5月26日に庭で見つけたカナヘビの卵、7月7日、我が家で孵化しました。

生まれたてのカナヘビの赤ちゃん。
見つけたのは庭掃除の最中、何年も体調不良により庭掃除が行き届かず落ち葉が積もった場所がありました。

ツツジの根元
そこの落ち葉をかき集めていると、卵らしきものが4個。白い卵といえば、ムカデの卵は見たことがあります。ムカデの卵は丸くて、もっとたくさんあって、しかも母ムカデが卵を抱くようにして守っていたはず。
これは少し細長くて汚れた感じで、4個、しかも枯れ葉の中に生みっぱなし
カナヘビの卵かもしれないと思ってネットで調べると、やはりカナヘビらしい。自分で育てる気力はないので落ち葉を載せておきました。でもやはり気になり、うちの中で目安となる30日間は様子を見ることに・・・
豆腐のパックに水苔を湿らせて卵のあった場所を再現しました。

その上に卵があった状態で、上下逆さまにしないようにそっと置き、空気穴を爪楊枝であけたビニールの袋で全体を覆いました。
卵をひっくり返すといけない理由は、はいが定まってからひっくり返すと孵化しなくなるからだそうです。
カナヘビが孵化するのに最適な温度は30度くらいだそうですが、室温は常に23度くらい。
大丈夫かな・・・・
でも外は朝方15度の日もあるし、外より環境いいのではないかな?!
時々水を補給しました。
日に日に卵は大きくなっていきました。カナヘビの卵は孵化する頃には生まれた時の5倍くらいの大きさになっているそうなので、水苔が乾かないようにチェクをしました。水は大体5〜7日に一回くらいの割で10~20ccくらい。
6月14日、一つの卵が大きくなりません。

しかも小さい卵はミズゴケの中に沈んでいきます。
日に日に気温が高くなって、室内でも27度になりました。
6月24日、卵二つ目も途中で成長が止まったようです。大きくなりません。捨てました。
6月27日、孵化の目安が30日と言われるカナヘビ。本当に卵は孵化するのだろうか気になり、豆腐パックから透明なパックに移し、下からライトを当ててカナヘビが生きているのか見てみました。中で成長していれば血液が通っている様子が見られるはずです。
・・・が、卵は光を通しません。テンション下がりました。
7月5日、卵はかなり大きくなりました。発見した時の4倍くらいにはなったみたい。けれど、鶏の卵みたいに卵が動いたりとか、孵化の兆しが見えず、諦めて庭に出そうかと考え始めました。
7月7日、夜11時黒い物体がカナヘビの卵の入れてあるパックの下を過ぎります。
よく見ると金蛇の赤ちゃんです。

ついに誕生しました。

私には餌を探して与える体力はないので、これから先は自分で生きていってね・・・
庭に放すことにしました。しかしカナヘビもいきなり見たこともない違う世界に放り出されるわけだから怖がって水苔の入れ物からでていきません。
もう一個も切れ目ができています。どくどく心臓が動くように動きます。

顔がのぞいています。
卵が割れているのを見てから10分くらいだったでしょうか、顔が出てきたと思ったら、体全体ぴゅっと出てきました。

顔が出たのが分かります。つぶらな瞳がこちらを見ています。

体は光っています。あんな小さな卵から出てきたとは思えない大きな長い体です。
とても元気でぴょんと入れ物から外に飛び出しました。慌てて捕まえて、先に孵化したカナヘビのいるところに置くと、まだ先に放したカナヘビがいて、お互いを確認しあったような感じでした。

枯れ葉の上のカナヘビの赤ちゃん。左側の鉢のそばには先ほど放したもう一匹がいます。

サカキの枯れ葉の上
二番目はなかなか隠れず、窓を閉めるまでずっとこちらを見ていました。

7月8日、カナヘビが孵化した後の抜け殻
とても小さい体、これからそれぞれ独り立ちして餌をとって生きていくんですね。見ていて愛おしくなりました。
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生まれたてのカナヘビの赤ちゃん。
見つけたのは庭掃除の最中、何年も体調不良により庭掃除が行き届かず落ち葉が積もった場所がありました。

