植物は、園芸店で購入する以外にも鳥や虫に運ばれ、風に乗りやってきます。ヒメツルソバもそうでした。倉庫の脇に綺麗な葉の植物が芽を出していました。そしてそのツルにはピンク色の小さな丸い可愛い花がついていました。冬になると消えてしまい、がっかりしていると翌年はさらに大きな株になって、たくさん花を付けました。育て方を知りたくても名前を知るまでは何年もかかりました。
ヒメツルソバ
名前;ヒメツルソバ(ポリゴナム)
原産地;ヒマラヤ、タデ科の植物
特徴;葉にあずき色を濃くしたようなV字模様の入った綺麗な葉をした主根草。冬、零下になる所では地上部が枯れる。春に芽を出し50cmくらいの蔓状の枝を地面を這うように伸ばし、9月から11月にかけ直径1cm弱のボール状のピンクの花を咲かせる。
栽培場所;茨城県北部
栽培場所の気候;-5℃~34℃
ヒメツルソバの栽培方法
栽培方法について特に書くことはありません。非常に丈夫で場所も地質も選びません。肥料もやったことがありません。生えている場所は物置の前。北側で日陰です。
こぼれ種でも増えますし、蔓は立ち上がらず50cm前後、横に地面を這うように広がります。節から根を出して地面にしっかりと張り付きます。花茎は10cm前後で立ち上がり、歩いていて足に絡まることもなく、足を取られることもありません。
私のところでは、花は9月半ばから11月にかけて咲きます。
時々整枝をして見栄えを良くします。
ヒメツルソバは生育旺盛です。通路でも踏まれても広がります。広がり過ぎたら抜きます。
見た目が非常に汚いですが、タイヤの出し入れ、庭の手入れのために何往復もした後です。
「倉庫を買い替える時には絶対に、駐車場に最短の距離に置いてやる〜〜〜う!」と今から宣言しています。
葉は、日当りのいい場所で、気温が下がると紅葉します。
寒風の当たらない、雪や霜の降りない場所では綺麗な紅葉が見られます。
半日影の場所は葉の色が黒っぽくなります。
Photo by Yasunosukye
南側の日の当たる場所でも露天で霜や雪に当たると枯れてしまいます。植物でもこんなに様子が違います。植物をどう見せたいかで置き場所も変えると面白いですね。
枯れた地上部の草を取り除きます。地上部が枯れても根は生きていいて翌年5月ごろに節の所に隠した芽から葉を展開させ復活します。根のついているところは抜かないようにするといいです。こぼれ種でも増えていきます。
5月、新芽が出ます。私は寒い時期の作業は苦手なので、このころ枯れたツルを切り取り除きます。
また、増えすぎた場所も抜きます。庭のあちらこちらから芽を出したヒメツルソバ。
肥料・植え替え・病害虫について
地植えは肥料は必要ありませんが、鉢植えは、春新芽が伸びるころと5月と9月花の咲く前に緩効性化成肥料を少量与えます。
鉢植えは霜の前に家に取り込みます。翌春に植え替えします。
病害虫については特に心配はありません。
ヒメツルソバの増やし方
5月になると新芽が出ます。それを鉢に移します。
こちらはこぼれ種から出た芽。左の大きな葉は、昨年伸びたツルから発生した新芽。増やすのは昨年伸びたツルから出来た新芽を使うと、株が早く育ちます。
枯れたツルは切り落とします。
こんな感じで整えて、赤玉土6、腐葉土4の土で植えます。植えつけ時には肥料は混ぜません。植えつけた後は、明るい日陰で1週間ほど管理します。
5月2日、家の裏で。水切れに注意します。まだ根が定着していない時は、鉢皿などにまとめて置いて(下の写真)、水を張って吸水させると苗がぐらつかずに済みます。1週間後に水肥を施します。
5月23日すっかり株も定着しました。日の当たる場所で管理します。草花用緩効性化成肥料3粒ずつやります。小さい花がひとつ咲きました。
更に株を育てて、寄せ植えに使います。
