鉢に植えたラベンダー、台風の前に地面に直接置いたら5年余りでこんなに大きく茂りました。
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隣のバラを飲み込んで、勢いよく四方に枝を伸ばしています。
咲いた花は虫たちのレストラン
大きくなり過ぎたラベンダーグロッソの剪定
剪定作業に必要な道具
剪定ばさみ、のこぎり
雨や猛暑が続き、7月30日になってもまだこんな状態の我が家のラベンダー。
このままだ蒸れて傷んでしまいます。思いきり枝を切り落とします。
来年花が咲くかどうか分かりません。こんなに遅く剪定したことがないので。
再来年なら確実に咲きます。剪定作業はなるべく花が終わったら行いましょう。
・・・ま、いっか。おらっちの花だしよぉ~!
切る枝
1、地面についている枝、
2、蒸れて枯れてしまっている枝
3、鉢からはみ出して垂れている枝
全部はみ出している状態ですが、大きくなり過ぎたので、ある程度自己判断ということで・・・
4、その他、枯れた枝、細く元気のない枝など
剪定作業
1、大まかに切る
地面に垂れて枯れている枝、花柄をざっと切ります。
2、細い枝枯れた枝を切ります。
3、いらない太い枝を切ります。
こんな感じで、なるべく切れるところまで切ります。
太い枝を切るときに最も注意すべき点
太い枝は切ると芽吹かない枝があります。
▲指でさしている枝には芽吹きがありません。このような枝を切ると枯れてしまいます。
▲このように新芽が形成されていた場合、新芽を残して切ると芽吹きます。
▼7月8日犬走側を剪定
▲7月30日の様子。新芽を残して切った木質化した太い枝も、このように新しい芽をたくさん出します。
4、残った枝の剪定
右が剪定した枝、左が花茎をざっくり切った状態。よい枝は葉のある3分の2か4分の3で切ります。左側の花茎の葉の付け根に新しい芽ができています。そのままにすると、そこから新しい枝が出ます。
剪定作業でうっかり残した花茎は・・・
剪定作業が多すぎて疲れてうっかり残した花茎は、葉の付け根から新しい芽を出します。来年確実に花がつくので残しておいてもいいと思います。
剪定後の姿
ざっくりと切りました。
土の上に張り付くようにあった枝を手の届くところまで切りました。
風が通るよい状態になりました。来年はすっきりとした姿になって花を咲かせてくれるでしょう。
鉢植えでこのように高くして咲かせる方法は、夏湿度の多い私の庭では最適な栽培法だと思います。しかし、育ちすぎて葉や茎が密集すると、下のほうは蒸れて枯れたりナメクジやムカデの住処になります。大きくなり過ぎたら剪定は欠かせない作業になります。
こんなに切り取りました。去年も同じぐらい切りました。毎年すごい量です。
ラベンダーは枝や葉にも香りがあるので、選定作業も楽しくできます。捨てるのがもったいないくらいです。
切り取った枝をさし木
暑いのでつくかどうかわかりませんが、切り取った枝でさし木に挑戦します。
鉢は8号の大きな鉢、土は、赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜて、鉢底にごろ土を3センチほど敷いて、さし穂約10センチ、5センチほど葉をむしります。それを土にさします。
暑い時期のさし木は、下の部分が茶色くなっているのがつきやすいように思います。
さし木完了。水をたっぷりやって日陰で管理します。
▼7月8日のさし木
7月8日にさしたさし木の葉は、まだ青々としています。挿し木成功かな・・・
10号の大きな鉢にさしています。用土はゼラニュウムの植え替え時に出た土です。赤玉小粒が主です。水はけがよかったのでそのまま差しました。
通常のさし木の定期は、4月~6月です。この時期は確実に成功します。さし木後の管理は、日陰に置き水を切らさないことです。
麗しのラベンダー
剪定時にわずかに残った花にミツバチが来ました。花を切って近くに置きましたが、気付きませんでした。部屋に持ってきてミツバチの代わりに楽しみます。
6月のラベンダー
蕾が立ち上がってこのくらいの時、一番ワクワクします。
そして花が咲きはじめるこの時が一番香ります。ドライにしたり生けたり、楽しみはつきません。紫色の花は静かでアクセントにもなって好きです。
しかし、毎年のラベンダーの剪定作業で一番大変なのは蚊の時期と重なることです。私は蚊に刺されると夜寝るころに体中に毒が回るのか、体中蚊に刺されたみたいにチクチクかゆかゆになります。それで蚊はとても苦手です。
今年は思い切ってバッサリ行きました。さし木もしましたし、そのさし木もつきそうなので、来年の楽しみが増えます。
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「丈夫なラベンダー【ラバディン’グロッソ’】を簡単挿し木で復活」栽培方法など詳しく書きました。
「ラベンダー【ラバディン’グロッソ’】のドライフラワーを作りました」ただつるすだけのドライフラワーです。毎年作ってたのしんでいます。今年は花が半分くらい咲いたものをドライにしましたら大失敗でした。薬剤などを使わない方法で、少しでも上手に作れるように一年に一つ試みをしています。
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隣のバラを飲み込んで、勢いよく四方に枝を伸ばしています。
咲いた花は虫たちのレストラン
グロッソ ラベンダー
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大きくなり過ぎたラベンダーグロッソの剪定
剪定作業に必要な道具
剪定ばさみ、のこぎり
雨や猛暑が続き、7月30日になってもまだこんな状態の我が家のラベンダー。
このままだ蒸れて傷んでしまいます。思いきり枝を切り落とします。
来年花が咲くかどうか分かりません。こんなに遅く剪定したことがないので。
再来年なら確実に咲きます。剪定作業はなるべく花が終わったら行いましょう。
・・・ま、いっか。おらっちの花だしよぉ~!
