大好きな赤の絞り咲きのゼラニュウムがコガネムシの幼虫に食べられて弱っています。種を採取して蒔きました。
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絞りの入った花
栽培場所・・・茨城県北部
栽培場所の気候と気温・・・平均してー4〜+34℃。最近は暖冬なのに突然ー6.7℃になったり、夏+36℃になったりします。夏はジメジメして蒸し暑く、霧が発生します。冬は乾燥して1月半ばから3月始めごろまで雪が少し降ります。
ゼラニュウムの種蒔きと挿し木
種まきの定期
ゼラニュウムは夏の花壇に植える花の種と同じ時期に種を蒔くと揃ってよく発芽します。
ゼラニュウムの発芽と温度の関係
ゼラニュウムは温度で発芽する日にちが違ってきます。私が室内で種まきした時の観察結果。
15〜20℃・・・3日〜1週間前後
10〜15℃・・・2~3週間前後
真冬の室内で室温5〜8度の時は全滅でした。
その他、土のかけ具合にも関係します。あまり土をかけすぎると発芽できず腐ってしまいます。
採取した種は何年ぐらい発芽するのか
完全に実が入っている種の場合
種は採取してすぐに蒔くとほぼ100%発芽します。前年のも90%以上発芽しているように見えます。それより古くなるに従い発芽率は落ち、4年では、採取した芽が出ないこともありました。
種蒔き
このゼラニュウムは挿し木が成功しないタイプです。是非とも種が必要です。
株が充実してくると半八重にもなります。花弁が大きく豪華な花です。
いざ種取りとなると、株が弱っていて種の中身はスカスカで種が取れません。昨年中かけて採取した中身の詰まった種だけを集めました。
種まき用の土
赤玉土6,腐葉土4を混ぜたもの。
体調不良で今日しかできないと急いでいたので石灰での中和はしていません。本当はしたほうがいいです。
種まきの方法
鉢の底に網を敷き、腐葉土を1~2センチ敷いた上に土を入れ、種をまんべんなく置きます。その上に赤玉土を種が隠れる程度に薄く置きます。芽が出るまで土は乾かさないようにします。
下の写真は焼きそばのカップに穴をあけて蒔きました。土がある程度入れば種は蒔けます。
2023年3月20日、やっとの思いで集めた種を2021年採取したものと合わせて蒔きました。
3月29日、発芽しました。一個だけでしたがうれしかったです。
一個でも芽が出てくれればうれしいと思っていましたが、その後日を追うごとに芽が増えました。
4月5日
4月13日
オレンジ色の花は一番弱っていて、2021から種を作るたび取って中身を確認しましたが、中身の詰まった種は一つしかありませんでした。芽を出していてくれると嬉しいです。
日が経つにつれ花色が濃くなるオレンジの美花。
白花もあります。こちらはたくさん芽が出ました。
芽が出た後の管理
本葉が見えたら1000倍に薄めた液肥を与えます。さらに本場が3枚以上展開したらポット上げします。三日くらいしたら緩効性化成肥料を3粒くらいおきます。普通の丈夫なゼラニュウムの場合は、本葉が五枚くらいになったら中心の芽を摘んで脇芽を出します。
このゼラニュウムは、芽を摘むといじけて大きくならないのでそのまま咲かせます。
大きな鉢にたくさん植えて、即席の大株仕立てにして楽しむつもりです。
ゼラニュウムの種まき挿し木の仕方は、こちらから見ることができます。
「ゼラニュウム増やし方、挿し木と種まき」
ゼラニュウムの挿し木
挿し木の適期はいつ?
挿し木は梅雨時が良いと聞きます。ゼラニュームは、真夏以外なら温度があればよくつきます。真冬、室内で挿木をして翌年に備えておくこともしています。
なので、ゼラニュウムが必ずしも梅雨時に挿し木をしなければならないということではないことが分かります。
さて、問題の絞りの入るこの品種は、挿し木がついたことがありません。枝を切ると伸びなくなってしまいます。唯一種で増やすことが出来ています。
今年は3月の気温の低いときに(最低気温5度前後、最高気温は12度前後)のときに挿木をしました。「ついたらもっけもん」の挿し木です。
なんとつきました!!
