暖かい日が続いています。春一番に咲くホトケノザが綺麗な紫色をしています。この花が好きで、東日本大震災の後にこの花を見てほっとしたものです。
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20230305ホトケノザの花
ホトケノザの花

20230305ホトケノザ2
我が家の庭では、窒素成分が多いとホトケノザにうどん粉病が出やすくなるので、春のホトケノザにうどん粉病が出るか出ないかで土の肥料成分の偏りを見ています。

20230305ホトケノザ3
今年はうどん粉病がないところがあります。

今までやったことで大きな違いと言えば、バチルス菌入りの腐葉土を入れたということです。
20200616バチルス菌入り腐葉土
バチルス菌入りの腐葉土20リットル入り

そしてその場所にはうどん粉病の発生が少ないという事実です。
20230302うどん粉なし
うどん粉病のないホトケノザ

バチルス菌とは枯草菌と呼ばれる菌で、納豆などにある菌もその一種です。

バチルス菌入りの腐葉土効果か??
1メートルも離れていない場所のホトケノザはうどん粉病まみれです。
20230302うどん粉病

畑には、2021年10月にバチルス菌入りの腐葉土をどっさり入れてあります。入れていない場所はうどん粉病だらけです。
20230302うどん粉境界線
オレンジ色の線左側は腐葉土なし、右側は畳2枚分の広さに腐葉土1袋と半分。左側は葉が白っぽいですが、右側は、ありません。

20230302うどん粉なし
畑の中の密集地帯もうどん粉病はありません。

20230305ホトケノザ4
ここはバラの根元です。ひと株だけ芽を出したホトケノザにうどん粉病はありません。ここもまたたっぷりバチルス菌入りの腐葉土が入っています。

▼下の写真はバチルス菌入りの腐葉土を施していない場所です。
20230305うどん粉病まみれ
東側通路に毎年芽を出すホトケノザは、3月になるとうどん粉病で真っ白になります。ここまでうどん粉病が出ると花が咲かないことが多いです。花を楽しみにおいておくとこんな悲しい姿になります。
白くないのはハコベです。

20230305ホトケノザ5

庭中にバチルス菌入りの腐葉土を使用したなら、毎年頭を悩ませるうどん粉病対策も減るのではと期待しました。 
20200616バチルス菌入り腐葉土2
いつも使う腐葉土を、バチルス菌入りの腐葉土に変えるだけでうどん粉知らずになったらうれしいですよぉー。うがい薬やせっけん水やら作って庭を監視しなくて済むんですから。

しかしですよ、そんなに強い菌を庭全体に解き放したら、他の善玉菌はどうなるのかな・・・

めたらやたら納豆を水に溶いて庭にまいて良いものか、自問自答しながら納豆を食べる朝。

うどん粉病のメカニズムについて書いた記事はこちらから見ることができます。
「ホトケノザが教えてくれる土の肥料成分状態【うどん粉病の原因と対策】」


植物にはそれぞれ苦手な病気があって、ハコベはホトケノザと一緒に芽を出しますが、うどん粉病は見たことがありません。おいしそうな葉をモリモリ展開しています。インコがいたら喜びそうな葉っぱです。

もしうどん粉病に悩まされていたら、その病原菌に強い植物、春なら秋植え球根類を多用したりするのも楽々園芸の方法ですね。もちろん、根本から解決する方法を見つけるともっともっと最高ですね。



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