ゼラニウムは大変丈夫で、美しい花を沢山咲かせる園芸家ならだれでも知っているポピュラーな花です。私も今まで3種類しか買ったことが無く、他は友達からもらったものをずっと育てていました。手入れをしなくても必ず咲く花ですが‥‥
実はちょっとしたコツでたくさん花を咲かせることが分かりました。手抜きしながら楽にたくさんの花を楽しむ方法を書きます。
ゼラニウム
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2017年7月26日撮影
原産地・・・南アフリカ、熱帯アフリカ、オーストラリアなどの乾燥した地
特徴・・・フウロソウ属のゼラニウムは乾燥に強い多年草。ひとつの花茎に10~20くらいの蕾を持ち株一杯に花を咲かせます。気温が10℃~27℃くらいでは常に花を咲かせるので、冬の室内で、一定の温度があれば花を咲かせます。花色も豊富で、赤、白、ピンク、アプリコット、中間色や絞りなどもあります。
株の大きさ・・・種類によって様々ですが、20cmくらいから花を楽しめるものから60cmくらいにならないと花を咲かせないのもあります。
栽培場所・・・茨城県北部
栽培場所の気温・・・例年-5℃~34℃でしたが、2018年1月にはー7℃になりました。冬は太平洋側独特の乾燥した天気で2月から3月初めにかけて雪が降ります。最近は雪のない年もあります。夏場は海側から霧が立ち、湿度が高くじめじめした日が多くなりました。
入手方法・・・店頭又は通販などでも購入できます。珍しいものや古い品種などは意外とご近所に育てている方がいらっしゃいます。
栽培難度・・・決して難しくはありませんが、品種によってやや気を使うものがあります。
ゼラニウムの年間の手入れ
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2017年5月23日撮影。
ゼラニウムを育てるうえで注意すべき点は、以下の点です。それ以外ではあまり気にする必要はありません。いつも必ず花を咲かせてくれる元気な植物です。
1、雨にあてない。
2、枯葉は取り除く。
3、水は土の表面が乾いてからやる。
4、肥料は定期的に施す。
5、夏の高温期を除き、周年日当りの良い場所に置く。
6、成長が早いので1年に一度は植え替えを行う
これらの点に注意して栽培すれば立派な花が咲きます。
置き場所
春から秋にかけて日当たりのいい、雨の当たらない軒下で管理します。梅雨明けから8月の厳しい暑さで弱るので、涼しい場所に移します。9月以降はまた軒下の日当りのいい場所で管理します。
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2017年5月23日撮影。夏の間、軒下で管理しているゼラニウム
冬、室内に取り込む場合は、気温10℃以下になるころに取り込みます。日当りのいい窓辺で管理すると冬の間も花が咲きます。戸外で管理する場合は、最低気温が7℃以下になる12月中頃から水を切り、温度が一定で風の当たらない場所に置きます。地上部分は枯れたようになりますが切り取りません。防寒と、冷害を軽減させるためです。雪がかかる時、厳しい寒さの時は新聞紙などで覆います。
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戸外に置いたゼラニウム。意外と寒さに強いですが、2018年1月は初めて経験するー7℃でした。今まで大丈夫だったことが、大丈夫ではありませんでした。耐寒中程度(ー5℃くらい)の多くの植物が枯れました。
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ゼラニウムも例外ではありません。暖冬に慣れきっていたので、寒波を甘く見ていました。2017年11月に挿し木をして室内で小さい苗で冬越ししたものと、戸外のわずかな鉢が生き残りました。今年は、挿し木をして室内で冬越ししようと思います。
切り戻し
3月の終わりごろ、戸外に置いたものはそろそろ新芽が伸びだします。新芽の位置を確認して、地際から10cm~15cmくらいで切ります。春は植え替えのシーズンでもあります。鉢増しはこの時に行います。
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3月に切り戻しをした株は花が一斉に咲きました。
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植え替えをする時に剪定しようと冬越し後のそのままの姿の株です。枝の先が貧弱で、花も2~5くらいの房で、花も小さく不揃いです。
9月になると、草丈が伸び、夏の暑さでくたびれた株は、花も少なく葉も小さくなっています。
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オレンジで示したところは秋に切り戻すところ、ピンクは春に切り戻す場所です。秋は、草丈を3分の2くらいのところで切ります。切る場所は葉の上です。葉のないところで切ると芽が出ないことがあり、ます。秋口に花が少ないのは、夏バテかもしれません。肥料を与えて株の充実を図ります。
植え替え
ゼラニウムは生育旺盛で、鉢植えでは年に1回の植え替えが理想です。切り戻ししたときに同時に新しい土に植え替えを行うと、新芽が勢いよく伸びて良いです。切り戻しはしていなくても、株より鉢が小さいもので、鉢替えが必要なものの植え替えも行います。
植え替え用土・・・赤玉土6・腐葉土4+石灰・マグアンプK