ツツジの根元
そこの落ち葉をかき集めていると、卵らしきものが4個。白い卵といえば、ムカデの卵は見たことがあります。ムカデの卵は丸くて、もっとたくさんあって、しかも母ムカデが卵を抱くようにして守っていたはず。
これは少し細長くて汚れた感じで、4個、しかも枯れ葉の中に生みっぱなし
カナヘビの卵かもしれないと思ってネットで調べると、やはりカナヘビらしい。自分で育てる気力はないので落ち葉を載せておきました。でもやはり気になり、うちの中で目安となる30日間は様子を見ることに・・・
豆腐のパックに水苔を湿らせて卵のあった場所を再現しました。

その上に卵があった状態で、上下逆さまにしないようにそっと置き、空気穴を爪楊枝であけたビニールの袋で全体を覆いました。
卵をひっくり返すといけない理由は、はいが定まってからひっくり返すと孵化しなくなるからだそうです。
カナヘビが孵化するのに最適な温度は30度くらいだそうですが、室温は常に23度くらい。
大丈夫かな・・・・
でも外は朝方15度の日もあるし、外より環境いいのではないかな?!
時々水を補給しました。
日に日に卵は大きくなっていきました。カナヘビの卵は孵化する頃には生まれた時の5倍くらいの大きさになっているそうなので、水苔が乾かないようにチェクをしました。水は大体5〜7日に一回くらいの割で10~20ccくらい。
6月14日、一つの卵が大きくなりません。

しかも小さい卵はミズゴケの中に沈んでいきます。
日に日に気温が高くなって、室内でも27度になりました。
6月24日、卵二つ目も途中で成長が止まったようです。大きくなりません。捨てました。
6月27日、孵化の目安が30日と言われるカナヘビ。本当に卵は孵化するのだろうか気になり、豆腐パックから透明なパックに移し、下からライトを当ててカナヘビが生きているのか見てみました。中で成長していれば血液が通っている様子が見られるはずです。
・・・が、卵は光を通しません。テンション下がりました。
7月5日、卵はかなり大きくなりました。発見した時の4倍くらいにはなったみたい。けれど、鶏の卵みたいに卵が動いたりとか、孵化の兆しが見えず、諦めて庭に出そうかと考え始めました。
7月7日、夜11時黒い物体がカナヘビの卵の入れてあるパックの下を過ぎります。
よく見ると金蛇の赤ちゃんです。

ついに誕生しました。

私には餌を探して与える体力はないので、これから先は自分で生きていってね・・・
庭に放すことにしました。しかしカナヘビもいきなり見たこともない違う世界に放り出されるわけだから怖がって水苔の入れ物からでていきません。
草取りや枝の剪定を山盛りして置いたところがありましたが、そこに置くとすぐに移りました。
ズボラをした私、偉いぞ!!
ズボラをした私、偉いぞ!!
もう一個も切れ目ができています。どくどく心臓が動くように動きます。

顔がのぞいています。
卵が割れているのを見てから10分くらいだったでしょうか、顔が出てきたと思ったら、体全体ぴゅっと出てきました。

顔が出たのが分かります。つぶらな瞳がこちらを見ています。

体は光っています。あんな小さな卵から出てきたとは思えない大きな長い体です。
とても元気でぴょんと入れ物から外に飛び出しました。慌てて捕まえて、先に孵化したカナヘビのいるところに置くと、まだ先に放したカナヘビがいて、お互いを確認しあったような感じでした。

枯れ葉の上のカナヘビの赤ちゃん。左側の鉢のそばには先ほど放したもう一匹がいます。

サカキの枯れ葉の上
二番目はなかなか隠れず、窓を閉めるまでずっとこちらを見ていました。

7月8日、カナヘビが孵化した後の抜け殻
とても小さい体、これからそれぞれ独り立ちして餌をとって生きていくんですね。見ていて愛おしくなりました。