急に暖かくなって、体温調節が難しいほどの寒暖差です。 めまいがだいぶ楽になって、庭にも出て水やりができるようになりました。

庭は大きな変化があります。杉花粉の飛び始めた中、マスクをして庭を散策しました。庭の様子をご紹介いたします。

庭の場所・・・茨木県北部
3月7日~3月14日の気温・・・ー1℃~+17℃

一輪で庭を甘い香りで満たす沈丁花。
20220313沈丁花
派手ではないですが、甘い香りと淡いピンクの花は春が来たと思わせてくれる花です。
花が終わったらすぐに剪定をして整えます。丈夫なのでどこを切っても大丈夫です。切った枝は、日陰にさしておくと発根します。

春一番に咲くヒマラヤユキノシタ。今年も咲きはじめました。
20220312ヒマラヤユキノシタ
雪で一部蕾が枯れてしまいましたが、それを思わせないたくさんの蕾があります。

ホトケノザ、雑草と呼ばれていますが好きな花です。
20220307ホトケノザ
ホトケノ座は、土の酸性度の指標となると以前書きましたが、昨年腐葉土やもみ燻炭などを少し花壇に入れたおかげか、今年のホトケノザは昨年よりうどん粉病が少ないです。少し改善されてうれしいです。

ホトケノザがうどん粉病になる原因を探ってみました。記事はこちら⇒「ホトケノザが教えてくれる土の肥料成分【うどん粉病の原因と対策】」

カタバミの花。花が少ない時はこんな小さな花まで目がいきます。
20220307カタバミ

クロッカスの花。
20220314クロッカス
まだ一輪だけですがクロッカスが咲きました。

20220314ヒヤシンス
ヒヤシンスが大きな蕾を見せています。そろそろオリズルランの枯れ葉を切り取ってもいいかもしれません。

スズランスイセンの前には12月に芽を出したノースポール。葉は冷害を受けていますが、これから新芽が伸びます。
ノースポール
ご近所では同じ種類のスイセンが咲いていますが、我が家はまだ蕾です。ご近所の庭より日当たりが少なく地温が低いのだと思います。

ビオラの花が一斉に咲きました。眠っていたところを春の太陽に起こされた感じです。
20220313ビオラ
クッション状に広がるビオラです。来年はこの形を生かして作ればいいですね。
ハツユキカズラはまだ葉が痛んでいる状態。

旧暦2月・卯月の正節で、新暦では3月5日ごろ「啓蟄」と呼ばれ、虫がうごめく日とされています。
おっしゃる通り、庭にヒラタアブが飛び始めました。ヒラタアブがいるということはアブラムシがいるかもしれません。

昨年はハマキガが大量発生しました。
ハマキガ
ハマキガは葉などを折りたたんで糸で固定して、その中で葉を食べます。(昨年の球根ベゴニア)

ハマキガの幼虫
ハマキガはいくつか種類があって、種類によって幼虫の大きさはさまざまですが、細長い体をしています。食べられた花。(昨年の球根ベゴニアの花)

庭では、ナメクジやヨトウムシなどが夜な夜な這い出して、アネモネやアルストロメリアを食べていました。毎夜割りばしで捕まえまていましたが、全部取り切るのは難しい。その前に私がダウンです。

今年の目標は、「害虫に花をかじらさない」です。農薬の代わりになるものはないか探し中です。

まだ3月だというのに、庭のユリの葉が何者かにかじられています。
20220312ユリ
葉が食べられたテッポウユリ。

20220312ムシトリナデシコ
ムシトリナデシコも新しい葉がかじられています。

ヒヨドリは野菜などの葉を食べます。最初はヒヨドリかと思いましたが、葉の上に虫の糞があり、周辺を捜索しました。

すると、雑草が生い茂った中からハスモンヨトウが四匹出てきました。
20220312雑草
ホトケノザやハコベが生い茂った草の下に隠れていました。
雑草も暖かい春を感じ、茎をのばしてテリトリーを広げます。分厚い葉茎の下は風も当たらず野鳥の視線を遮ることができます。

かじられた植物の根元だけではなく雑草も注意して取り除くと虫を減らす効果がありますね。

・・・あたりまえ・・か・・

暖かくなって零下になる心配がなくなったので、玄関に入れて置いたさし木を外に出しました。
20220312さし木外に出す

芽が出始めています。
20220312さし木の新芽
諦めかけていたバラ栽培もさし木が成功したり、植え替えたものが元気に成長していたりすると、うれしいだけではなく、自分自身も「まだまだいける」と勇気をもらいます。

ミセバヤの新芽はまるでバラの花のようです。
20220312ミセバヤ

センベルビュウムに期待の新芽が顔をのぞかせています。
20220312センベルビュウム
外で冬越しできました。

先日寄せ植えをした多肉が、今朝カーテンの開け閉めでさし穂が転がっていました。
多肉出窓

病弱人間の時間の流れと元気人間のペースは全く違って、家族であっても合わせるのは難しいです。

きれいに飾りたいですが、「ア゛~~~っっ!!」という前に、安全確保ですね。

がんばろ。



スポンサーリンク