3月16日深夜、震度5の揺れを感じた茨城県北部、今回の地震では物が落ちることは少なかったものの、ベランダの手すりが折れる被害が出ました。真ん中の部屋ばかりものが落ちる変な揺れ方で、気味が悪かったです。

東日本大震災の後は真冬のような厳しい寒さでした。今回も地震の後に雪やみぞれでした。そして、追い打ちをかけるように、昨日は予報通り朝早くから雪です。昼の気温が1℃に達することなく、雪が降り続きました。
時期外れの雪

昼ごろから屋根に積もった雪が轟音と共に滑り落ちました。その下にある植物は重たい雪の直撃を受けひどい状態です。

20220322ラベンダー
大きく茂ったラベンダーは枝を折ってしまいました。暖かくなったら挿し木です。

雪の下敷き
スズランスイセンはもう少しで咲くところでしたが雪で折れてしまいました。

スズランスイセン
こちらは姿も見えません。

ヒマラヤユキノシタ
ヒマラヤユキノシタは花が咲き始めてから2度目の寒波を経験します。

花が咲くことも毎年ある光景のように思っていましたが、実は本当にすごい奇跡の中で咲くのだと思いました。水、光、温度どれが欠けても花は咲かないと思うと、一つ一つが愛おしいですね。

寒さが厳しくなる予報がありましたので、外に出した植物たちはまた家の中に取り込みました。
経験だけで未来予測していたら、今回の寒波がここまでとは思わず、また沢山の植物を枯らしてしまうところでした。

一昨日(3月21日)は、昨日よりはるかに暖かく、晴れたので水やりを兼ねて庭を一回りしました。その時に撮った写真です。
ホトケノザ
ホトケノザがきれいに咲いています。森のようですが、向こう側中央に見えるのは木ではなく電柱です。

ホトケノザ2
日がさして輝いています。

ホトケノザ

ホトケノザも例外にもれず、昨日の雪に押しつぶされています。

西側の通路に植えたサザンカに屋根の雪が直撃しました。
山茶花の葉が散乱
葉がいっぱい落ちました。

屋根からの雪
家から1メートルくらい離れた場所に雪は落ち、軒下の球根たちは無事でした。

ヒヤシンス
ヒヤシンスの色付き始め、緑がかったつぼみからほんのりピンクに色付く感じが美しいです。

ヒヤシンス2
ムクムクと地面から顔を出しています。寒いのでまだ変化はありません。暖かくなれば、これからもっとピンクになります。

クロッカス
クロッカスが次々と花を咲かせます。

くろっかす2
まだまだ蕾がいっぱいあります。クロッカスの咲くころは、寒くて外に出ていないので次からは鉢に植えて室内で楽しもうとおもいながら毎年庭植えです。

太陽の光は全てのものを輝かせて見せてくれます。
陽の光の中で花びらを見ると、花びらの細胞の一つ一つが光を放って、花の中に吸い込まれそうなほど美しいです。一度吸い込まれてみてはいかがでしょうか。

シンビジュームが玄関で咲いています。蕾が出たら部屋に移動するともっと早く咲きましたが、結局玄関に置きっぱなしになってしまいました。
シンビジューム
今年は、多肉という新しい仲間に場所を取られてしまったので玄関で咲いていますが、お客様に「きれい」と褒められてうれしそうです。

まだめまいのある私、でも吐き気はほとんなくなり食事を美味しくいただけるので幸せです。体調を崩すと食べられなくなって体重が減るのが気になることでしたが、久しぶりに体重計に乗ったら減っていなかったので嬉しかったです。ちょっと太めのときは何がなんでも「痩せる」の文字が気になりましたが、今は風が吹いてもふらつかないのが嬉しいです。私の幸せは単純です。

日々変化していく花の姿を見たり、ゼラニュームのさし木、シャコバサボテンの植え替えなどできる範囲でやっています。これも幸せですね。

もう少し良くなれば、休んでいたイラストも描けます。さっさと描いて、庭遊びをもっと楽しみたいです。絵を描くのは嫌いじゃないですけど、暖かくなったら部屋の中になんかいられません。

3月23日11時ごろの様子です。
20220323北側の雪photo by taiyozin
屋根から落ちた雪は寒々として見えます。気温8度に届かず、風が冷たいです。

20220323昼過ぎの屋根photo by taiyozin
昼前にはもう屋根の雪は落ち、屋根だけ見ると昨日の雪はうそのような、うららかな青空です。

暖かな春の日差しが降り注ぎ花が咲き小鳥が歌う、その温もりを全ての人が感じられる時が来ることを祈っています。


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