イングリッシュローズは庭の雰囲気を一新しました。丈夫でたくさん花が咲いて、香りも良くて、欲をいえば、もう少し花持ちが良ければな・・・と。しかし、散っても散ってもまた蕾が上がってすぐに咲きました。絶えず咲くバラに魅せられ、毎年、自分へのご褒美と称し一株二株買い、庭にバラが増えていきました。
メアリーローズ

樹高150cm、シュラブ、花茎10cm、花色濃い桃色でカップ咲からやや平咲き、四季咲き、5月中旬咲き、3~5輪の房咲になる。
棘は多いが、柔らかい新芽や花の近くの棘は短く柔らかいので扱いやすい。葉はややマットでうどんこ病黒点病に強い。アブラムシも少ない方です。スパイシーな香りがあります。

5月中旬からまわりに植えてあるバラより先に咲きます。花が終わったら5枚葉の上で切り、二つかみくらいお礼肥を株周りに施すと、7月に再び5月と同じくらいの花を見ることが出来ます。
7月の花は150cmくらいになります。花が重いので支柱が必要です。

雨の日のメアリーローズ(右)とゴールデンセレブレーション(左)

五月下旬。冬剪定は大体80cmくらいで切ると、120~130cmくらいの高さで咲きます。
ゴールデンセレブレーション

樹高120cm、シュラブ、花茎10cm、花色は輝くような山吹色、カップ咲で外弁は反る、返り咲き、5月下旬咲き、2~3輪の房咲き。
棘は少なく、刺さりにくいので扱いやすい。葉は照り葉で黄みを帯びて、うどんこ病黒点病に強い。

メアリーローズの隣に植えて、冬剪定は同じ60~80cmくらいにすると、初夏、花が咲くときに高さが揃い、いい感じで咲きます。

光が当たると美しく輝きます。
パットオースチン

樹高120cm、花茎10cm、花色はオレンジ色でカップ咲、シュラブ、四季咲き、遅咲き、2~3輪の房咲にもなります。
棘は少ないが鋭いので注意して扱う。照り葉でやや細めの葉をもち、うどんこ病黒点病に強く、アブラムシも少ない。

ピンクはメアリーローズでオレンジ色がパットオースチン。たくさんの花を次々咲かせます。長く伸びた枝を蔓状にオベリスク仕立てにしても良く咲きます。

パットオースチンの魅力は何といっても独特の花色です。明るいオレンジ色は存在感があり庭を明るくします。秋に咲く花はもっと深い色になります。
チャールズレニーマッキントッシュ

樹高80cm、シュラブ、花茎7cm、四季咲き、花色は青みがかったピンクで深いカップ咲となる。6月中旬咲き。棘は少なくないが鋭くないので扱いやすい。うどんこ病黒点病に強く、アブラムシも少ない。細い枝にも花をつけ、四季を通してよく咲く。

雨のかからない所に植えた方が、生育は良いようです。鉢で育てるか軒下で育てます。個体によってはツルバラのように垣根に這わせることもできるそうです。私のは雨に弱く、軒下で育てることにしました。

9月もこんなにきれいに咲きます。暖冬の年は11月過ぎまで咲きます。
ワイフオブバース

樹高120cm、花径8cm、シュラブ、四季咲き、花色は中心が澄み切った濃いピンクで外側に向かって薄くなる。2~3輪の房咲。クオーターロゼット咲き。6月初旬から初冬まで断続的に花を咲かせる。うどんこ病黒点病に強くアブラムシも少ない。棘はあるが、鋭くないので扱いやすい。
バラ苗を検索してみましたが、古い品種なので取り扱っている所が見つかりませんでした。

花色は主張しすぎず、他の草花との相性も良い。親株はテッポウムシで枯れましたが、挿し木て出沢山増やしました。本当にたくさん花が咲き、この花の澄んだピンクが何より好きです。
クイーンオブスウェーデン

樹高120cm、直立性、花茎6cmで3輪くらいの房咲、四季咲き、サーモンピンクでデーブカップ咲。イングリッシュローズの中では花持ちのいい品種。6月中旬咲き。葉はマットで小さく丸い。
うどんこ病黒点病に強くアブラムシも少ない。挿し木も良くつくし、棘も少なく扱いやすいです。

