「来年は寅年、トラちゃんを作りたい」と、去年11月に始めた編みぐるみ。しかしひどい体調不良となりまして、今年7月、再び虎ちゃんの編みぐるみを始めました。慣れないかぎ針で編み編みしまして、ついに虎ちゃんの編みぐるみを完成させました。

トラちゃんのちょきんばこですよぉ~!!
ヤクルトの空き瓶で作るトラの編みぐるみ貯金箱。ワタを入れて編みぐるみでも、鈴を入れてチャームとしても可愛いあみぐるみです。
ヤクルトの空き容器で作るトラの編みぐるみ貯金箱
材料

アクリル毛糸中細・・・黒・白・黄各1個
ヤクルトファイブの空き容器・・・1個
段ボール紙・・・ヤクルトの高さを出すために使います。厚さ約4ミリくらいになるようにします。
目玉シール・・・直径1.2センチ2個
化繊綿・・・少々(厚さ5ミリをお腹用6×6を1個,後ろ足用3×3を2個)
かぎ針・・・3号
中細用毛糸針
ハサミ
編み図記号を描くのにチャレンジしましたが見にくくて文字で表しました。
作り方

ヤクルトの容器を準備します
まず、ヤクルトの容器にお金を入れる「入金口」を作ります。
幅3センチ高さ3ミリでカッターなどで切っておきます。

厚さ4ミリの段ボールを、ヤクルトの底の大きさに丸く切って両面テープで貼り付けておきます。ヤクルトの容器は中心がへこんでいるので、縁に沿ってテープを貼ります。
編みぐるみを作ります
編み始め
指に毛糸を2巻きして編み始めます。

指にふた巻き
photo by Taiyouzin
輪をくぐらせたち目
photo by Taiyouzin
たち目は2段
Photo by Taiyouzin
細編みを始める。細編みひと目。
Photo by Taiyouzin
細編み6目編んだら毛糸を引き絞ります。引き絞るときは2回に分けて引き締めます。一気に引き絞ろうとすると糸が引っかかって引き締められなくなります。
Photo by Taiyouzin
細編みの始まりのところにかぎ針を入れて引き抜くと一段目ができます。
3段ぐらい編んだら引き絞った糸は裏側に一回結んで短く切ります。
しっぽ以外の編み始めはこの編み方です。

頭を作ります
1段目・・6目(2~4段まで6目ずつ増やす)
4段目・・24目
5段目・・28目(4目増し)
6段目・・28目(増減なし)
7段目・・32目(4目増し)
8段目・・32目(増減なし)
9段目・・36目(4目増し)
10段目・・36目(増減なし)
11段目・・36目(白を入れる)
黄5目ー白12目ー黄19目
▲たち目が起点になります。

矢印のところがたち目です。
たち目が脇になります。白糸で編んだ部分が顔になります。前中心は白糸の中心です。後ろの中心はお金を入れる「入金口」の真ん中が後ろ中心になります。
糸の替え方

白糸に替えるときは、黄色の5目めのところに白糸を引き抜きます。

白糸が編めました。

糸は、裏で結んで2センチくらいに切ります。糸替えの時にはこのように結んでから編むと、目をきっちり編むことができます。

黄色に替えるときも白の12目めで、黄色の糸を編みます。
12段目・・36目(11段目と同じ)
13段目・・36目
黄4目ー白14目ー黄7目・鎖8目・3目
▲鎖目が貯金箱の入金口になります。

後ろ側
14段目・・36目
黄4ー白14目ー黄18目
15段目・・36目
黄3目(黄1目減)ー白16目(白2目増)ー黄17目(黄1目減)
16段目・・32目
黄3目ー白14目(2目減)ー15目(後ろで2目減)
17段目・・28目
黄3目ー白11目ー黄14
▲黄1目減をし、白を1目黄色にする。白中心で1目減。白を黄に1目増やし、前面部分の黄を1目減、後ろ中央で1目減
18・19段目・・28目(黄のみで編む)

頭完成です。糸は切らずに作業します。黄色の糸は、頭を編むとき外から出した場合、内側から出して使います。
頭のパーツを作ります

鼻と耳のパーツ。各パーツを作るときは一気に作ったほうが大きさが揃います。別の日に作ると手が力加減を忘れていることがあります。
鼻(白糸のみ)
1段目・・6目
2段目・・12目
3段目・・12目(増減なし)
編み終わりの糸は綴じるのに使うので25センチくらい残します。
はみ始めの糸は2段編んだら裏側で1度結んで裏の網目に糸を渡し切ります。
耳
1段目・・長編み6目白糸
2段目・・細編み12目黄糸
白糸と黄色い糸は同じ方向から編むのがコツです。綴じるのに使うので糸は20センチくらい残して切ります。編みはじめの糸も形を整えるのに使います。形よくついたら頭の内側に糸を通し、糸どうしを結んで切ります。
顔のパーツをつけます
鼻をつけます
写真がぼけていてごめんなさい。これしか撮っていませんでした。でも大事なので見てください。

