庭の中央に鎮座ましましていたラベンダー ・ラバディングロッソ、幹にカビが生えて朽ちてきたので、挿し木をし、それがついたのを確認したので抜きました。
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2024年6月20日

ラバディングロッソの特徴
大型のラベンダーで6月に花を咲かせます。蒸し暑い夏にも強く、植える場所は日当たりと水はけがよければよく育ちます。

枝が密集して出ますので、蒸れやすくなります。雨などが降ると日陰になった部分の葉が枯れて、そこに雨水が乾かずに残り、蒸れてしまいます。枝を透かして短く切っておくと暑い夏を乗り切ることができます。

長い茎と12センチ以上の長い花穂を持つラベンダーは、ドライやアレンジに重宝しました。
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2024のラベンダーの穂。最後になるからドライにしようと思いましたが、昨年は体調不良によりラベンダーのにおいでも頭痛が起き、ドライは作りませんでした。

大きく育った株
台風の接近で、鉢が風に飛ばされないように地面に置いたのが大型化する原因になりました。根は鉢底の水抜き穴から地面に潜り、水やりがなくても元気に育っていました。
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地面にべた置き。その後、台風対策で疲れ果てた私は片づける体力もなく、そのまま年を越すと、もう根が地面に潜って動かすことができませんでした。

大株になるとこんないいことが・・・・
大株になると6月から8月にかけて花をたくさん咲かせてました。一番目が一番大きな花、二番目はやや小ぶりで、三番目は3〜5センチくらいの花穂で、茎も葉から少し伸びるくらいでしたが、アレンジの時に紫があると引き立ちました。

そして、ミツバチなどの生き物にもたくさんの蜜を提供していました。
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花が咲くと羽音が聞こえます。ミツバチの隣で花穂を摘んで。ミツバチたちは摘んだ花穂からも蜜を採取します。家の中にまでついてくることもありました。

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蝶たちも来ました。写真はジャコウアゲハのメスです。

大株になったラベンダーの大敵、湿度
湿度や暑さが厳しい私の庭、梅雨と夏に起きる海からの霧「ヤマセ」が襲い掛かります。ラベンダーは蒸れて、枝がたくさん枯れるようになりました。
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2本あったラベンダーを一本にしました。最初の内はこわごわ切っていましたが、最近はこんな感じにバッサリ切るようにしていました。スッキリ~~!!
・・・ていうか、雑~~~!!

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どんなに切っても翌年はまたこんなにたくさん花を咲かせました。

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犬走側は垂直にカットして花穂が足に絡まないようにしました。もし切らないでそのままだったらドーム状になって見事だったでしょうね。2024年夏の花。

幹にもカビが・・・
残った一本の株元にカビが発生しました。白いカビです。枯れた木に発生するようなカビ。

早く切らないとーーーと思いながらやっと取り掛かりました。

幹は抵抗なく折れました。すごいですねこんな状態でも花を咲かせ続けていたんですね。
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今こんな感じになっています。今月13日に切ったばかり。白っぽいところがカビに侵されたところ。朽ちています。
根っこが地面に深く張っているのか抜けません。のこぎりをさし込んで少しずつ切ります。完全撤去までにはもう少し時間がかかります。

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さし木があります。このさし木より半年前に挿し木をしたものが、コガネムシ幼虫に根を食べられ枯れてしまいました。この鉢は、挿し木を引っ張っても抜けないので大丈夫と思います。このさし木を大事にしてまた花を楽しみたいです。

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こんな花いっぱいの姿を夢見て・・・

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