鉢から抜いて、割りばしなどで根鉢を3分の1ほど崩します。長い根は赤いマークの所で短く切ります。一回り大きな鉢に用意した土で植えて草花用緩効性化成肥料を鉢の縁に置きます。水をたっぷり与えます。
大きな花を沢山咲かせるコツ
年間の手入れと重複している部分もありますが、育てているうえで大事だと思ったところを書きます。
1、定期的に肥料を与える
多くの草花は、肥料が無くても、成長して光合成しながら体内にためた養分で花を咲かせ種を作ります。ゼラニウムも、春には自力で大きな花を咲かせますが、春以降も連続して咲かせるためには、定期的に肥料が必要です。草花用緩効性肥料(窒素10・リン酸10・カリ10)を商品の表示に従い定期的に与えます。以前はケチって少ししか与えていませんでしたが、その時はそれなりしか花は咲きませんでした。
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用土も新しくし、肥料も定期的に与えていると、葉の艶も良く大きな花を連続して咲かせます。
2、年に一回の植え替え
ゼラニウムは成長の早い植物です。年に1回は植え替えをするのが理想です。(植え替え参照)
手抜きアドバイス・・軒下で雨のかからない場所に鉢を地面に直接置くと、鉢底から根が出て何年も植え替えしなくて済みます。肥料は鉢の中、鉢の周りにパラパラまきます。
鉢植えの場合でも、かたくなった土をほぐすだけでも効果があります。ほぐすときは、株元から離れた鉢の縁をほぐします。ほぐした時に、土を少し新しいものと入れ替えるともっといいです。
3、植え時には土に注意する
以前、葉野菜サニーレタス・レッドファイヤーを植えた土にゼラニウムの子苗を植えました。葉や茎は大きく茂りましたがなかなか花が咲きません。肥料が切れるころようやく花が咲きました。
4、肥料の成分に注意する
3番と重なりますが、6月、バラに肥料を与えていた時、ついでにゼラニウムの鉢にもパラパラと施しました。すると、他の鉢(バラ用肥料を与えていない鉢)のゼラニウムはたくさん花を咲かせるのに対し、バラ用肥料を施したものは葉や茎ばかり茂り花を咲かせませんでした。肥料が切れるころボチボチ花を咲かせました。
5、植えこむ鉢と株はバランスよく
どうせ大きくなるからと、大きな鉢に植えると、鉢の中心部分の土がなかなか乾かず、しかし、表土は乾いているので水をやります。すると、いつも濡れている状態になり、根腐れを起こし枯れてしまいます。ぐったりしている株を見たら根を確認しましょう。株がぐらぐらする原因の一つにコガネムシの幼虫の仕業があります。いずれも株を抜いて土の中を点検します。コガネムシについては「ゼラニウムの病害虫・予防と対策」で取り上げました。
6、意外かもしれませんがゼラニウムは夏の暑さに弱い
春から初夏までは南側の日当りの良い場所が最適ですが、暑さ厳しい夏場は、木漏れ日が当たる程度の日差しが適していると思います。特に鉢の中の土が高温になる事が、ゼラニウムにはダメージが大きいようです。土の温度をあげない工夫が必要です。
7、種取は最小限に
ゼラニウムは丈夫な植物ですが、種は、必要以上につけさせないようにした方が、株が弱らずにすみます。丈夫だからと花茎を取らないでいると、枝先が細り花が咲かなくなってしまいます。
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大抵のゼラニウムは花茎を切らないと種が出来ます。種取りをしないものは、花が終わったら花茎を切ります。
8、生育期に葉をたくさんつけて枝を沢山切ると株を弱らせる
知人友人たちに枝を切ってあげていたら、わずか芽がでたきりで伸びないままで秋を迎えました。この品種は枝を切るとそのまま枯れてしまうことがあります。
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10月30日の私の一番好きな花。こんなに残念な姿に・・・。
最近は雨にも強い品種が出来たとか、庭でも栽培できると、庭の景色がまた違って見えますね。育ててみたいです。
私の使っている肥料はこちら
マグアンプKは、根が直接触れても肥料焼けをしないので、植えこむときに土に混ぜて使います。鉢物のどの植物にも使える優れものです。
ゼラニウムや、パンジーなど花を沢山咲かせたい植物はこの化成肥料を使っています。
倉庫に片づけるとつい面倒なので、鉢の陰に置いて気が付いたら肥料をやるような感じです。お陰で肥料を忘れずやるようになりました。
ゼラニウムフォトアルバム
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種から育てた花。丈夫で超多花性。種も良く採れます。
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種から育てた花、丈夫で多花性。挿し木が容易。中型の株。種は少ないです。
sony a6000 photo by Yasunosukey
種から育てた花、高性種、花茎が少ないが、一枝に咲く花はてまりのように丸くなります。種はあまり付けません。非常に丈夫で、どこにでも挿せばつくので、種から育てるより挿し木をします。
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種から育てた花、種は付けません。夏の蒸れに弱いです。非常にたくさんの花を持ちます。華やかです。
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種から育てた花、脇枝も増えず大きく育ちません。挿し穂が取れないので種を蒔まきます。
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ゼラニウムは手のかからない丈夫な鉢花です。種から育てた花。多花性、枝を伸ばし次々に咲くが、挿し木が難しいので種で増やします。
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アメリカーナ・・・丈夫で挿し木で増やす。多花性、20cmくらいでこんもりと花を咲かせます。花持ちはあまりよくありません。2018年1月の寒波で3鉢で育てていた全て枯れてしまいました。アメリカーナは人気品種で今でも販売されています。
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友達からプランターごともらいました。ゼラニウムにこんな美しい花があるのかと感動した花です。強健、多花性。種も良く採れます。花持ちが良いので切り花でも楽しんでいます。
最後に
今回2018年5月31日に、ゼラニウムの年間の手入れ法や花を咲かせるコツなどを、新しい発見なども追加して、2016年9月9日に書いた記事を書き直しました。「ゼラニウム病害虫・予防と対策」も新しく書き直しました。こちらは新しい発見がたくさんありましたので、いっぱい追記しました。
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実はちょっとしたコツでたくさん花を咲かせることが分かりました。手抜きしながら楽にたくさんの花を楽しむ方法を書きます。
ゼラニウム

