ゼラニウム、意外と手を焼く植物
3年前チェコの友達から、彼女の家で取れたゼラニウムの種が送られてきました。彼女はゼラニウムのプロで、展示即売会や園芸講師も務め、自宅でも400以上ものゼラニウムを育てているというスーパーゼラニウムウーマン。その彼女が送ってくれた種を蒔くと、たくさんの種類のゼラニウムが芽を出しました。
その中には肥料をやっても一度も花をつけないもの、50センチ以上成長した先にようやく花を咲かせるもの、分枝のための摘芯でいじけて伸びなくなってしまうもの、枯れてしまうものなどなどありました。
その蒔いた種の中にこんな花もありました。

咲きはじめは、白地に赤の絞りの入る華やかな花。やがてピンク色に変化します。花びらは大きく五弁、咲き進むにつれ花びらの縁が少しカールします。まるでひらひらと妖精の羽のように見えたので、「フェアリー」と名付けて大事にしていました。
私はこの花がとても好きで、この花を増やしたいと思いましたが、摘芯したらいじけてそれ以上伸びませんでした。とてもたくさん花芽を持つのですが、分枝があまりありません。挿し木も全滅してしまいました。そこで、沢山種を蒔き、一つの鉢に3~4本植えることにしました。

剪定したら枯れてしまった苗。
種を蒔いてみると、

親株と花形は一緒ですが、花色は違うペールピンクの花と、

このようなオレンジがっかたピンク色の花が咲きました。
なんだか得をした気分です。どちらも親株に性質が似ていて多花性です。いじけるのも一緒です。育てているとこの手を焼かされるのも好きになってしまいます。
株が大型になるものは茎も太く根着きもいいです。

春、剪定した枝を無造作にバラの根元に置いた大きくなるタイプのゼラニウム、簡単に根着いて大株に育ち花を咲かせました。

8月、風通しを良くするため短く剪定しました。

しかし、剪定は、全体にハサミを入れなければ勢いのある枝だけ伸びてしまうのもあります。
これは7月に剪定したものです。
ゼラニウムをもっと楽しむ
種まきで新しい花を咲かせたり切り花にしたり、特に大型になる株は、花数は少ないですが、花持ちがよいです。また、写真を撮るのも好きです。下の写真の花は全て種から育てたものです。

出窓は苗の育成場。






秋の紅葉もまた美しいです。
病弱ガーデナーは、庭に出ることも少なく花の前に立つ時間も短いですが、手間いらずの花たちは、少しの肥料と水で、華やかに咲いています。
以前はゼラニウムにあまり関心がなかったけれど、友達の送ってくれた種がきっかけで、ゼラニウムの魅力にはまってしまいました。今では、体調悪く横になっているときも、次の作業の手順を考えています。
採取した種の性質は、種を作る親株にだいたいが似ていて、花粉で花色が変わるような感じがします。それで、「フェアリー」の種を作る時、薄桃色の花の隣で種を作ったら採取し、残りの花は全部取り除き、次はピンクの花の隣に置いて種を作ることをしました。採取した種にはどんな花が隠されているのか、見るのが楽しみです。
一番最初の写真はSony Cyber-shotで、以下全てSony a6000で撮りました。
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3年前チェコの友達から、彼女の家で取れたゼラニウムの種が送られてきました。彼女はゼラニウムのプロで、展示即売会や園芸講師も務め、自宅でも400以上ものゼラニウムを育てているというスーパーゼラニウムウーマン。その彼女が送ってくれた種を蒔くと、たくさんの種類のゼラニウムが芽を出しました。
その中には肥料をやっても一度も花をつけないもの、50センチ以上成長した先にようやく花を咲かせるもの、分枝のための摘芯でいじけて伸びなくなってしまうもの、枯れてしまうものなどなどありました。
その蒔いた種の中にこんな花もありました。

咲きはじめは、白地に赤の絞りの入る華やかな花。やがてピンク色に変化します。花びらは大きく五弁、咲き進むにつれ花びらの縁が少しカールします。まるでひらひらと妖精の羽のように見えたので、「フェアリー」と名付けて大事にしていました。
私はこの花がとても好きで、この花を増やしたいと思いましたが、摘芯したらいじけてそれ以上伸びませんでした。とてもたくさん花芽を持つのですが、分枝があまりありません。挿し木も全滅してしまいました。そこで、沢山種を蒔き、一つの鉢に3~4本植えることにしました。

剪定したら枯れてしまった苗。
種を蒔いてみると、

親株と花形は一緒ですが、花色は違うペールピンクの花と、

このようなオレンジがっかたピンク色の花が咲きました。
なんだか得をした気分です。どちらも親株に性質が似ていて多花性です。いじけるのも一緒です。育てているとこの手を焼かされるのも好きになってしまいます。
株が大型になるものは茎も太く根着きもいいです。

春、剪定した枝を無造作にバラの根元に置いた大きくなるタイプのゼラニウム、簡単に根着いて大株に育ち花を咲かせました。

8月、風通しを良くするため短く剪定しました。

しかし、剪定は、全体にハサミを入れなければ勢いのある枝だけ伸びてしまうのもあります。
これは7月に剪定したものです。
ゼラニウムをもっと楽しむ
種まきで新しい花を咲かせたり切り花にしたり、特に大型になる株は、花数は少ないですが、花持ちがよいです。また、写真を撮るのも好きです。下の写真の花は全て種から育てたものです。

出窓は苗の育成場。






秋の紅葉もまた美しいです。
病弱ガーデナーは、庭に出ることも少なく花の前に立つ時間も短いですが、手間いらずの花たちは、少しの肥料と水で、華やかに咲いています。
以前はゼラニウムにあまり関心がなかったけれど、友達の送ってくれた種がきっかけで、ゼラニウムの魅力にはまってしまいました。今では、体調悪く横になっているときも、次の作業の手順を考えています。
採取した種の性質は、種を作る親株にだいたいが似ていて、花粉で花色が変わるような感じがします。それで、「フェアリー」の種を作る時、薄桃色の花の隣で種を作ったら採取し、残りの花は全部取り除き、次はピンクの花の隣に置いて種を作ることをしました。採取した種にはどんな花が隠されているのか、見るのが楽しみです。
一番最初の写真はSony Cyber-shotで、以下全てSony a6000で撮りました。