オンシジウム・シャリーベビーが咲きました。
この花が咲くと甘い香りが部屋いっぱいに広がります。

80cm以上もの長い花茎を伸ばし、3センチくらいのチョコレート色した小さな花を150以上つけます。絢爛豪華ではないですが、シックで美しい花です。
この花の特徴はなんといっても甘くいい香りがすることです。
この花の特徴である甘い香りをしっかり出すには、夏の間の手入れが大切なのだそうです。
特に太陽の光が大事なのだそうで、遮光ををして葉焼けを防ぎながら日の光に当てる・・・といいらしいです。

8月31日の様子。七月から咲き始めた花茎の花はは枯れ始め、2本目が咲き始めました。鉢全体で1メートル以上になります。花茎は自立しません。
ピノ子流管理法
しかし、我が家のオンシジウムは毎年7月8月に咲きます。花の咲いている間は、家の中で花を楽しんでいます。それで、なるべくレースのカーテン越しの日の当たる所に置いています。
花が終わってから外に出し、それから蘭用肥料を施します。たいてい9月です。置き場所は胡蝶蘭と同じで、家の北側に置いています。10月になると蘭には肥料を与えていません。オンシジュームも同じです。
冬は、最低気温8度を目安に室内に取り込んでいます。シンビジュームと同じくらいの温度でも十分耐えることが出来ます。室内では東側の出窓に置きっぱなしになります。光は十分なのですが、気温の変化が激しい場所です。
バルブの両側からそれそれひとつずつ花芽を出すのもあります。お得感満載です。
この鉢に入っている株は2株ありますが、ひとつのバルブからひとつずつしか花芽を出していません。株によっても花芽の付け方が違うようです。
植え替えと増やし方

この鉢は新芽の伸びるスペースがなくなってしまったので株分けが必要です。植え替え株分けの作業は来年いたします。
株分けは5月か6月ごろに行います。バルブを3つ付けて分け、ミズゴケで植えつけます。そのとき古いミズゴケ、傷んだり枯れたりしている根は切り取ります。
株を増やしたいときは、葉の付いていないバックバルブで簡単に増やすことが出来ます。2~3のバックバルブの根ををミズゴケで巻いて素焼き鉢に入れておきます。その後の管理は、親株と同じようにすると、新芽が出てきます。
[追記2016年10月17日]
バルブのシワは、花茎を切って施肥、水遣りなどの管理をすれば、一週間くらいで元の状態に戻ります。

花茎を切って一週間くらい経った株。
プチ失敗
一鉢で豪華咲かせたいと思って、沢山増やして、大きな鉢に、次花芽を持つであろう株4っつを寄せ植えしました。
大鉢になるので蒸れないように発泡スチロールを鉢底に入れて植えつけました。四隅に平等に肥料を置き、花芽を待ちましたが、同時に花芽が上がってきません。結局春から夏まで順に花を楽しむことのできる鉢になっただけでした。
いつか10株同時開花をやってみたいと思っています。

実は、超丈夫な植物
私は、昨年7月からめまいがあって、症状の重さ軽さの波はありましたが、3月まで目まいが取れませんでした。それで、花の世話が出来ず、オンシジウムとシンビジウムは玄関に置いたままでした。水受け皿があった2株のシンビジウム以外は、水を2カ月間与えませんでした。受け皿なしで水遣りをすると玄関が水浸しになるし、それを綺麗にする体力がなかったからです。
そんな過酷な中に置かれた花たちは、しかし何事もないかのように、毎年花を咲かせるようにいつも通り蕾をつけました。
「植物の神秘生活」ピーター・トムプキンズ&クリストファーバード著、新井昭廣訳の本に、「植物は隣り合った植物と水を共有するようだ。試しにいくつか鉢を並べておいてその一つだけに水をやり続けると、他の植物も水をやったように生き生きしている。」、と書かれてありました。
私の花たちも、玄関の厳しい環境で、励ましあいながら厳しい状況を乗り越えようとしていたのか、なんとけなげ・・・・・ 真意のほどは如何に。
オンシジウムもまた最強の植物であることを証明しました。
今年は、玄関に置きっぱなしだったオンシジウムの花芽は折り、体力温存に努めることにしました。
植え替えの手順をオンシジウムを植え替えるで詳しく書きました。こちらもご覧ください。
写真はSony a6000で撮りました。
その他、オンシジウム、シンビジウム、デンドロビウム、胡蝶蘭に関する記事はコチラ
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この花が咲くと甘い香りが部屋いっぱいに広がります。