2017年7月26日撮影
原産地・・・南アフリカ、熱帯アフリカ、オーストラリアなどの乾燥した地
特徴・・・フウロソウ属のゼラニウムは乾燥に強い多年草。ひとつの花茎に10~20くらいの蕾を持ち株一杯に花を咲かせます。気温が10℃~27℃くらいでは常に花を咲かせるので、冬の室内で、一定の温度があれば花を咲かせます。花色も豊富で、赤、白、ピンク、アプリコット、中間色や絞りなどもあります。
株の大きさ・・・種類によって様々ですが、20cmくらいから花を楽しめるものから60cmくらいにならないと花を咲かせないのもあります。
栽培場所・・・茨城県北部
栽培場所の気温・・・例年-5℃~34℃でしたが、2018年1月にはー7℃になりました。冬は太平洋側独特の乾燥した天気で2月から3月初めにかけて雪が降ります。最近は雪のない年もあります。夏場は海側から霧が立ち、湿度が高くじめじめした日が多くなりました。
入手方法・・・店頭又は通販などでも購入できます。珍しいものや古い品種などは意外とご近所に育てている方がいらっしゃいます。
栽培難度・・・決して難しくはありませんが、品種によってやや気を使うものがあります。
ゼラニウムの年間の手入れ

2017年5月23日撮影。
ゼラニウムを育てるうえで注意すべき点は、以下の点です。それ以外ではあまり気にする必要はありません。いつも必ず花を咲かせてくれる元気な植物です。
1、雨にあてない。
2、枯葉は取り除く。
3、水は土の表面が乾いてからやる。
4、肥料は定期的に施す。
5、夏の高温期を除き、周年日当りの良い場所に置く。
6、成長が早いので1年に一度は植え替えを行う
これらの点に注意して栽培すれば立派な花が咲きます。
置き場所
春から秋にかけて日当たりのいい、雨の当たらない軒下で管理します。梅雨明けから8月の厳しい暑さで弱るので、涼しい場所に移します。9月以降はまた軒下の日当りのいい場所で管理します。