鼻は編み終わった糸で2つを2目巻きかがりでつなげます。それを上の写真のように中央に待ち針で止め、両サイド同じ大きさになるようにします。ぺったとしているより丸っこいほうがかわいいです。

このように対角線上に針を出し止めていくと丸く作ることができます。両方の大きさを見ながらつけます。
ひたいのトラ模様をつけます
ランニングステッチで7段目あたりまでまっすぐ縦に入れ、後は横のラインを編んだ段のラインに沿って3本入れます。
口と鼻をつけます
ランニングステッチで鼻の真ん中から縦にステッチを入れ、口をさします。鼻は、縦に7本くらいさし、横に3本さすとこんな形になります。
耳のつけ方

耳は高さが4段目の編み目で、後ろ側につけるといいです。右側のトラを参照。
胴体を編みます
頭のパーツができたら引き続き胴体部分を編んでいきます。
20段・・32目
黄5目ー白11目(2目増し)ー16目(後ろ側で2目増し)
21段・・36目
黄5目ー白14目ー黄17目
▲黄1目増やし1目白を増やす。白の真ん中で1目増やす。黄の前側で白を1目増やし黄を1目増やす。後ろ側中央で1目増やす。
22~32段・・36目(模様ともに増減なし)

胴体を編んだ状態です。
足のパーツを作ります

長いのが前足、短いのが後ろ足です。
前足
白糸で編み始めます
1段目・・4目
2段目・・8目
黄色の糸にかえる
3~5段目・・8目
6~15段目・・8目
編み終わりの糸は綴じるのに使うので25センチくらい残します。
後足
最初は白糸で編みます
1段目・・4目
2段目・・8目
3~5段目・・8目
黄色の糸にかえる
6~10段目・・8目
11段目・・4目
編み終わりの糸は綴じるのに使います。糸は25センチくらい残して切ります。
しっぽを作ります
しっぽは鎖網を4個作って輪にし、その中に細編みを作ります。
最初は黄色で編みます。
編み始めの糸でしっぽを胴体につなげるので25センチくらい多めに鎖を編み始めます。
1~8段目・・5目
黒い糸で編みます。
9〜11段目・・5目

編み終わったら糸を40センチくらい残し切ります。糸は引き抜きます。

黒糸は中に入れ、縞模様をランニングステッチで入れていきます。

ステッチが終わったら編み始めの黄色のところに黒糸を出します。胴体につけるときに胴体の内側に引き出して結びます。
パーツを取り付けます

背中の中心にトラ模様をランニングステッチでつけます。左側のしっぽ黄色9段、右側のしっぽ黄色7段です。長さも自在です。
しっぽをつけます

裏に黒糸を通し2~3回編み目に巻き付けたところ。
しっぽは背中のトラ模様とまっすぐになるようにつけます。
足をつけます。

前足は高さが白糸で編んだところより下側に、横は黄色一目あけたところを目安につけます。
後ろ足は、白糸の1目内側に3回くらい止めます。あまりきつく止めるとつま先が上がった状態になるので、糸は引きすぎないようにします。
底(白糸のみ)
1段目・・6目
2~6段目・・6目ずつ増やし6段目には36目にします。
底を取り付けます
出来上がった胴体にワタを詰めます。白糸と黄色の糸を結んだところが段差ができているので段差解消のため前面の白い部分にワタを均一に詰めます。
綿が入ったら底を綴じます。

ひと目にひと目ずつ綴じればいいので簡単です。足のところも同じように綴じます。

底がつきました。

トラさん貯金箱の完成です。
違うバージョンのトラさん

綿を詰めて小さな編みぐるみに、手足の長さやつける位置で印象が変わります。
綿を詰めた編みぐるみの足は、前足白5段黄色5段、後ろ足白5段黄色7段です。

いろんなトラ模様
綿の入ったトラも同じ目数・段数でできています。
小さいヤクルトの容器を使ってチャームにしても面白いですね。

小さいヤクルトで作りました。
本体は色だけ変えて他の動物も作れます。チャレンジして動物園作ってね。
糸通しがない時の代用
アクリル毛糸は一度ほどくと糸がばらけて針の穴通しにくくなります。糸通しを持っていなかったので、糸を耳に通してその輪に毛糸をくぐらせて針穴に通しました。

