上などではなく、床のしっかりしたところで行います。
出来上がったバッグは、病院に行く時や買い物の時に、肩掛けバッグには入れない、マイポットと着替えとタオルを入れて出かけました。手持ちのひもが一つだけのバッグは初めて作りましたが意外と便利です。
ミシンが正常に作動するとこんなに快適にソーイングが楽しめるのかと感動です。
実は届いたミシンは初期不良
開けてすぐに試し縫いをしましたが、残念なことにミシンには不具合がありました。
点検後の縫い目の調子

上が点検前の縫い目、下が点検後の縫い目です。糸のつりもなくなりました。作動音も静かになりました。糸切りの音も静かです。

ミシンの不具合は、ちょっとしたことでも疑問が生じたら、対応してくれる良いお店を探すこともソーイングライフを楽しくする秘訣ですね。
次は夏らしく「青いエルボブルス花模様のバッグ」を作りたい、白いブラウスにピンクのワンポイントをあしらいたい・・・いろいろやりたいこと満載です。
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楽天市場の「マイミシン」でジューキミシンを買いました。
*この記事は広告リンクを含みます。
ジューキミシン【HZL-VS200V】はこんなミシンです。

届いたミシン。丁寧な梱包です。

後ろ側

糸通し回りにカバーがついています。糸通しにも番号が振ってあって、間違えないようになっています。

抑えと下糸周りです。針に糸通しがついていて、糸通しの面倒がありません。下糸のセットはちょっとだけ「これでいいの?」という感じの軽さがあります。慣れると問題ないです。

右上のレバーは糸通し用レバーで、左の差込口はボタンホールを作るときのものです。後ろのレバーは抑えガネのレバーになります。

コードは内側にしまうことができます。自動巻取りです。コードに上の黒いのが電源スイッチです。

購入時に特典としてついきたものです。
振動を抑えるコルクマット、100メートルミシン糸12色、サイドカッター
大きなボックス型のミシンカバーがあります。ミシンを使わないときはカバーをかけて置けるのもいいですね。以前はふろしきをかけておいていましたが、カバーは安全面でもいいかもしれません。

ミシンカバー、前面に大きな物入。フットコトローラーを入れておけるようになっています。

私はフットコントローラー買わなかったので、多分こうやって使うのもありかと・・・
でもこの物入れ的なところは、ホコリがたまります。
早速作品を縫ってみます。
布のバッグ2点

座布団カバーを作った残り布などでボーダーがらを作り、ハーフパンツや穴の開いたジーパンでバッグを作りました。
バッグの作り方はポイントだけ下のほうに書きました。
作品を作ってミシンのすごいところがわかりました。
★なんといっても厚地であっても重ね縫いも問題なくスイスイ縫えるというところです。

普通はジーパンなどの生地は針を14号に変えて縫うところですが11号のまま縫っても問題ありませんでした。生地が重なった部分も同じ針で作りました。
★縫い目がきれいです

ボーダーのキルティング

飾りを兼ね抑えミシンを掛けました。一番目につくところなので最低速で丁寧に縫いました。安定した縫い心地なので幅2ミリをしっかり守って縫えました。
★送りが正確に送ってくれるので、布がゆがんで送られることなくまっすぐに縫えるし、生地が重なっていても引っかからず、布を向こう側から引っ張らなくてよいので、縫うことに集中できます。
★糸切りが軽い音で、切れた糸が短いので糸のムダを感じません。後で糸処理する時に大量に糸が出ないのもストレスがありません。
★糸を裏に通して裏で結びたい時は、自動糸切りは使わず、糸を長めに出しますが、スムーズで、扱いやすいです。
★縫うスピードを5段階に調節できます。5段階ですが一番早いスピードは暴力的に早いです。私は3段階までが落ち着いて縫えるスピードです。
★ミシンの振動や音がとても静かです。ミシンには振動を抑えるコルクマットがついてきました。使う必要はありません。振動が少ないです。
★ボタンホールがきれいにできます。まだ服は縫っていませんが、私がボタンホールが綺麗にできるミシンにこだわったのは、ジャケットを作りたかったからです。4着挑戦しましたが、お気に入りには到底なれないものばかりです。
素敵な生地を見つけたら作ってみたいと思います。
バッグの作り方
バッグは、平成9年10月6日発行の「パッチワークレッスン」(株式会社パッチワーク通信社)に掲載されていたものを見て、ハーフパンツとジーンズの古着を使って作りました。古着なので作り方を変える必要がありました。
ハーフパンツで作ったバッグの型紙

単位はすべてセンチ
※表布上下で4枚、口布は表裏4枚、内袋は前側にポケットを付けて、後ろ側にはつけません。持ち手の幅は3センチになるように折ります。
材料
ハーフパンツ・・・婦人物のハーフパンツ1着
内袋用布・・・綿100%(110×30)
キルティング用布・・・幅3センチ×長さ60センチを必要な分だけ(9本柄で両側はバッグの布で作ります)
綾テープ・・・0.6せんち幅30~50センチ
ナスカン・・・1個
片面ハトメ・・・内径7ミリ8個(うち具が必要です。無い時は一緒に購入します)
コード・・・80センチ
コードストッパー2穴・・・1個
コードエンド・・・2個
※ハーフパンツは色落ちや穴あきなどをよけて裁断しましたので、こま切れになってしまいました。縫う場所も多く、生地が重なってしまうところもたくさんありました。
ジーンズを使ったバッグ