▲鉢植えだと樹高を80cmくらいに抑えられます。

▲庭植え・・・直立性で場所を取りません。たくさん種類を植えたい、切り花が欲しいという人におすすめです。
アブラハムダービー

樹高180cm、シュラブ、花茎10cm、四季咲き、花色はピンク色を帯びたあんず色でシャクヤクのように咲く。
棘は少ないが鋭く硬い。太い枝は房咲になるが細い枝にも花をよくつける。葉は照り葉で、うどんこ病黒点病に強く、アブラムシも少ない。

枝は蔓状に3メートルぐらいのびるのでアーチに仕立てても良い。フルーティな爽やかな香りが素敵なバラです。日当たりよく肥料を入れて育てた方が花はたくさん咲くきます。

秋にも良く咲き、夕日をバックに花を撮るのもまた面白いです。
コンスタンススプライ

樹高2~3m、花茎8cm、一季咲、花色は濃いピンクで深いカップ咲になります。5月末から6月に咲く。4~5輪の房咲き。
棘は鋭く多い。扱いには要注意。葉はマットで灰色を帯びた濃い緑色、うどんこ病黒点病に強い。新芽や蕾にアブラムシがたかる。手で取るにはとげが刺さっていたい。
テッポウムシに根を食べられても、脇から芽を出し再生を繰り返している強いバラです。最初から深植えにするとテッポウムシから株本体をを守ることが出来たのではと思いました。

一季咲きですが、綺麗なピンク色の花が次々とたくさん花が咲くので見ごたえあります。雨にも強いので、水滴の乗った花を撮るのもまた楽しみのひとつです。
細い枝には花が咲かないのでなるべく太いシュートを出させるように肥料をしっかり入れます。冬剪定で、80cmくらいに短く切っても咲きますが、地際で切ると翌年は咲きません。

千鳥草の紫やピンクがよく合います。
テスオブザダーバービルズ

樹高180cm、シュラブ、花茎10cm、花色は深い赤で咲き進むと紫がかる。数輪の房咲になる。四季咲き、6月初旬咲き。
棘が多いので扱いに注意する。うどんこ病黒点病に強くアブラムシも少ない。

今までにない赤い色は庭の調和を乱すのではないかと思いましたが、赤が入ったお陰て引き締まった感じになりました。

植えてすぐテッポウムシの被害に遭い、挿し木をしました。その苗は5年経ちましたが手入れが悪くまだ花が咲きません。
ヘリテージ

樹高120cm、直立、花茎6cm、花色はシエルピンク、4輪くらいの房咲になります。棘はとても少なく、扱いやすいです。うどんこ病黒点病に強く、アブラムシもあまりつきません。
バラ苗を検索してみましたが、古い品種なので取り扱いしている所が見つかりませんでした。

主役不在の写真になってしまいましたが、紅いバラの隣がヘリテージです。かよわそうな顔して実はとても丈夫です。花持ちがあまりよくありません。夏は特に、咲いたら散ります。冬12月に咲いた花は5日間も飾ることが出来たので、本場イギリスではすべてのイングリッシュローズの花を長く楽しめているかもしれないと思いました。足元が影になるので、スタンダード仕立て風になってしまいましたが、樹高80cmくらいの所からたくさん枝を出して、花付き抜群です。四季咲きに優れていて秋遅くまで咲きます。花が咲いた後、花柄を切らないと種が出来るので、花を咲かせたい時は必ず花柄摘みをします。