洋裁用の糸を輪を作って針穴に通す

赤い糸を引くと毛糸を簡単に通すことができます。
編み物楽しいですね~~
道具も欲しいですね~~
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トラちゃんのちょきんばこですよぉ~!!
ヤクルトの空き瓶で作るトラの編みぐるみ貯金箱。ワタを入れて編みぐるみでも、鈴を入れてチャームとしても可愛いあみぐるみです。
ヤクルトの空き容器で作るトラの編みぐるみ貯金箱
材料

アクリル毛糸中細・・・黒・白・黄各1個
ヤクルトファイブの空き容器・・・1個
段ボール紙・・・ヤクルトの高さを出すために使います。厚さ約4ミリくらいになるようにします。
目玉シール・・・直径1.2センチ2個
化繊綿・・・少々(厚さ5ミリをお腹用6×6を1個,後ろ足用3×3を2個)
かぎ針・・・3号
中細用毛糸針
ハサミ
編み図記号を描くのにチャレンジしましたが見にくくて文字で表しました。
作り方

ヤクルトの容器を準備します
まず、ヤクルトの容器にお金を入れる「入金口」を作ります。
幅3センチ高さ3ミリでカッターなどで切っておきます。

厚さ4ミリの段ボールを、ヤクルトの底の大きさに丸く切って両面テープで貼り付けておきます。ヤクルトの容器は中心がへこんでいるので、縁に沿ってテープを貼ります。
編みぐるみを作ります
編み始め
指に毛糸を2巻きして編み始めます。

指にふた巻き

輪をくぐらせたち目

たち目は2段

細編みを始める。細編みひと目。

細編み6目編んだら毛糸を引き絞ります。引き絞るときは2回に分けて引き締めます。一気に引き絞ろうとすると糸が引っかかって引き締められなくなります。

細編みの始まりのところにかぎ針を入れて引き抜くと一段目ができます。
3段ぐらい編んだら引き絞った糸は裏側に一回結んで短く切ります。
しっぽ以外の編み始めはこの編み方です。

頭を作ります
1段目・・6目(2~4段まで6目ずつ増やす)
4段目・・24目
5段目・・28目(4目増し)
6段目・・28目(増減なし)
7段目・・32目(4目増し)
8段目・・32目(増減なし)
9段目・・36目(4目増し)
10段目・・36目(増減なし)
11段目・・36目(白を入れる)
黄5目ー白12目ー黄19目
▲たち目が起点になります。

矢印のところがたち目です。
たち目が脇になります。白糸で編んだ部分が顔になります。前中心は白糸の中心です。後ろの中心はお金を入れる「入金口」の真ん中が後ろ中心になります。
糸の替え方

白糸に替えるときは、黄色の5目めのところに白糸を引き抜きます。

白糸が編めました。

糸は、裏で結んで2センチくらいに切ります。糸替えの時にはこのように結んでから編むと、目をきっちり編むことができます。

黄色に替えるときも白の12目めで、黄色の糸を編みます。
12段目・・36目(11段目と同じ)
13段目・・36目
黄4目ー白14目ー黄7目・鎖8目・3目
▲鎖目が貯金箱の入金口になります。

後ろ側
14段目・・36目
黄4ー白14目ー黄18目
15段目・・36目
黄3目(黄1目減)ー白16目(白2目増)ー黄17目(黄1目減)
16段目・・32目
黄3目ー白14目(2目減)ー15目(後ろで2目減)
17段目・・28目
黄3目ー白11目ー黄14
▲黄1目減をし、白を1目黄色にする。白中心で1目減。白を黄に1目増やし、前面部分の黄を1目減、後ろ中央で1目減
18・19段目・・28目(黄のみで編む)

頭完成です。糸は切らずに作業します。黄色の糸は、頭を編むとき外から出した場合、内側から出して使います。
頭のパーツを作ります

鼻と耳のパーツ。各パーツを作るときは一気に作ったほうが大きさが揃います。別の日に作ると手が力加減を忘れていることがあります。
鼻(白糸のみ)
1段目・・6目
2段目・・12目
3段目・・12目(増減なし)
編み終わりの糸は綴じるのに使うので25センチくらい残します。
はみ始めの糸は2段編んだら裏側で1度結んで裏の網目に糸を渡し切ります。
耳
1段目・・長編み6目白糸
2段目・・細編み12目黄糸
白糸と黄色い糸は同じ方向から編むのがコツです。綴じるのに使うので糸は20センチくらい残して切ります。編みはじめの糸も形を整えるのに使います。形よくついたら頭の内側に糸を通し、糸どうしを結んで切ります。
顔のパーツをつけます
鼻をつけます
写真がぼけていてごめんなさい。これしか撮っていませんでした。でも大事なので見てください。