※持ち手は表にジーンズの生地を、裏には内袋に使う布を張りました。持ち手の縫い代をバッグの口を縫う時に挟んで縫い付け、縁縫いの時に、上のほうに出して縫います。
※持ち手は前中央後ろ中央につけます。
材料
ジーパン1本
内布袋用布・・・綿100%(110×30センチ)
キルティング用布・・・幅3センチ×長さ60センチを必要なだけ(9本柄で両端はジーパンの色に近いもので作ります)
綾テープ・・・30~50センチ
ナスカン1個
片面ハトメ・・・内径7ミリ8個(打ち具が必要です。無い時は一緒に買います)
コード4ミリ・・・80センチ
コードストッパー2穴・・・1個
コードエンド・・・2個
※ジーンズは縫い目を少なくするため、前後の型紙を通しで作りました。
※ジーンズは着古した癖がついていて、生地にゆがみがありました。それを考えずに縫ったのでゆがんだ縫い目になりました。
▼綿ブロードより少し厚めの生地です。内袋用に買いました。この生地を見つけたときには「ソラに似ている」と思い、きなりとピンクを買いました。ハーフパンツにきなり、ジーパンにピンクを使いました。
模様の縫い方
ハギレなどを幅3センチ、長さ60センチに切り、1センチの幅に縫います。端っこ2本は、バッグ本体の布を使うか、ジーンズの場合は似たような色味のもの使いました。
色合わせは、写真などで確認しながらやるとうまくいきます。


繋ぎ合わせた模様は、伸びるのを防ぐために真ん中に接着テープをアイロンで張ります。2枚ずつ違う向きにして、真ん中を切ります。この模様の作り方は本にありました。
模様を全部つないで、長さを計ってから図案を書き起こしました。
模様を57センチにしたいときは・・

①キルチングの大きさに型紙を作ります。
②円周を模様の数で割ります(57センチ÷4)。その長さが模様の底辺になります。
③型紙をあてて印をつけたところをつなぎ合わせると、57センチの輪ができます。
④つなぎ合わせるときは同じ方向につなぎ合わせ、縫い代も同じ方向に倒します。
模様は、雑に縫うとすぐに幅の大きさが違うものになってしまいます。大きさをそろえるには正確に線を引き、丁寧に縫うこと。
バッグをきれいに仕上げるポイント
縫い代はアイロンで割ります。

持ち手の部分、口布など、丁寧にラインに沿ってアイロンをかけてきれいにしてから縫うとうまくいきます。
細かいパーツの使い方
片面ハトメと打ち具、ヒモ4ミリ、コードストッパー、コードエンド

ハトメの内径は、ヒモより大きくないとバッグの開け閉めがスムーズではありません。コードストッパーもヒモが大きすぎても細すぎてもうまくいきません。
コードストッパーもコードエンドもサイズが書いてなかったので表記できず、むずむずしています。もう少し達人になります。
ハトメをあける位置

※ハトメをあける位置はハーフパンツとジーンズとも同じ位置です。
※ハトメは穴あけポンチが必要です。穴あけポンチがない時は、ハサミで丁寧に穴をあけます。
①ハトメをあける位置に消えるチャコペンで直径5ミリの円を書きます。
②リッパーで円の内側を切ってから、よく切れるハサミで少しずつ穴をあけます。
③ハトメを差し込んで、表もつれずにきれいに入っていればハトメを打ち込みます。
※ハトメを打ち込む作業は、テーブルの上などではなく、床のしっかりしたところで行います。
出来上がったバッグは、病院に行く時や買い物の時に、肩掛けバッグには入れない、マイポットと着替えとタオルを入れて出かけました。手持ちのひもが一つだけのバッグは初めて作りましたが意外と便利です。
ミシンが正常に作動するとこんなに快適にソーイングが楽しめるのかと感動です。
実は届いたミシンは初期不良
開けてすぐに試し縫いをしましたが、残念なことにミシンには不具合がありました。
ミシンの症状
下糸巻
1、ボビンをセットして糸巻きをすると、3分の1くらい巻くと糸巻きが終了して、それ以上巻かなくなる。
2、下糸を巻くときの糸のテンションが半端なく、糸を外すときの抵抗がすごい。
上糸掛け・・・糸掛の番号四番目をかけた後、5〜7番までが糸がきつくて強く引かないと糸掛ができない。
縫う
1、動作音の異常・・・ギシギシ金属がすれるような音がする。初日がひどく、3日目は少し音は軽くなりましたが、何か擦れるような音はしている。
2、糸のテンションが凄い・・・抑えガネが下りていないのに糸が引き出せない。糸調子を変えても変わらない。はずみ車を回そうとしても固く回しにくい。
3、糸調子を変えても上糸が弱く、下糸がつっている。
4、自動糸切りをすると糸が針穴から抜けて上まであがってしまうので、再度糸を通さなければならない。糸を掛け替えるとき、糸を抜くときの抵抗がすごい。
5、30センチくらい縫い続けると糸が切れてしまう。
以上のような症状が開封した最初からありました。
点検後の縫い目の調子

上が点検前の縫い目、下が点検後の縫い目です。糸のつりもなくなりました。作動音も静かになりました。糸切りの音も静かです。

ミシンの不具合は、ちょっとしたことでも疑問が生じたら、対応してくれる良いお店を探すこともソーイングライフを楽しくする秘訣ですね。
次は夏らしく「青いエルボブルス花模様のバッグ」を作りたい、白いブラウスにピンクのワンポイントをあしらいたい・・・いろいろやりたいこと満載です。