雨にも強く、花びらに水滴がついても傷みません。雨粒のついた花はとてもきれいです。
コテージローズ

樹高120cm、シュラブ、返り咲き、花茎7cm、花はピンク色で3~5輪の房咲になる。葉はマットな感じで、他のイングリッシュローズよりうどんこ病になる。黒点病には強い。油断するとアブラムシが新芽や蕾などにびっしりつきます。
棘がたくさんあって鋭いので、手でアブラムシをつぶすのは難しいです。
シュートが長く伸びるのでそれを大事に誘引すると小さなアーチを作ることが出来ます。
憧れのバラが庭に咲く
イングリッシュローズの存在を知ったのは1998年「主婦と生活社」から出版された「バラの庭づくり」という園芸雑誌です。翌2月、園芸店で一株1280円で売られているメアリーローズとコテージローズを買って植えました。当時バラの大苗一つ500円~980円で売られていたので、1280円は少々高い感じがしました。しかし、花が咲いた時は、もっとたくさん買ってくればよかったと後悔したほど、好きになりました。
イングリッシュローズは丈夫で沢山花を咲かせ、香りも素敵で花色も豊富なうえ、株の大きさも、自分好みの大きさに調節でき自在ですので、私にとっては庭づくりには欠かせない存在です。
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メアリーローズ

樹高150cm、シュラブ、花茎10cm、花色濃い桃色でカップ咲からやや平咲き、四季咲き、5月中旬咲き、3~5輪の房咲になる。

5月中旬からまわりに植えてあるバラより先に咲きます。花が終わったら5枚葉の上で切り、二つかみくらいお礼肥を株周りに施すと、7月に再び5月と同じくらいの花を見ることが出来ます。
7月の花は150cmくらいになります。花が重いので支柱が必要です。

雨の日のメアリーローズ(右)とゴールデンセレブレーション(左)

五月下旬。冬剪定は大体80cmくらいで切ると、120~130cmくらいの高さで咲きます。
ゴールデンセレブレーション

樹高120cm、シュラブ、花茎10cm、花色は輝くような山吹色、カップ咲で外弁は反る、返り咲き、5月下旬咲き、2~3輪の房咲き。
棘は少なく、刺さりにくいので扱いやすい。葉は照り葉で黄みを帯びて、うどんこ病黒点病に強い。

メアリーローズの隣に植えて、冬剪定は同じ60~80cmくらいにすると、初夏、花が咲くときに高さが揃い、いい感じで咲きます。

光が当たると美しく輝きます。
パットオースチン

樹高120cm、花茎10cm、花色はオレンジ色でカップ咲、シュラブ、四季咲き、遅咲き、2~3輪の房咲にもなります。

ピンクはメアリーローズでオレンジ色がパットオースチン。たくさんの花を次々咲かせます。長く伸びた枝を蔓状にオベリスク仕立てにしても良く咲きます。

パットオースチンの魅力は何といっても独特の花色です。明るいオレンジ色は存在感があり庭を明るくします。秋に咲く花はもっと深い色になります。
チャールズレニーマッキントッシュ

樹高80cm、シュラブ、花茎7cm、四季咲き、花色は青みがかったピンクで深いカップ咲となる。6月中旬咲き。

雨のかからない所に植えた方が、生育は良いようです。鉢で育てるか軒下で育てます。個体によってはツルバラのように垣根に這わせることもできるそうです。私のは雨に弱く、軒下で育てることにしました。

9月もこんなにきれいに咲きます。暖冬の年は11月過ぎまで咲きます。
ワイフオブバース

樹高120cm、花径8cm、シュラブ、四季咲き、花色は中心が澄み切った濃いピンクで外側に向かって薄くなる。2~3輪の房咲。クオーターロゼット咲き。6月初旬から初冬まで断続的に花を咲かせる。うどんこ病黒点病に強くアブラムシも少ない。棘はあるが、鋭くないので扱いやすい。
バラ苗を検索してみましたが、古い品種なので取り扱っている所が見つかりませんでした。

花色は主張しすぎず、他の草花との相性も良い。親株はテッポウムシで枯れましたが、挿し木て出沢山増やしました。本当にたくさん花が咲き、この花の澄んだピンクが何より好きです。
クイーンオブスウェーデン

樹高120cm、直立性、花茎6cmで3輪くらいの房咲、四季咲き、サーモンピンクでデーブカップ咲。イングリッシュローズの中では花持ちのいい品種。6月中旬咲き。葉はマットで小さく丸い。