ついたというにはまだ早いのかな???でも、葉が出てきました。茎も黒ずんでいません。生きています。
親株の様子。植替えして根を見ないといけません。
ゼラニュウムは半耐寒性の植物です。少し温度が高い方が良いと思っていましたが、温度が低い方が挿し木が成功するのを初めて知りました。
いつもの時期に挿木をしてつきが悪いと思ったら、時期をちょっとずらすのも一つの方法ですね。
ガーデナーはいつも最先端
最近は寒暖差もすごくて、春なのに、雨が熱帯のような大粒で降ります。桜も早くてびっくりしましたが、昨日の夜、4月に蚊が飛んでいたんですよ、家の中で。
亜熱帯の実家に帰ったみたい・・・
ガーデナーは古い方法にとらわれず、地球とおしゃべりしながら、育て方もどんどん新しく更新していく必要がありますね。
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絞りの入った花
栽培場所・・・茨城県北部
栽培場所の気候と気温・・・平均してー4〜+34℃。最近は暖冬なのに突然ー6.7℃になったり、夏+36℃になったりします。夏はジメジメして蒸し暑く、霧が発生します。冬は乾燥して1月半ばから3月始めごろまで雪が少し降ります。
ゼラニュウムの種蒔きと挿し木
種まきの定期
ゼラニュウムは夏の花壇に植える花の種と同じ時期に種を蒔くと揃ってよく発芽します。
ゼラニュウムの発芽と温度の関係
ゼラニュウムは温度で発芽する日にちが違ってきます。私が室内で種まきした時の観察結果。
15〜20℃・・・3日〜1週間前後
10〜15℃・・・2~3週間前後
真冬の室内で室温5〜8度の時は全滅でした。
その他、土のかけ具合にも関係します。あまり土をかけすぎると発芽できず腐ってしまいます。
採取した種は何年ぐらい発芽するのか
完全に実が入っている種の場合
種は採取してすぐに蒔くとほぼ100%発芽します。前年のも90%以上発芽しているように見えます。それより古くなるに従い発芽率は落ち、4年では、採取した芽が出ないこともありました。
種蒔き
このゼラニュウムは挿し木が成功しないタイプです。是非とも種が必要です。
株が充実してくると半八重にもなります。花弁が大きく豪華な花です。
いざ種取りとなると、株が弱っていて種の中身はスカスカで種が取れません。昨年中かけて採取した中身の詰まった種だけを集めました。
種まき用の土
赤玉土6,腐葉土4を混ぜたもの。
体調不良で今日しかできないと急いでいたので石灰での中和はしていません。本当はしたほうがいいです。
種まきの方法
鉢の底に網を敷き、腐葉土を1~2センチ敷いた上に土を入れ、種をまんべんなく置きます。その上に赤玉土を種が隠れる程度に薄く置きます。芽が出るまで土は乾かさないようにします。
下の写真は焼きそばのカップに穴をあけて蒔きました。土がある程度入れば種は蒔けます。
2023年3月20日、やっとの思いで集めた種を2021年採取したものと合わせて蒔きました。
3月29日、発芽しました。一個だけでしたがうれしかったです。
一個でも芽が出てくれればうれしいと思っていましたが、その後日を追うごとに芽が増えました。
4月5日
4月13日
オレンジ色の花は一番弱っていて、2021から種を作るたび取って中身を確認しましたが、中身の詰まった種は一つしかありませんでした。芽を出していてくれると嬉しいです。
日が経つにつれ花色が濃くなるオレンジの美花。
白花もあります。こちらはたくさん芽が出ました。
芽が出た後の管理
本葉が見えたら1000倍に薄めた液肥を与えます。さらに本場が3枚以上展開したらポット上げします。三日くらいしたら緩効性化成肥料を3粒くらいおきます。普通の丈夫なゼラニュウムの場合は、本葉が五枚くらいになったら中心の芽を摘んで脇芽を出します。
このゼラニュウムは、芽を摘むといじけて大きくならないのでそのまま咲かせます。
大きな鉢にたくさん植えて、即席の大株仕立てにして楽しむつもりです。
ゼラニュウムの種まき挿し木の仕方は、こちらから見ることができます。
「ゼラニュウム増やし方、挿し木と種まき」
ゼラニュウムの挿し木
挿し木の適期はいつ?
挿し木は梅雨時が良いと聞きます。ゼラニュームは、真夏以外なら温度があればよくつきます。真冬、室内で挿木をして翌年に備えておくこともしています。
なので、ゼラニュウムが必ずしも梅雨時に挿し木をしなければならないということではないことが分かります。
さて、問題の絞りの入るこの品種は、挿し木がついたことがありません。枝を切ると伸びなくなってしまいます。唯一種で増やすことが出来ています。
今年は3月の気温の低いときに(最低気温5度前後、最高気温は12度前後)のときに挿木をしました。「ついたらもっけもん」の挿し木です。
なんとつきました!!
ついたというにはまだ早いのかな???でも、葉が出てきました。茎も黒ずんでいません。生きています。
親株の様子。植替えして根を見ないといけません。
ゼラニュウムは半耐寒性の植物です。少し温度が高い方が良いと思っていましたが、温度が低い方が挿し木が成功するのを初めて知りました。
いつもの時期に挿木をしてつきが悪いと思ったら、時期をちょっとずらすのも一つの方法ですね。
ガーデナーはいつも最先端
最近は寒暖差もすごくて、春なのに、雨が熱帯のような大粒で降ります。桜も早くてびっくりしましたが、昨日の夜、4月に蚊が飛んでいたんですよ、家の中で。
亜熱帯の実家に帰ったみたい・・・
ガーデナーは古い方法にとらわれず、地球とおしゃべりしながら、育て方もどんどん新しく更新していく必要がありますね。