苗の入手法は、園芸店などで売られています。通販でも売っています。とにかく丈夫なので、寄せ植えやグランドカバーなどに使ってみてはいかがでしょうか。
スポンサーリンク
ヒメツルソバ
名前;ヒメツルソバ(ポリゴナム)
原産地;ヒマラヤ、タデ科の植物
特徴;葉にあずき色を濃くしたようなV字模様の入った綺麗な葉をした主根草。冬、零下になる所では地上部が枯れる。春に芽を出し50cmくらいの蔓状の枝を地面を這うように伸ばし、9月から11月にかけ直径1cm弱のボール状のピンクの花を咲かせる。
栽培場所;茨城県北部
栽培場所の気候;-5℃~34℃
ヒメツルソバの栽培方法
栽培方法について特に書くことはありません。非常に丈夫で場所も地質も選びません。肥料もやったことがありません。生えている場所は物置の前。北側で日陰です。
こぼれ種でも増えますし、蔓は立ち上がらず50cm前後、横に地面を這うように広がります。節から根を出して地面にしっかりと張り付きます。花茎は10cm前後で立ち上がり、歩いていて足に絡まることもなく、足を取られることもありません。
私のところでは、花は9月半ばから11月にかけて咲きます。
時々整枝をして見栄えを良くします。
ヒメツルソバは生育旺盛です。通路でも踏まれても広がります。広がり過ぎたら抜きます。
見た目が非常に汚いですが、タイヤの出し入れ、庭の手入れのために何往復もした後です。
「倉庫を買い替える時には絶対に、駐車場に最短の距離に置いてやる〜〜〜う!」と今から宣言しています。
葉は、日当りのいい場所で、気温が下がると紅葉します。
寒風の当たらない、雪や霜の降りない場所では綺麗な紅葉が見られます。
半日影の場所は葉の色が黒っぽくなります。
Photo by Yasunosukye
南側の日の当たる場所でも露天で霜や雪に当たると枯れてしまいます。植物でもこんなに様子が違います。植物をどう見せたいかで置き場所も変えると面白いですね。
枯れた地上部の草を取り除きます。地上部が枯れても根は生きていいて翌年5月ごろに節の所に隠した芽から葉を展開させ復活します。根のついているところは抜かないようにするといいです。こぼれ種でも増えていきます。
5月、新芽が出ます。私は寒い時期の作業は苦手なので、このころ枯れたツルを切り取り除きます。
また、増えすぎた場所も抜きます。庭のあちらこちらから芽を出したヒメツルソバ。
肥料・植え替え・病害虫について
地植えは肥料は必要ありませんが、鉢植えは、春新芽が伸びるころと5月と9月花の咲く前に緩効性化成肥料を少量与えます。
鉢植えは霜の前に家に取り込みます。翌春に植え替えします。
病害虫については特に心配はありません。
ヒメツルソバの増やし方
5月になると新芽が出ます。それを鉢に移します。
こちらはこぼれ種から出た芽。左の大きな葉は、昨年伸びたツルから発生した新芽。増やすのは昨年伸びたツルから出来た新芽を使うと、株が早く育ちます。
枯れたツルは切り落とします。
こんな感じで整えて、赤玉土6、腐葉土4の土で植えます。植えつけ時には肥料は混ぜません。植えつけた後は、明るい日陰で1週間ほど管理します。
5月2日、家の裏で。水切れに注意します。まだ根が定着していない時は、鉢皿などにまとめて置いて(下の写真)、水を張って吸水させると苗がぐらつかずに済みます。1週間後に水肥を施します。
5月23日すっかり株も定着しました。日の当たる場所で管理します。草花用緩効性化成肥料3粒ずつやります。小さい花がひとつ咲きました。
更に株を育てて、寄せ植えに使います。
苗の入手法は、園芸店などで売られています。通販でも売っています。とにかく丈夫なので、寄せ植えやグランドカバーなどに使ってみてはいかがでしょうか。
花苗 グランドカバー ポリゴナム(ヒメツルソバ) 3,5号ポリポット苗 2個セット 価格:540円 |