▲鉢植えだと樹高を80cmくらいに抑えられます。

▲庭植え・・・直立性で場所を取りません。たくさん種類を植えたい、切り花が欲しいという人におすすめです。
アブラハムダービー

樹高180cm、シュラブ、花茎10cm、四季咲き、花色はピンク色を帯びたあんず色でシャクヤクのように咲く。
棘は少ないが鋭く硬い。太い枝は房咲になるが細い枝にも花をよくつける。葉は照り葉で、うどんこ病黒点病に強く、アブラムシも少ない。

枝は蔓状に3メートルぐらいのびるのでアーチに仕立てても良い。フルーティな爽やかな香りが素敵なバラです。日当たりよく肥料を入れて育てた方が花はたくさん咲くきます。

秋にも良く咲き、夕日をバックに花を撮るのもまた面白いです。
コンスタンススプライ

樹高2~3m、花茎8cm、一季咲、花色は濃いピンクで深いカップ咲になります。5月末から6月に咲く。4~5輪の房咲き。
テッポウムシに根を食べられても、脇から芽を出し再生を繰り返している強いバラです。最初から深植えにするとテッポウムシから株本体をを守ることが出来たのではと思いました。

一季咲きですが、綺麗なピンク色の花が次々とたくさん花が咲くので見ごたえあります。雨にも強いので、水滴の乗った花を撮るのもまた楽しみのひとつです。
細い枝には花が咲かないのでなるべく太いシュートを出させるように肥料をしっかり入れます。冬剪定で、80cmくらいに短く切っても咲きますが、地際で切ると翌年は咲きません。

千鳥草の紫やピンクがよく合います。
テスオブザダーバービルズ

樹高180cm、シュラブ、花茎10cm、花色は深い赤で咲き進むと紫がかる。数輪の房咲になる。四季咲き、6月初旬咲き。

今までにない赤い色は庭の調和を乱すのではないかと思いましたが、赤が入ったお陰て引き締まった感じになりました。

植えてすぐテッポウムシの被害に遭い、挿し木をしました。その苗は5年経ちましたが手入れが悪くまだ花が咲きません。
ヘリテージ

樹高120cm、直立、花茎6cm、花色はシエルピンク、4輪くらいの房咲になります。棘はとても少なく、扱いやすいです。うどんこ病黒点病に強く、アブラムシもあまりつきません。
バラ苗を検索してみましたが、古い品種なので取り扱いしている所が見つかりませんでした。

主役不在の写真になってしまいましたが、紅いバラの隣がヘリテージです。かよわそうな顔して実はとても丈夫です。花持ちがあまりよくありません。夏は特に、咲いたら散ります。冬12月に咲いた花は5日間も飾ることが出来たので、本場イギリスではすべてのイングリッシュローズの花を長く楽しめているかもしれないと思いました。足元が影になるので、スタンダード仕立て風になってしまいましたが、樹高80cmくらいの所からたくさん枝を出して、花付き抜群です。四季咲きに優れていて秋遅くまで咲きます。花が咲いた後、花柄を切らないと種が出来るので、花を咲かせたい時は必ず花柄摘みをします。

雨にも強く、花びらに水滴がついても傷みません。雨粒のついた花はとてもきれいです。
コテージローズ

樹高120cm、シュラブ、返り咲き、花茎7cm、花はピンク色で3~5輪の房咲になる。葉はマットな感じで、他のイングリッシュローズよりうどんこ病になる。黒点病には強い。油断するとアブラムシが新芽や蕾などにびっしりつきます。
シュートが長く伸びるのでそれを大事に誘引すると小さなアーチを作ることが出来ます。
憧れのバラが庭に咲く
イングリッシュローズの存在を知ったのは1998年「主婦と生活社」から出版された「バラの庭づくり」という園芸雑誌です。翌2月、園芸店で一株1280円で売られているメアリーローズとコテージローズを買って植えました。当時バラの大苗一つ500円~980円で売られていたので、1280円は少々高い感じがしました。しかし、花が咲いた時は、もっとたくさん買ってくればよかったと後悔したほど、好きになりました。
イングリッシュローズは丈夫で沢山花を咲かせ、香りも素敵で花色も豊富なうえ、株の大きさも、自分好みの大きさに調節でき自在ですので、私にとっては庭づくりには欠かせない存在です。
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