切る枝
1、地面についている枝、
2、蒸れて枯れてしまっている枝
3、鉢からはみ出して垂れている枝
全部はみ出している状態ですが、大きくなり過ぎたので、ある程度自己判断ということで・・・
4、その他、枯れた枝、細く元気のない枝など
剪定作業
1、大まかに切る
地面に垂れて枯れている枝、花柄をざっと切ります。
2、細い枝枯れた枝を切ります。
3、いらない太い枝を切ります。
こんな感じで、なるべく切れるところまで切ります。
太い枝を切るときに最も注意すべき点
太い枝は切ると芽吹かない枝があります。
▲指でさしている枝には芽吹きがありません。このような枝を切ると枯れてしまいます。
▲このように新芽が形成されていた場合、新芽を残して切ると芽吹きます。
▼7月8日犬走側を剪定
▲7月30日の様子。新芽を残して切った木質化した太い枝も、このように新しい芽をたくさん出します。
4、残った枝の剪定
右が剪定した枝、左が花茎をざっくり切った状態。よい枝は葉のある3分の2か4分の3で切ります。左側の花茎の葉の付け根に新しい芽ができています。そのままにすると、そこから新しい枝が出ます。
剪定作業でうっかり残した花茎は・・・
剪定作業が多すぎて疲れてうっかり残した花茎は、葉の付け根から新しい芽を出します。来年確実に花がつくので残しておいてもいいと思います。
剪定後の姿
ざっくりと切りました。
土の上に張り付くようにあった枝を手の届くところまで切りました。
風が通るよい状態になりました。来年はすっきりとした姿になって花を咲かせてくれるでしょう。
鉢植えでこのように高くして咲かせる方法は、夏湿度の多い私の庭では最適な栽培法だと思います。しかし、育ちすぎて葉や茎が密集すると、下のほうは蒸れて枯れたりナメクジやムカデの住処になります。大きくなり過ぎたら剪定は欠かせない作業になります。
こんなに切り取りました。去年も同じぐらい切りました。毎年すごい量です。
ラベンダーは枝や葉にも香りがあるので、選定作業も楽しくできます。捨てるのがもったいないくらいです。
切り取った枝をさし木
暑いのでつくかどうかわかりませんが、切り取った枝でさし木に挑戦します。
鉢は8号の大きな鉢、土は、赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜて、鉢底にごろ土を3センチほど敷いて、さし穂約10センチ、5センチほど葉をむしります。それを土にさします。
暑い時期のさし木は、下の部分が茶色くなっているのがつきやすいように思います。
さし木完了。水をたっぷりやって日陰で管理します。
▼7月8日のさし木
7月8日にさしたさし木の葉は、まだ青々としています。挿し木成功かな・・・
10号の大きな鉢にさしています。用土はゼラニュウムの植え替え時に出た土です。赤玉小粒が主です。水はけがよかったのでそのまま差しました。
通常のさし木の定期は、4月~6月です。この時期は確実に成功します。さし木後の管理は、日陰に置き水を切らさないことです。
麗しのラベンダー
剪定時にわずかに残った花にミツバチが来ました。花を切って近くに置きましたが、気付きませんでした。部屋に持ってきてミツバチの代わりに楽しみます。
6月のラベンダー
蕾が立ち上がってこのくらいの時、一番ワクワクします。
そして花が咲きはじめるこの時が一番香ります。ドライにしたり生けたり、楽しみはつきません。紫色の花は静かでアクセントにもなって好きです。
しかし、毎年のラベンダーの剪定作業で一番大変なのは蚊の時期と重なることです。私は蚊に刺されると夜寝るころに体中に毒が回るのか、体中蚊に刺されたみたいにチクチクかゆかゆになります。それで蚊はとても苦手です。
今年は思い切ってバッサリ行きました。さし木もしましたし、そのさし木もつきそうなので、来年の楽しみが増えます。
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