80cm以上もの長い花茎を伸ばし、3センチくらいのチョコレート色した小さな花を150以上つけます。絢爛豪華ではないですが、シックで美しい花です。
この花の特徴はなんといっても甘くいい香りがすることです。
この花の特徴である甘い香りをしっかり出すには、夏の間の手入れが大切なのだそうです。
特に太陽の光が大事なのだそうで、遮光ををして葉焼けを防ぎながら日の光に当てる・・・といいらしいです。

8月31日の様子。七月から咲き始めた花茎の花はは枯れ始め、2本目が咲き始めました。鉢全体で1メートル以上になります。花茎は自立しません。
ピノ子流管理法
しかし、我が家のオンシジウムは毎年7月8月に咲きます。花の咲いている間は、家の中で花を楽しんでいます。それで、なるべくレースのカーテン越しの日の当たる所に置いています。
花が終わってから外に出し、それから蘭用肥料を施します。たいてい9月です。置き場所は胡蝶蘭と同じで、家の北側に置いています。10月になると蘭には肥料を与えていません。オンシジュームも同じです。
冬は、最低気温8度を目安に室内に取り込んでいます。シンビジュームと同じくらいの温度でも十分耐えることが出来ます。室内では東側の出窓に置きっぱなしになります。光は十分なのですが、気温の変化が激しい場所です。
バルブの両側からそれそれひとつずつ花芽を出すのもあります。お得感満載です。
この鉢に入っている株は2株ありますが、ひとつのバルブからひとつずつしか花芽を出していません。株によっても花芽の付け方が違うようです。
植え替えと増やし方

この鉢は新芽の伸びるスペースがなくなってしまったので株分けが必要です。植え替え株分けの作業は来年いたします。
株分けは5月か6月ごろに行います。バルブを3つ付けて分け、ミズゴケで植えつけます。そのとき古いミズゴケ、傷んだり枯れたりしている根は切り取ります。
株を増やしたいときは、葉の付いていないバックバルブで簡単に増やすことが出来ます。2~3のバックバルブの根ををミズゴケで巻いて素焼き鉢に入れておきます。その後の管理は、親株と同じようにすると、新芽が出てきます。
[追記2016年10月17日]
バルブのシワは、花茎を切って施肥、水遣りなどの管理をすれば、一週間くらいで元の状態に戻ります。

花茎を切って一週間くらい経った株。
プチ失敗
一鉢で豪華咲かせたいと思って、沢山増やして、大きな鉢に、次花芽を持つであろう株4っつを寄せ植えしました。
大鉢になるので蒸れないように発泡スチロールを鉢底に入れて植えつけました。四隅に平等に肥料を置き、花芽を待ちましたが、同時に花芽が上がってきません。結局春から夏まで順に花を楽しむことのできる鉢になっただけでした。
いつか10株同時開花をやってみたいと思っています。

実は、超丈夫な植物
私は、昨年7月からめまいがあって、症状の重さ軽さの波はありましたが、3月まで目まいが取れませんでした。それで、花の世話が出来ず、オンシジウムとシンビジウムは玄関に置いたままでした。水受け皿があった2株のシンビジウム以外は、水を2カ月間与えませんでした。受け皿なしで水遣りをすると玄関が水浸しになるし、それを綺麗にする体力がなかったからです。
そんな過酷な中に置かれた花たちは、しかし何事もないかのように、毎年花を咲かせるようにいつも通り蕾をつけました。
「植物の神秘生活」ピーター・トムプキンズ&クリストファーバード著、新井昭廣訳の本に、「植物は隣り合った植物と水を共有するようだ。試しにいくつか鉢を並べておいてその一つだけに水をやり続けると、他の植物も水をやったように生き生きしている。」、と書かれてありました。
私の花たちも、玄関の厳しい環境で、励ましあいながら厳しい状況を乗り越えようとしていたのか、なんとけなげ・・・・・ 真意のほどは如何に。
オンシジウムもまた最強の植物であることを証明しました。
今年は、玄関に置きっぱなしだったオンシジウムの花芽は折り、体力温存に努めることにしました。
植え替えの手順をオンシジウムを植え替えるで詳しく書きました。こちらもご覧ください。
写真はSony a6000で撮りました。
その他、オンシジウム、シンビジウム、デンドロビウム、胡蝶蘭に関する記事はコチラ