鼻は編み終わった糸で2つを2目巻きかがりでつなげます。それを上の写真のように中央に待ち針で止め、両サイド同じ大きさになるようにします。ぺったとしているより丸っこいほうがかわいいです。

このように対角線上に針を出し止めていくと丸く作ることができます。両方の大きさを見ながらつけます。
ひたいのトラ模様をつけます
ランニングステッチで7段目あたりまでまっすぐ縦に入れ、後は横のラインを編んだ段のラインに沿って3本入れます。
口と鼻をつけます
ランニングステッチで鼻の真ん中から縦にステッチを入れ、口をさします。鼻は、縦に7本くらいさし、横に3本さすとこんな形になります。
耳のつけ方

耳は高さが4段目の編み目で、後ろ側につけるといいです。右側のトラを参照。
胴体を編みます
頭のパーツができたら引き続き胴体部分を編んでいきます。
20段・・32目
黄5目ー白11目(2目増し)ー16目(後ろ側で2目増し)
21段・・36目
黄5目ー白14目ー黄17目
▲黄1目増やし1目白を増やす。白の真ん中で1目増やす。黄の前側で白を1目増やし黄を1目増やす。後ろ側中央で1目増やす。
22~32段・・36目(模様ともに増減なし)

胴体を編んだ状態です。
足のパーツを作ります

長いのが前足、短いのが後ろ足です。
前足
白糸で編み始めます
1段目・・4目
2段目・・8目
黄色の糸にかえる
3~5段目・・8目
6~15段目・・8目
編み終わりの糸は綴じるのに使うので25センチくらい残します。
後足
最初は白糸で編みます
1段目・・4目
2段目・・8目
3~5段目・・8目
黄色の糸にかえる
6~10段目・・8目
11段目・・4目
編み終わりの糸は綴じるのに使います。糸は25センチくらい残して切ります。
しっぽを作ります
しっぽは鎖網を4個作って輪にし、その中に細編みを作ります。
最初は黄色で編みます。
編み始めの糸でしっぽを胴体につなげるので25センチくらい多めに鎖を編み始めます。
1~8段目・・5目
黒い糸で編みます。
9〜11段目・・5目

編み終わったら糸を40センチくらい残し切ります。糸は引き抜きます。

黒糸は中に入れ、縞模様をランニングステッチで入れていきます。

ステッチが終わったら編み始めの黄色のところに黒糸を出します。胴体につけるときに胴体の内側に引き出して結びます。
パーツを取り付けます

背中の中心にトラ模様をランニングステッチでつけます。左側のしっぽ黄色9段、右側のしっぽ黄色7段です。長さも自在です。
しっぽをつけます

裏に黒糸を通し2~3回編み目に巻き付けたところ。
しっぽは背中のトラ模様とまっすぐになるようにつけます。
足をつけます。

前足は高さが白糸で編んだところより下側に、横は黄色一目あけたところを目安につけます。
後ろ足は、白糸の1目内側に3回くらい止めます。あまりきつく止めるとつま先が上がった状態になるので、糸は引きすぎないようにします。
底(白糸のみ)
1段目・・6目
2~6段目・・6目ずつ増やし6段目には36目にします。
底を取り付けます
出来上がった胴体にワタを詰めます。白糸と黄色の糸を結んだところが段差ができているので段差解消のため前面の白い部分にワタを均一に詰めます。
綿が入ったら底を綴じます。

ひと目にひと目ずつ綴じればいいので簡単です。足のところも同じように綴じます。

底がつきました。

トラさん貯金箱の完成です。
違うバージョンのトラさん

綿を詰めて小さな編みぐるみに、手足の長さやつける位置で印象が変わります。
綿を詰めた編みぐるみの足は、前足白5段黄色5段、後ろ足白5段黄色7段です。

いろんなトラ模様
綿の入ったトラも同じ目数・段数でできています。
小さいヤクルトの容器を使ってチャームにしても面白いですね。

小さいヤクルトで作りました。
本体は色だけ変えて他の動物も作れます。チャレンジして動物園作ってね。
糸通しがない時の代用
アクリル毛糸は一度ほどくと糸がばらけて針の穴通しにくくなります。糸通しを持っていなかったので、糸を耳に通してその輪に毛糸をくぐらせて針穴に通しました。

洋裁用の糸を輪を作って針穴に通す

赤い糸を引くと毛糸を簡単に通すことができます。
編み物楽しいですね~~
道具も欲しいですね~~