2017年5月23日撮影。夏の間、軒下で管理しているゼラニウム
冬、室内に取り込む場合は、気温10℃以下になるころに取り込みます。日当りのいい窓辺で管理すると冬の間も花が咲きます。戸外で管理する場合は、最低気温が7℃以下になる12月中頃から水を切り、温度が一定で風の当たらない場所に置きます。地上部分は枯れたようになりますが切り取りません。防寒と、冷害を軽減させるためです。雪がかかる時、厳しい寒さの時は新聞紙などで覆います。

戸外に置いたゼラニウム。意外と寒さに強いですが、2018年1月は初めて経験するー7℃でした。今まで大丈夫だったことが、大丈夫ではありませんでした。耐寒中程度(ー5℃くらい)の多くの植物が枯れました。

ゼラニウムも例外ではありません。暖冬に慣れきっていたので、寒波を甘く見ていました。2017年11月に挿し木をして室内で小さい苗で冬越ししたものと、戸外のわずかな鉢が生き残りました。今年は、挿し木をして室内で冬越ししようと思います。
切り戻し
3月の終わりごろ、戸外に置いたものはそろそろ新芽が伸びだします。新芽の位置を確認して、地際から10cm~15cmくらいで切ります。春は植え替えのシーズンでもあります。鉢増しはこの時に行います。

3月に切り戻しをした株は花が一斉に咲きました。

植え替えをする時に剪定しようと冬越し後のそのままの姿の株です。枝の先が貧弱で、花も2~5くらいの房で、花も小さく不揃いです。
9月になると、草丈が伸び、夏の暑さでくたびれた株は、花も少なく葉も小さくなっています。

オレンジで示したところは秋に切り戻すところ、ピンクは春に切り戻す場所です。秋は、草丈を3分の2くらいのところで切ります。切る場所は葉の上です。葉のないところで切ると芽が出ないことがあり、ます。秋口に花が少ないのは、夏バテかもしれません。肥料を与えて株の充実を図ります。
植え替え
ゼラニウムは生育旺盛で、鉢植えでは年に1回の植え替えが理想です。切り戻ししたときに同時に新しい土に植え替えを行うと、新芽が勢いよく伸びて良いです。切り戻しはしていなくても、株より鉢が小さいもので、鉢替えが必要なものの植え替えも行います。
植え替え用土・・・赤玉土6・腐葉土4+石灰・マグアンプK

鉢から抜いて、割りばしなどで根鉢を3分の1ほど崩します。長い根は赤いマークの所で短く切ります。一回り大きな鉢に用意した土で植えて草花用緩効性化成肥料を鉢の縁に置きます。水をたっぷり与えます。
大きな花を沢山咲かせるコツ
年間の手入れと重複している部分もありますが、育てているうえで大事だと思ったところを書きます。
1、定期的に肥料を与える
多くの草花は、肥料が無くても、成長して光合成しながら体内にためた養分で花を咲かせ種を作ります。ゼラニウムも、春には自力で大きな花を咲かせますが、春以降も連続して咲かせるためには、定期的に肥料が必要です。草花用緩効性肥料(窒素10・リン酸10・カリ10)を商品の表示に従い定期的に与えます。以前はケチって少ししか与えていませんでしたが、その時はそれなりしか花は咲きませんでした。

