イラガは6月と9月の年に2回発生します。イラガは主にバラや椿の仲間に産卵すると思っていました。柿はノーマークでした。8月には、窓辺の柿の葉に終齢虫になった大きなイラガを見つけ、水やりの度徹頭の上にいるイラガを取り除く作業をしました。
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8月4日柿の葉を食べるイラガ

サカキのイラガをとって風通しを良くする
9月になるといつもサカキにイラがが発生します。サカキは月2回、枝を切って使うので、枝を切るときに、イラガの点検も怠らずします。そのおかげで、イラガの小さいうちに見つけることができます。小さいうちはまとまっているので、とり除くのが簡単です。
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小さいうちはまとまって葉を食べます。

イラガのいる葉や枝を切って袋に入れた後、伸びすぎた枝を切りました。今年の9月は残暑厳しすぎです。流石に暑すぎてクラクラするので、1時間で作業を終わりにしました。
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切り終わって全体を見てみると、まだ詰めた方がいい枝がたくさんあります。木の枝を切るとき、切る場所が悪いと枯れてしまう木もありますが、サカキは芽吹きがいいので、どこで切っても失敗がない。

あまり綺麗に切れていないですが、朝、部屋が明るくなったのは確かです。

バラにもイラガ
今日は、昨日手入れした庭をうれしい気持ちで眺めていたら、バラの枝にイラガのサナギのカプセルを発見!!
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イラガのサナギ。真新しいさなぎのカプセル、上部をパカッとあけて成虫が飛び出します。なんだかかっこいいけど・・・

今年の8月にさなぎになって、9月に羽化、産卵をしたものでしょう、周りを見て見ると脱皮したイラガがいました。
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集団で食事をとる時期は終わり、単独行動をします。

さなぎのカプセルは二つ。
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いつも水やりで通る犬走側の枝。

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美味しい葉っぱを求めて移動中。

昨日は、ここのバラの枝も少し切りました。薄暗い中で作業したのでイラガに気づきませんでした。

Tシャツで手袋もしないで作業したのにさされなくてよかったです。今日は昨日の作業疲れで「暑さ」が厳しく感じられるので、夕方作業をしました。

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イラガは古い葉固い葉を食べます。
まだ庭のどこかにいるかもしれないイラガも、きっと園芸の助っ人なのでしょうね、増え過ぎたら私が困るので、目につくところは退治します。

イラガについて書いた記事はこちらから見ることができます⇒「庭の小さくて強大な怪獣イラガを安全に退治する方法」

テッポウムシの被害
オカメズタは直径1.0センチくらいになるとカミキリムシが産卵し始めます。春には綺麗な斑入りの葉をいっぱい茂らせていたのですが、9月になると葉の色が悪くなり、元気がなくなりました。
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7月15日、斑入りの大きくてきれいは葉をいっぱい茂らせていました。

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8月には茂りすぎたツルを、ただ切って捨てるのはもったいないと思ってこんな遊びもしました。葉っぱ付きのリース。

直径2センチくらいの茎にはいつもカミキリが産卵しています。
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茶色の樹液が出ているところが、たぶん試し刺し。ツルに刺し傷がたくさんあって、切った茎には空洞がありました。

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直径1センチくらいの小さいツルもさされていました。
オカメヅタを絶やさないように、毎年のびたツルの一部を土に埋めています。

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切った後のオカメズタ。またツルを少しずつ伸ばします。

カミキリムシの被害は、サザンカの根元にもありました。
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オレンジの縁の中におがくずのようなものがあります。

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山茶花・春雨錦の花。大輪で香りがよい。蜜もいっぱい出るので野鳥も蜜を吸いに来ます。アブやスズメバチも・・・

葉の色が悪く枝も細いままになってしまった山茶花。そのうち細い枝は枯れてしまいました。
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思い切って半分に切り詰めると、枝は密生しましたが小さい葉ばかり。蕾は少なくなりました。

根元におがくずのようなものを見つけました。テッポウムシの食べかすを出す穴は向こう側のようです。

山茶花にもカミキリムシは産卵するんですね・・・

カミキリムシ(テッポウムシ)についての記事はこちらから見ることができます⇒「バラの天敵カミキリムシを捕まえる。」


涼しくなったら根元を切って、テッポウムシを見つけます。


 

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