用土も新しくし、肥料も定期的に与えていると、葉の艶も良く大きな花を連続して咲かせます。
2、年に一回の植え替え
ゼラニウムは成長の早い植物です。年に1回は植え替えをするのが理想です。(植え替え参照)
手抜きアドバイス・・軒下で雨のかからない場所に鉢を地面に直接置くと、鉢底から根が出て何年も植え替えしなくて済みます。肥料は鉢の中、鉢の周りにパラパラまきます。
鉢植えの場合でも、かたくなった土をほぐすだけでも効果があります。ほぐすときは、株元から離れた鉢の縁をほぐします。ほぐした時に、土を少し新しいものと入れ替えるともっといいです。
3、植え時には土に注意する
以前、葉野菜サニーレタス・レッドファイヤーを植えた土にゼラニウムの子苗を植えました。葉や茎は大きく茂りましたがなかなか花が咲きません。肥料が切れるころようやく花が咲きました。
4、肥料の成分に注意する
3番と重なりますが、6月、バラに肥料を与えていた時、ついでにゼラニウムの鉢にもパラパラと施しました。すると、他の鉢(バラ用肥料を与えていない鉢)のゼラニウムはたくさん花を咲かせるのに対し、バラ用肥料を施したものは葉や茎ばかり茂り花を咲かせませんでした。肥料が切れるころボチボチ花を咲かせました。
5、植えこむ鉢と株はバランスよく
どうせ大きくなるからと、大きな鉢に植えると、鉢の中心部分の土がなかなか乾かず、しかし、表土は乾いているので水をやります。すると、いつも濡れている状態になり、根腐れを起こし枯れてしまいます。ぐったりしている株を見たら根を確認しましょう。株がぐらぐらする原因の一つにコガネムシの幼虫の仕業があります。いずれも株を抜いて土の中を点検します。コガネムシについては「ゼラニウムの病害虫・予防と対策」で取り上げました。
6、意外かもしれませんがゼラニウムは夏の暑さに弱い
春から初夏までは南側の日当りの良い場所が最適ですが、暑さ厳しい夏場は、木漏れ日が当たる程度の日差しが適していると思います。特に鉢の中の土が高温になる事が、ゼラニウムにはダメージが大きいようです。土の温度をあげない工夫が必要です。
7、種取は最小限に
ゼラニウムは丈夫な植物ですが、種は、必要以上につけさせないようにした方が、株が弱らずにすみます。丈夫だからと花茎を取らないでいると、枝先が細り花が咲かなくなってしまいます。

大抵のゼラニウムは花茎を切らないと種が出来ます。種取りをしないものは、花が終わったら花茎を切ります。
8、生育期に葉をたくさんつけて枝を沢山切ると株を弱らせる
知人友人たちに枝を切ってあげていたら、わずか芽がでたきりで伸びないままで秋を迎えました。この品種は枝を切るとそのまま枯れてしまうことがあります。

10月30日の私の一番好きな花。こんなに残念な姿に・・・。
最近は雨にも強い品種が出来たとか、庭でも栽培できると、庭の景色がまた違って見えますね。育ててみたいです。
私の使っている肥料はこちら
マグアンプKは、根が直接触れても肥料焼けをしないので、植えこむときに土に混ぜて使います。鉢物のどの植物にも使える優れものです。
ゼラニウムや、パンジーなど花を沢山咲かせたい植物はこの化成肥料を使っています。
倉庫に片づけるとつい面倒なので、鉢の陰に置いて気が付いたら肥料をやるような感じです。お陰で肥料を忘れずやるようになりました。
ゼラニウムフォトアルバム

種から育てた花。丈夫で超多花性。種も良く採れます。

種から育てた花、丈夫で多花性。挿し木が容易。中型の株。種は少ないです。

種から育てた花、高性種、花茎が少ないが、一枝に咲く花はてまりのように丸くなります。種はあまり付けません。非常に丈夫で、どこにでも挿せばつくので、種から育てるより挿し木をします。

種から育てた花、種は付けません。夏の蒸れに弱いです。非常にたくさんの花を持ちます。華やかです。

種から育てた花、脇枝も増えず大きく育ちません。挿し穂が取れないので種を蒔まきます。

ゼラニウムは手のかからない丈夫な鉢花です。種から育てた花。多花性、枝を伸ばし次々に咲くが、挿し木が難しいので種で増やします。

アメリカーナ・・・丈夫で挿し木で増やす。多花性、20cmくらいでこんもりと花を咲かせます。花持ちはあまりよくありません。2018年1月の寒波で3鉢で育てていた全て枯れてしまいました。アメリカーナは人気品種で今でも販売されています。

友達からプランターごともらいました。ゼラニウムにこんな美しい花があるのかと感動した花です。強健、多花性。種も良く採れます。花持ちが良いので切り花でも楽しんでいます。
最後に
今回2018年5月31日に、ゼラニウムの年間の手入れ法や花を咲かせるコツなどを、新しい発見なども追加して、2016年9月9日に書いた記事を書き直しました。「ゼラニウム病害虫・予防と対策」も新しく書き直しました。こちらは新しい発見がたくさんありましたので、いっぱい追記しました。